ドイツ 1号戦車 A型
「ドイツ 1号戦車 A型 (プラモデル) (FTF 1/72 AFV No.PL1939-002 )」です
●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の軽戦車「1号戦車A型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●ドイツ戦車の基礎となり、大戦初期には戦車戦力の重要な一画を占めた「1号戦車A型」を再現、ドイツ的な直線を基調としたフォルムに、小型の銃塔に連装式の機銃を装備したスタイルを表現した内容となっています
【 「1号戦車A型」について 】
●第1次世界大戦敗北の結果、ベルサイユ条約によって戦車の保有は禁止されましたが、ドイツ軍は戦車の威力と潜在能力を高く買っており、秘密裏に開発が行なわれ、農業用トラクターという名称で「1号戦車」の基礎が作られました
●1935年、ドイツ軍は再軍備化を開始、その戦車開発は「1号戦車」をベースとして、「2号戦車」~「4号戦車」の開発が進められます
●「1号戦車」は、それまでの基礎作りと低コストから逸早く生産が行われ、ドイツ軍の戦車要員の育成と戦車戦術の研究など、訓練用戦車として活躍します
●「1号戦車」は、装甲が薄く、武装も機銃のみと本来は実戦用の戦車ではありませんでしたが、戦車数の不足からポーランド戦、フランス戦などに参加、補助的な役目ながらも電撃戦の勝利に大きく貢献、第2次大戦初期におけるドイツ戦車部隊に欠かせない存在となったのです
●なお、「1号戦車A型」は最初の量産型で、後の「1号戦車B型」よりもコンパクトで、転輪数も片側4個となっています
【 「ドイツ 1号戦車 A型」のキット内容について 】
●このドイツ軍の軽戦車「1号戦車A型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●足周りと車体の主要部は一体成型を多用してパーツ数を抑え、車体上のディテールはかっちりとしたシャープな彫刻で小型の「1号戦車A型」をミニスケールに沿って再現した内容となっています
●FTF社は、東欧系メーカーながらかっちりとした繊細な彫刻と、実車のポイントを押さえた造形により、小粒な「1号戦車A型」の姿を気軽に楽しむことができるでしょう
・ 総パーツ数は17点ですので、1時間程度で組み立てることが可能、週末モデリングやちょっと時間が空いた際の模型製作に適したキットです
●「1号戦車A型」は、「銃塔」「車体」「左右の足周り」の4ブロックで構成されています
【 銃 塔 】
●銃塔は、「1号戦車A型」としての半円状の形状を再現、側面のクラッペ、上部ハッチなどがスケールに沿ってシャープに彫刻されています
●銃塔は上下分割式となっています
・ 機銃は、防盾パーツに一体成型されています
・ 上部ハッチはモールドにて再現
【 車 体 】
●車体は、「1号戦車A型」の車体レイアウトを再現、各ハッチ、視察クラッペ、フェンダーの滑り止めパターン、表面上のリベットなどがメリハリのあるモールドで彫刻されています
●車体は、上下及び後部パネルの3分割式となります
・ フェンダーは、上部パーツに一体成型されています
・ 車載工具類は、車体上にモールドにて再現
・ 排気管、アンテナケース、前照灯などが別パーツ化、排気管にはパンチング状の穴が彫刻されています
【 足周り 】
●足周りは、サスペンション、転輪、履帯などが一体成型により再現されています
・ 履帯は、表面の滑り止めと裏面のセンターガイドが再現
【 塗装とマーキング 】
●ボックス裏側には、「1号戦車A型」のドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
●2014年 完全新金型