カピテーン サルーン スタッフカー w/ソビエト将校
「カピテーン サルーン スタッフカー w/ソビエト将校 (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35477 )」です
●「カピテーン サルーン スタッフカー w/ソビエト将校」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍のスタッフカー「オペル カピタン」のソ連軍捕獲仕様車と、ソ連軍将校4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●軍用のスタッフカーとして使用された「オペル カピタン」を再現、流れるようなボディーラインに、ボンネット側面まで伸びるフロントグリルを持つ同車の特徴的なフォルムを再現した内容となっています
●ICM社製「ドイツ カピテーン 将官用サルーン 4ドアスタッフカー」をベースとして、ソ連軍捕獲仕様車を再現するためにデカールを変更、「ソビエト 上級将校 1943~1945 (4体入)」をパッケージしたバリエーションキットです【 「オペル カピタン」について 】
●「オペル ブリッツ」で有名な「オペル」社は、トラックの他に数多くの乗用車を開発、生産していました
●この乗用車は、排気量とそれに見合った装備によりグレードが分けられ、主に海軍での階級に順じた呼称により「カデット」「オリンピア」「スーパー6」「カピタン」「アドミラル」などが存在していました
●これらは、1930年代の後半に開発・生産が行われ、民間用の乗用車として広く使用されていましたが、軍備拡張により軍用としても徴用、主に後方でのスタッフカーとして用いられます
●「オペル カピタン」は、1938年に発表された乗用車で、6気筒、2.5リッター、55馬力のエンジンを搭載していました
・ 「オペル・スーパー6」にも同じエンジンが搭載されましたが、「オペル カピタン」の方が上位グレードとなります
●この「オペル カピタン」の最大の特徴がそのボディーラインで、当時の流行であった流線型を大きく取り入れ、ヘッドライトもフェンダー形状に合わせたガラスカバーで覆うという徹底振りとなっています
●構造は、セミモノコック方式が取り入れられ、前輪はダブルウィッシュボーンの独立懸架を採用、当時の乗用車としては贅沢かつ優秀な走行性能を示していました
●「オペル カピタン」は「オペル アドミラル」に次ぐ高級車であり、軍用としては主に上級将校用のスタッフカーとして使用されています【 「カピテーン サルーンスタッフカー w/ソビエト将校」のキット内容について 】
●この「オペル カピタン」のソ連軍仕様車を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●細分化されたパーツ構成と繊細な彫刻で「オペル カピタン」のディテール表現に重きを置きながら、スタッフカーとしての優雅なフォルムを再現した内容となっています
●ソ連軍将校3体と兵士1体とを再現した4体のフィギュアが付属しています
●「オペル・カピタン」は、シャーシを兼ねる「車体下部パーツ」に、「足周り」「ボディ」「エンジン」などを取り付けて行く構成となっています
【 車体下部 】
●車体下部パーツは前後2分割式となっており、前部は5パーツで構成されています
●前輪のダブルウィッシュボーンサスペンションは7パーツで構成、ステアリング機能は5パーツで構成されています
・ ステアリングは固定式となっています
●後輪のデファレンシャル部は前後分割式です
・ 後部のリーフ式サスペンションは各1パーツで構成
●タイヤは左右分割式で、スライド金型により直線状のトレッドパターンが表現されています
【 エンジン 】
●エンジンは、23パーツにより構成され、クラッチ、冷却ファン、ファンベルトなどが細かく再現されています
・ エンジンルーム内のバッテリーケース、ラジエターなどが別パーツにより再現
【 ボディ 】
●ボディは、各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています
・ 複雑な流線型の形状となるフロントグリル、フェンダーは個別にパーツ化
・ フロントグリルの下部スリットは開口処理されています
・ 特徴的な形状のヘッドライトのガラス部はクリアーパーツとなっています
・ トランクのドアは別パーツです
・ 尾灯はクリアーパーツで再現
●各ドアは、外装部分と内装部分との2分割式です
・ ウィンドー部はクリアーパーツです
・ ドアノブ、ウィンドーの操作ハンドルなどがパーツ化されています
●フロントウィンドーは、中央部のピラーを含めてクリアーパーツとなっています
・ ワイパーは、プラパーツによる別パーツで再現
・ バックミラー、サンバイザーがパーツ化
●運転席部分の各ペダル、レバー類がパーツ化
・ ハンドルは、リング部と中央部分との2分割式です
・ メーターはデカールにて再現
【 フィギュア 】
●ソ連軍の将校3体とソ連軍兵士1体の合計4体のフィギュアが付属しています
・ フィギュアは「ソビエト 上級将校 1943~1945 (4体入)」と同一となります
・ 詳細については個別ページを参照して下さい
●各ウィンドー、ヘッドライトのガラス部、尾灯などを再現するクリアーパーツが付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「オペル・カピタン」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 所属不明 (ドイツ / 1945年春)
・ 所属不明 (ロシア / 1945年春)
・ 所属不明 (チェコスロバキア / 1945年春)
・ 所属不明 (ポーランド / 1944年秋)
●説明書の塗装例に基づく、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●2014年 バリエーションキット