ポーランド TKS 小型戦車 機銃搭載型
「ポーランド TKS 小型戦車 機銃搭載型 (プラモデル) (FTF 1/72 AFV No.72015 )」です
●第2次世界大戦時におけるポーランド軍の小型戦車「TKS」の「機銃装備型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「カーデンロイド機銃車」の流れを汲み、ポーランド国産戦車として独自に進化した小型戦車「TKS」を再現、小型の車体に前面に機銃を装備した独特のスタイルを再現した内容となっています
【 「小型戦車 TKS」について 】
●1920年代後半、イギリスにおいて豆戦車「カーデンロイド機銃車」が開発、この「カーデンロイド機銃車」は世界恐慌の煽りを受けて軍事費を削減された各国の軍隊にとって、低コストで戦車を揃えることができる車両として世界的なヒット作となります
●一方、第1次世界大戦の結果、国家の主権を取り戻したポーランドは、東側にソ連、西側にドイツという2大国に挟まれていることから、軍備の拡充を急速に進めます
●ポーランド軍も世界的趨勢から「カーデンロイド機銃車」を輸入、1931年からは国産化した「TK-3」の生産を開始しました
●「TKS」は、1933年から生産された「TK-3」の改良型で、足周り部分の改修と、履帯の幅が拡大、不整地での機動性能が向上しています
●第2次世界大戦の開戦時、ポーランド軍はこの「TKS」と「TK-3」とが戦車部隊の大半を占め、「TKS」も対戦車能力を持つ「20mm砲装備型」は極少数で、そのほとんどが「機銃装備型」でした
●豆戦車「カーデンロイド機銃車」の発展型である「TKS」は、戦車としては小さ過ぎることから、武装、装甲共に極めて脆弱で、ドイツ軍相手に苦戦、ポーランド軍の降伏と伴ってその役割を終えたのでした
【 「ポーランド TKS 小型戦車 機銃搭載型」のキット内容について 】
●このポーランド軍の小型戦車「TKS」の「機銃装備型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●足周りと車体の主要部は一体成型を多用してパーツ数を抑え、車体上のディテールはかっちりとしたシャープな彫刻で再現、小型の「TKS」の「機銃装備型」をミニスケールに沿って再現した内容となっています
●FTF社は、東欧系メーカーながらかっちりとした繊細な彫刻と、実車のポイントを押さえた造形により、小粒な「TKS 機銃装備型」の姿を気軽に楽しむことができるでしょう
・ 総パーツ数は14点ですので、30分程度で組み立てることが可能、週末モデリングやちょっと時間が空いた際の模型製作、そしてコレクションに適したキットです
●「TKS 機銃装備型」は、「車体」「左右の足周り」の3ブロックで構成されています
【 車 体 】
●「TKS 20mm砲搭載型」の車体レイアウトを再現、エンジングリル、各ハッチ、ペリスコープなどが凹凸のあるモールドで再現されています
●「機銃」の銃身は、一体成型のパーツで再現
・ 機銃のマウントは1パーツで構成されています
●車体は上下に分割したパーツで構成されています
・ 車体上部にはフェンダーが一体成型され、乗員用ハッチ、前部点検ハッチ、エンジングリルなどがモールドにて再現
・ 排気管、車載工具類は別パーツとなっています
【 足周り 】
●足周りは、サスペンション、転輪、履帯などが一体成型により再現されています
・ 履帯は、表面の滑り止めと裏面のセンターガイドが再現
【 塗 装 】
●ボックス裏側には、「TKS 機銃装備型」のポーランド軍仕様となる1種類の塗装例が記載されています
【 「ポーランド TKS 小型戦車 機銃搭載型」のパッケージ内容 】
・ ポーランド軍 小型戦車 TKS ×1
●2014年 完全新金型