ロシア GAZ-MM 四輪トラック 1941年型
「ロシア GAZ-MM 四輪トラック 1941年型 (プラモデル) (PST 1/72 AFVモデル No.72077 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍のトラック「GAZ-MM」の「1941年型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦時型の簡易生産型トラック「GAZ-MM」をベースに、さらに省力化した「1941年型」を再現、前照灯を1灯とし、オープン状のキャビンを持つ独特のスタイルを再現した内容となっています
【 「GAZ-MM 1941年型」について 】
●第2次世界大戦の開戦時におけるソ連は戦車などの戦闘車両の開発に関しては世界をリードしていましたが、通常の車両に関しては世界における後進国でした
●そこで、ソ連では当時関係が良好だったアメリカの自動車、トラックをコピーする方法を採り、「フォード」社の「AAトラック」をライセンス生産した「GAZ-AA」を量産しました
●「GAZ-MM」は、「GAZ-AA」をベースに簡略化とエンジンの増強を図った戦時型で、外観的にはキャビン部のドアを撤去、前部のフェンダーは従来の流れるようなデザインから生産効率の高い板状に変更、エンジンも従来の40馬力から50馬力へと強化が行われています
●独ソ戦が開始すると、車両、火砲などは緊急増産体制となり、「GAZ-MM」もさらなる省力化を図り、前照灯を1灯に、車体構造には木材が大幅に採り入れた「1941年型」が登場します
●この「GAZ-MM 1941年型」はソ連軍らしい質素な車両でしたが、将兵の足として軍の機械化に大きく貢献したのです
【 「ロシア GAZ-MM 四輪トラック 1941年型」のキット内容について 】
●このソ連軍のトラック「GAZ-MM 1941年型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●東欧系メーカーの伝統的な手法による素朴なモールドを施したパーツで構成、ミニスケールとしては細かく分割したパーツ構成で「GAZ-MM 1941年型」のフォルムとディテールを再現した内容となっています
●「GAZ-MM 1941年型」は、「キャビン」「荷台」「シャーシ」の3ブロックで構成されています
【 キャビン 】
●キャビンは各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ フロントウィンドは枠の部分がプラパーツ、ウインド本体は付属のクリアーフィルムを切り出して使用します
・ キャビン内部のハンドル、メーターパネル、レバー類を別パーツ化
・ 前照灯は、ステー部分も含めたパーツとなっています
【 荷 台 】
●荷台は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ 各パネルには木目表現を凹ラインのモールドで再現しています
・ 荷台下部のステーは縦方向と横方向の桁を組み合わせて作製
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで再現
・ デファレンシャル、ステアリングゲージ、サスペンションはそれぞれ一体成型のパーツで再現
・ ドライブシャフト、牽引装置なども別パーツ化
・ ステアリングは固定した状態となります
●エンジン部も再現、3パーツで再現しています
●タイヤは個別にパーツ化され、後部のダブルタイヤは2個のパーツを貼り合わせて作製します
●ウインドを再現するクリアーフィルムが付属しています
【 「GAZ-MM 1941年型」の塗装とマーキング 】
●「GAZ-MM 1941年型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、スローガン、国籍マーク、赤十字マークなどを再現したデカールが付属しています
【 「ロシア GAZ-MM 四輪トラック 1941年型」のパッケージ内容 】
・ ソ連軍 トラック GAZ-MM 1941年型 ×1
・ クリアーフィルム ×1枚
・ デカールシート ×1枚
・ 組立て説明書 ×1
●2014年 完全新金型