アメリカ軍将校
「アメリカ軍将校 (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35161 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ陸軍の将校5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●マップを片手に立ちながら簡単なブリーフィングをしたり、トランシーバーで連絡を取ったりする姿など、戦線からやや後方において作戦式をする姿を再現しています
【 「アメリカ陸軍の将校」について 】
●ヨーロッパ諸国と比べてアメリカ合衆国は極めて歴史が浅い国であり、中世時代など古い伝統を持つヨーロッパの国々の軍隊と比べて、アメリカ軍は伝統に捉われることがない合理的な思想が生まれていました
●その傾向が顕著に現れたのが独立戦争時であり、ヨーロッパ式の伝統的な戦術を持つイギリス軍に対して、アメリカ軍(独立軍)は独自の戦術を駆使しています
●第2次世界大戦時のアメリカ陸軍は、ヨーロッパの軍隊と異なり、兵卒から将校まで基本的に同じ服装となっていました
●これは、ヨーロッパ諸国の軍隊は貴族階級を将校にし、伝統的に服装で階級の差を表していたのに対し、アメリカ社会での貴族階級はまだ確立しておらず、また、軍隊においてもあくまで民主主義思想を貫く姿勢を前面に出していたため、軍隊のリーダーとなる将校も普通の国民出身者であり、服装を分けることは合理的ではないという考えが主流となっていたからです
・ ヨーロッパの軍隊の将校は、兵卒とは異なり、服装は自前(オーダーメード)で揃えるのが主流でしたが、国全体で見れば統一した服装の方が合理的かつ効率的でした
・ 戦場においては、服装が異なる将校は目立つ存在となり、狙撃兵のターゲットとなってしまうことも少なくありませんでした
●もっとも、アメリカ陸軍の将校の中には画一化した服装を好まない人も多く、補給廠で自分の兵科とは異なる服装を手にしたり、「パットン将軍」のようにオーダーメードによる独自の服装を行う例も見られました
【 「アメリカ軍将校」のキット内容について 】
●このアメリカ陸軍の将校を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ミニアート社のフィギュア造形力によりアメリカ陸軍の将校を再現、戦線後方におけるポージングが中心となっていますので、ジオラマ展開や車両キットの脇に並べるなど、汎用性の高い内容となっています
●戦線の後方や、やや後方において、地図を片手に簡便なブリーフィングを行っている姿、トランシーバーで連絡を取る姿
、もしくはきりっとした姿勢で立っている姿を再現しています
●服装は、各フィギュアで異なっており、アメリカ陸軍将校の代表的な服装を再現しています
・ 各フィギュアの服装は下記を参照して下さい
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目やポケットなどの細部は繊細なモールドで再現しています
・ 服の皺の表現はミニアート社特有の細かいパターンとなりますが、従来のキットよりもパターンは大きめとなります
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツに分割したオーソドックスなパーツ構成となっています
【 「アメリカ軍将校」のフィギュアのポージングについて 】
●セットされているフィギュアのポーズは5体、5種類
●肩からライフルを下げ、腰の位置に両手を置いて佇んでいるポーズ
・ 服装は、「M43野戦服」を着用、革製レギンスを履き、ヘルメットを被った姿です
●小脇にヘルメットを抱えているポーズ
・ 服装は、野戦服の上から裾の短いコートを着用、コンバットブーツを履き、ウール製の帽子を被った姿です
●トランシーバーを両手で持って通話しているポーズ
・ 服装は、野戦服の上からレインコートを着用、布製レギンスを履き、ヘルメットを被った姿です
●片手に地図を持ち、もう一方の手で表面を指差しているポーズ
・ 服装は、革製のジャケットを着用、革製レギンスを履き、ヘルメットを被った姿です
●両手で地図を持って眺めているポーズ
・ 服装は、コートと乗馬ズボンを着用、乗馬用ブーツを履き、ヘルメットを被った姿となります
【 付属している装備品類 】
・ M1 ガーランド ライフル ×1
・ 拳銃ホルスター ×2
・ ヘルメット ×5
・ トランシーバー ×1
・ 双眼鏡ケース ×2
・ 水筒 ×1
・ ゴーグル ×1
・ マップケース ×1
など
【 「アメリカ軍将校」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍 将校フィギュア ×5
・ フィギュアの装備品 一式
・ パーツ説明図 ×1
●2015年 完全新金型