ドイツ 国民突撃隊 少年 & 少女 + 手押カーゴ
「ドイツ 国民突撃隊 少年 & 少女 + 手押カーゴ (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB35182 )」です
●第2次世界大戦末期における国民突撃隊の少年兵1体、少女兵1体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●大戦末期のドイツ国内をイメージし、少年と少女が銃器類を積んだ小型のリヤカーを引っ張って運搬している姿を再現した内容となっています
【 ドイツ 国民突撃隊 について 】
●国民突撃隊は、戦況が苦しくなったドイツ軍が16歳から60歳までの男性を徴兵して編成した部隊です
●ドイツでは、正規軍となる「国防軍」、ナチス党の野戦部隊「武装親衛隊」の他に、準軍事組織となる「帝国労働奉仕団」、労働の専門組織「トート機関」、そして少年による「ヒトラーユーゲント」、少女による「ドイツ少女団」などの組織が存在していました
●大戦中期以降、ドイツ軍は独ソ戦により失った人的損害が顕著となり、「帝国労働奉仕団」や「ヒトラーユーゲント」の年長者を中心に徴兵が及ぶようになります
●さらに、ドイツ軍が劣勢になった1945年初頭頃からドイツ最後の戦力として編成が行われたのが「国民突撃隊」であり、それまで徴兵の対象ではなかった年齢の高い男性や、「ヒトラーユーゲント」の少年を中心に徴兵が行われました
●このような根絶やしの動員により、数字上では600万人の兵士が登場することになりましたが、実際には武器、被服類が大幅に不足、さらにはこの人員を訓練する場所や教官というドイツ軍の受け入れ態勢も整っておらず、実際に戦闘に投入された「国民突撃隊」は少ないものでした
●「国民突撃隊」は、老齢な男性が多かったため、「ヒトラーユーゲント」の少年兵は体力的な面から力仕事などを担当していました
●特に、戦闘時において「ヒトラーユーゲント」の少年兵は対戦車任務に就く場合が多く、老兵の小火器による援護射撃の下、「パンツァーファースト」のみを持ち、強力な敵戦車へと立ち向かったのです
【 ドイツ 国民突撃隊 少年 & 少女 + 手押カーゴ (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア MB35182) プラモデルの内容 】
●この国民突撃隊の少年兵と少女兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●マスターボックス社のフィギュア造形力を用いて、輸送作業を行う国民突撃隊の少年兵と少女兵を再現、ブカブカの軍服を着用した少年兵や覇気のない表情やしぐさなど、敗戦が濃厚な大戦末期のドイツ軍の一面を情感たっぷりに再現した内容となっています
●銃器類を乗せたリヤカーを引っ張って輸送しているシーンを再現
・ リヤカーは、タイヤのスポーク部分をエッチングパーツで再現しています
【 フィギュア 】
●少年兵1体と少女兵1体の合計2体のフィギュアが付属しています
・ 両フィギュア共に、片手でリヤカーのハンドルを持ちながら歩いているポーズです
・ 少年兵のフィギュアの服装は、「野戦服」を着用、短靴とレギンスを履き、無帽の姿でです
・ 少女兵のフィギュアの服装は、「ドイツ少女団」の制服とスカートを着用、ソックスを履き、ベレー帽を被った姿です
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目やポケットなどの細部は繊細なモールドで再現しています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足に分割したオーソドックスなパーツ構成となっています
【 リヤカー 】
●リヤカーは、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ リヤカー前部のハンドルは別パーツ化、縦方向のフレームと横方向のフレームとで構成しています
●タイヤは、車軸と軸受け、そしてタイヤ本体を一体成型となったパーツで再現
・ スポーク部分はエッチングパーツとなっており、2枚を重ねることで、スポークの立体的な構造を再現します
【 付属している装備品類 】
●リヤカーに載せる装備品類が付属しています
・ モーゼル Kar98k ライフル ×2
・ Gew43 自動小銃 ×1
・ ステンサブマシンガン (捕獲品もしくはドイツでコピー生産したもの) ×1
・ パンツァーファースト60 ×3
・ ヘルメット ×3
・ 手榴弾 ×2
●リヤカーのスポークなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 ドイツ 国民突撃隊 少年 & 少女 + 手押カーゴ (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア MB35182) パッケージ内容 】
・ フィギュア ×2
・ リヤカー ×1
・ アクセサリーパーツ 一式
・ エッチングシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 完全新金型