ドイツ軍 オートバイ部隊写真集
「ドイツ軍 オートバイ部隊写真集 (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊 No.L-2016/02/18 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍のオートバイ部隊を解説した資料集です
●大戦初期における活動を中心として、ドイツ軍の尖兵として各戦線で活躍したオートバイ部隊の戦場写真と、使用されたオートバイ、部隊編成、各部隊の略歴などを解説した内容となっています
●「Sd.Kfz.2 ケッテンクラート」の開発や構造、ディテールなども写真を交えて解説しています
・ 本書に収録している「ケッテンクラートの開発と構造」は、グランドパワー2004年5月号に収録していた「ケッテンクラート」の記事を再編集したものです
【 「ドイツ軍 オートバイ部隊写真集」について 】
●1920年代後半、ドイツ国内ではモータリゼーションの広隆を受けてオートバイの製造技術が向上、「BMW」社や「ヴィクトリア」社など、優秀なオートバイを開発、生産するメーカーが台頭し、オートバイ本体も徐々に大型化して行きました
●1930年代、機械化を進めるドイツ軍は、調達コストが低く、機動性能に優れたオートバイに注目、オートバイの導入を積極的に進めます
●第2次世界大戦時、各国の軍隊ではオートバイを連絡など後方での任務に絞って運用しましたが、ドイツ軍では戦闘車両としても運用、オートバイを装備したオートバイ部隊を多数編成しました
●このオートバイ部隊は、第2次世界大戦の緒戦において、その軽快な機動性能を活かしてドイツ軍の尖兵となって活躍、斥候としての役割だけでなく、襲撃、拠点確保、敵戦線内部への浸透など、一時代前の騎兵的な役割を担い、ドイツ電撃戦を成功させる立役者となりました
●大戦中期になると戦線は硬直化し、オートバイ部隊の活動の機会は減ることになりましたが、それでもその機動力を活かしてドイツ軍の目として活躍、オートバイ部隊は同軍に欠かせない存在であり続けたのです
●本書「ドイツ軍 オートバイ部隊写真集」は、このドイツ軍のオートバイ部隊を特集、ドイツ軍が運用したオートバイの種類、オートバイ部隊の編成、オートバイ兵の軍装などを戦場写真を交えて解説します
●後半は、オートバイとハーフトラックとの中間的な存在となる「Sd.Kfz.2 ケッテンクラート」にスポットを当てて解説、その開発、構造、各部のディテールなどを当時のマニュアル写真を交えて詳しく紹介します
●機動力を第一として、ドイツ軍の進撃を支えたオートバイ部隊、戦場写真によってその真の姿を浮き彫りとした一冊となっています
【 「ドイツ軍 オートバイ部隊写真集」の内容目次 】
●ドイツ軍オートバイ部隊写真集
・ オートバイ部隊写真集
・ オートバイ部隊史
●ケッテンクラートの開発と構造
・ 開発と生産
・ 構造
・ ケッテンクラート写真集
【 「ドイツ軍 オートバイ部隊写真集」の内容について 】
■オートバイ部隊写真集 (68ページ)
●ポーランド侵攻作戦から、フランス戦、北アフリカ戦、イタリア戦、ノルマンディ戦、東部戦線等におけるオートバイ部隊の戦場写真を収録、オートバイ部隊兵の服装、装備、オートバイの種類、サイドカーの武装などにも焦点を当てた解説を併記しています
■オートバイ部隊史 (6ページ)
●第1次大戦のドイツ軍の軍用オートバイの状況から、発展する第2次大戦開始前のオートバイ部隊の状況を解説、ドイツ軍のオートバイ開発史も掲載しています
●ドイツ国防軍のオートバイ大隊の略歴、オートバイ部隊の編成なども収録、ドイツ軍用オートバイ一覧表も収められています
■ケッテンクラートの開発と生産 (3ページ)
●「Sd.Kfz.2 ケッテンクラート」の開発開始から開発過程、電話線敷設車等の各種派生型や「Sd.Kfz.2 ケッテンクラート」のシャーシを利用した特殊車両を解説します
■ケッテンクラートの構造 (9ページ)
●「Sd.Kfz.2 ケッテンクラート」の基本構造とともに、イラストと現存する実車、そして当時のマニュアル写真を交えて、車体内部などの細部構造を詳しく解説します
■ケッテンクラート写真集 (8ページ)
●「Sd.Kfz.2 ケッテンクラート」の戦場写真集で、ドイツ軍のみならず、連合軍で捕獲使用されている様子を写した写真も収録しています
【 「ドイツ軍 オートバイ部隊写真集」の奥付 】
●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / モノクロ写真206点収録
●発行日 : 2016年1月1日
●ISBNコード : 4910135020162