太平洋戦争水上戦
「太平洋戦争水上戦 (本) (イカロス出版 ミリタリー 単行本 No.0114-8 )」です
●太平洋戦争における各水上戦闘を紐解いた戦史集です
●主要な海戦だけではなく、小規模な海戦も網羅、太平洋戦争という消耗戦の影に隠れた熾烈な水上戦闘の様子を、写真と戦況図を交えて紹介した内容となっています
【 「太平洋戦争水上戦」の概要 】
●日本軍と連合軍が広大な戦域を舞台に激突した太平洋戦争において、大艦巨砲の時代は終わりを告げ、航空母艦と航空機が新たな海戦の主役の座に躍り出ました
●しかしその一方で、太平洋戦争中に生起した多くの海戦では、戦艦、巡洋艦、駆逐艦といった水上艦艇同士による砲雷戦が繰り広げられたことも事実です
●本書「太平洋戦争水上戦」は、そうした太平洋戦争中の水上戦闘に焦点を絞り、各海戦の戦闘経過を詳述するとともに、そこから両軍の得た戦訓や勝敗を分けたポイント、戦局全体に与えた影響、海戦史における意義などを明らかにして行きます
●主要海戦の戦況図のほか、戦闘場面や登場艦艇の写真も多数掲載、日米両軍の艦隊戦術の比較や各海戦の参加戦力・損害もわかりやすくまとめた、太平洋水上戦史の決定版となっています
【 「太平洋戦争水上戦」の内容目次 】
●第1章 南方作戦
・ バリクパパン沖海戦
・ エンドウ沖海戦
・ バリ島沖海戦 (バドン海峡の戦い)
・ コラム : 米駆逐艦「スチュワート」の数奇な一生
・ スラバヤ沖海戦 第1合戦
・ 南方侵攻作戦掃討戦
・ バタヴィア沖海戦 (バンタム湾沖海戦:スンダ海峡の戦い)
・ バタヴィア沖海戦 第2合戦
・ バリ海峡の戦い
・ スラバヤ沖海戦 第2合戦 (ボルネオ海南部水域の戦い)
・ 日本戦艦最初の戦闘 : 米駆逐艦エドソールの最期
・ 老駆逐艦への弔鐘
●第2章 ガダルカナル島を巡る攻防
・ 第1次ソロモン海戦 (サヴォ島沖海戦)
・ サヴォ海峡の駆逐艦戦
・ ルンガ岬沖の駆逐艦戦
・ サヴォ島沖夜戦 (エスペランス岬沖海戦)
・ コラム : ガ島挺身砲撃隊
・ シーラーク海峡の殲滅戦
・ 第3次ソロモン海戦 (ガダルカナル海戦) 第1合戦
・ コラム : 比叡の最期
・ コラム : 日本重巡対米魚雷艇の戦い
・ 第3次ソロモン海戦 (ガダルカナル海戦) 第2合戦
・ ルンガ沖夜戦
・ コラム : 日米の魚雷
●第3章 昭和18年一連の海戦
・ アッツ沖海戦
・ コラム : キスカ島撤退作戦
・ ヴェラ=スターンモア海戦
・ 「米泊地(ライス湾)」の遭遇戦
・ クラ湾夜戦(クラ湾の戦闘) 第1次戦闘
・ コロンバンガラ島沖海戦
・ ヴェラ湾の戦闘
・ 第1次ベララベラ海戦
・ コラム : 1943年9月 米艦隊による「スロット」哨戒作戦
・ 「セ号」作戦における日米水上艦隊による戦闘
・ ベララベラ島沖夜戦 (第2次ベララベラ海戦)
・ ブーゲンビル島沖海戦 (エンプレス・オーガスタ湾の戦い)
・ セント・ジョージ岬沖海戦
●第4章 中部太平洋方面・絶対国防圏の崩壊
・ トラック空襲時の水上戦闘
・ ビアク島沖海戦
・ 向島沖の戦い
・ 第1次硫黄島沖の戦い
・ 第2次硫黄島沖の戦い
●第五章 レイテ沖海戦と日本艦隊の壊滅
・ レイテ沖海戦 : スリガオ海峡海戦
・ レイテ沖海戦 : サマール沖海戦
・ レイテ沖海戦における米艦隊の水上追撃戦
・ オルモック湾の戦い 第1合戦
・ オルモック湾の戦い 第2合戦
・ 「妙高」対「バーゴール」
・ クリスマスの歓声 (ミンドロ島襲撃作戦:禮号作戦)
・ マニラ湾の戦い 第1合戦
・ マニラ湾の戦い 第2合戦
・ 「伊8潜」最後の戦闘
・ 日本海軍最後の水上戦闘
●総括
●戦術解説
【 「太平洋戦争水上戦」の奥付 】
●版型 : A5版 / ソフトカバー
●全174ページ
●著者:本吉隆
●発行日 : 2015年12月10日
●ISBNコード : 49784802201148