ポーランド WZ.1897 75mm野砲
「ポーランド WZ.1897 75mm野砲 (プラモデル) (FTF 1/72 AFV No.PL1939-033 )」です
●第2次世界大戦時におけるポーランド軍の野砲「WZ.1897 75mm野砲」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「WZ.1897 75mm野砲」を2門セットしています
●ポーランド軍の主力野砲として対独戦で運用された「WZ.1897 75mm野砲」を再現、単脚式の砲架に木製車輪を備えた、クラシカルな姿を再現した内容となっています
【 「ポーランド WZ.1897 75mm野砲」のキット概要 】
●フランス軍の「M1897 75mm野砲」をポーランド軍で制式化した「WZ.1897 75mm野砲」を再現
●一体成型化したパーツを多用して組み立てやすさを優先した内容
●FTF社らしいカッチリとしたモールドで各部ディテールをスケール感を損なうことなく再現
●ポーランド語表記となる、カラー塗装図やポーランド軍の「WZ.1897 75mm野砲」の写真、実車解説などが記載されたカラー小冊子が付属(メーカーさんのご都合で、商品内容と冊子の内容が一致しない場合もあります、その場合はどうかご容赦下さい)
【 「WZ.1897 75mm野砲」について 】
●ポーランドは、第1次世界大戦後に独立を果たした国家で、地勢的にソ連とドイツといった2つの大国に狭まれていることや、独立後も領土を巡る紛争事案が多発したことから、積極的に軍備の拡張を行っていました
●19世紀末に誕生したフランス軍の野砲「M1897 75mm野砲」は、それまでの火砲とは異なり、駐退復座装置を装備した火砲です
・ この「M1897 75mm野砲」の登場前の火砲は、発砲による衝撃を砲が吸収することができないためら、次弾の発射時には再照準を行わなければなりませんでしたが、駐退復座装置を装備した「M1897 75mm野砲」は再照準を行うことなくそのまま続けて発砲することができ、大幅な火力の向上を実現することができました
●「M1897 75mm野砲」は、第1次世界大戦後も運用が行われましたが、その後の火砲の発達は著しく、隔螺式の閉鎖器による発射速度の遅さや、左右及び仰角の角度の狭さなど、戦後になると旧式化が目立ってきました
●ポーランドは、戦後の国際協力体制の下、フランスからこの「M1897 75mm野砲」を大量に供与され、制式名「WZ.1897 75mm野砲」として運用していました
●この「WZ.1897 75mm野砲」は、対独戦の時点で1,300門以上が配備されており、ポーランド軍の主力野砲として奮戦、ポーランド降伏後はドイツ軍が接収し、二線級部隊用の装備として使用しています
【 「ポーランド WZ.1897 75mm野砲」のキット内容について 】
●このポーランド軍の野砲「WZ.1897 75mm野砲」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●一体成型を多用してパーツ数を抑えながら、かっちりとシャープなモールドでディテールで再現、「WZ.1897 75mm野砲」をミニスケールに沿って再現した内容となっています
●FTF社は東欧系メーカーですが、従来の東欧系メーカーのイメージを払拭するような、繊細でかっちりとした彫刻と、センスある造型力で「WZ.1897 75mm野砲」を再現、コレクション性を重視して極力パーツ数を抑えた内容ながらも、実物のポイントをしっかりと押さえ、メカニカルな構造とディテールを再現しています
・ 総パーツ数は17点ですので、20分程度で組み立てることが可能、週末モデリングやちょっと時間が空いた際の模型製作、そしてコレクションに適したキットです
●「WZ.1897 75mm野砲」は、「砲身」「砲架」「防盾」「車輪」の各ブロックで構成しています
●「砲身」は一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用して砲口を開口しています
・ 「閉鎖器」は別パーツ化、閉じた状態となっています
●「砲架」は左右に分割したパーツで再現
・ 「操作ハンドル」「牽引装置」などを別パーツ化
●「防盾」は一体成型のパーツで再現
・ 「防盾」は薄く成型しており、裏側のディテールもモールドで再現しています
●「車輪」は、それぞれ一体成型のパーツで再現
・ シャーシも一体成型のパーツで再現しています
●「WZ.1897 75mm野砲」の開発の経緯や戦闘状況などを解説したカラー小冊子(ポーランド語表記)が付属しています
【 「ポーランド WZ.1897 75mm野砲」のパッケージ内容 】
・ WZ.1897 75mm野砲 ×2
・ カラー小冊子 ×1 (11ページ)
(メーカーさんのご都合で、商品内容と冊子の内容が一致しない場合もあります、その場合はどうかご容赦下さい)
●2016年 完全新金型