89式小銃タイプ
「89式小銃タイプ (プラモデル) (トミーテック リトルアーモリー (little armory) No.LA020 )」です
●陸上自衛隊の「89式小銃」を1/12スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●陸上自衛隊の主力小銃として使用されている小口径、高初速の自動小銃「89式小銃」を再現
・ 「マガジン」と「89式多用途銃剣」が付属しています
・ 「脚」は開いた状態と畳んだ状態とを選択することができます
●「89式小銃」を1丁分パッケージしています
【 「89式 5.56mm小銃」について 】
●陸上自衛隊では、「M1 ガーランドライフル」の後継として1964年に「64式小銃」を採用、この「64式小銃」は7.62mmの「NATO弾」を使用し、弾丸の威力とフルオート射撃も可能な能力から、陸上自衛隊の全部隊に装備されるようになります
●しかし、その後、アメリカ軍では、7.62mm「NATO弾」を使用する「M14」の後継として、5.56mm弾を使用する「M16」を制式化、この「M16」は弾丸を高初速で撃ち出すことで、小口径化による威力の低下を防ぎ、兵士が携行できる弾薬の量も増やせるという長所を持っていました
●また、高初速によって命中率も向上、この5.56mm弾を使用する小銃はアメリカ軍の「M16」のみならず、世界各国で採用が進みました
●このような世界的趨勢から、陸上自衛隊は「64式小銃」の後継として5.56mm弾を使用する小銃の開発をメーカーに指示、1989年に制式化されたのが「89式小銃」です
●「89式小銃」は、5.56mmの「NATO弾」に対応した自動小銃で、「64式小銃」に比べて重量が低減、長さも短くなりました
●これによって取り回しが良く、「M16」と同様に命中精度も向上した「89式小銃」は自衛隊員から高い評価を獲得、陸上自衛隊だけではなく、海上保安庁や警察の特殊部隊にも装備は広がっています
●ただし、「89式小銃」は防衛予算の関係から、支給は普通科部隊などの戦闘兵科が中心で、支援兵科や海上自衛隊、航空自衛隊では「64式小銃」が使われ、この装備体系は今後も変わらないと考えられています
・ 弾丸自体の威力は5.56mm弾よりも7.62mm弾の方が遥かに大きく、アメリカ軍でも7.62mm弾を使用する銃が復権を果たしています
●「89式小銃」は、高精度で使い勝手の良い自動小銃として高い人気を持ち、この先も運用を続けられるものと見込まれているのです
【 「89式小銃タイプ」のキット内容について 】
●この陸上自衛隊の「89式小銃」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「89式小銃」本体は、「銃主部」「握把部」「被筒」「銃尾部」「二脚」などをそれぞれ別ブロック化して再現しています
・ キットのパーツ各所には、実銃の持つディテールを彫刻にて再現、フラッシュハイダーの穴、被筒の放熱口、セレクターなどの細部をシャープなモールドで再現しています
●「銃主部」は、銃身やフラッシュハイダーを含めて一体成型のパーツで再現、マガジンは別パーツとなっています
・ スライド金型を使用して銃口を開口しています
●「握把部」は、トリガーやトリガーガードを含めて一体成型のパーツで再現
●「被筒」は左右に分割したパーツで構成、「銃主部」の銃身を挟むように取り付けます
●「銃尾部」は、左右に分割したパーツで再現、銃床は別パーツと化しています
●「二脚(バイポッド)」は、開いた状態と畳んだ状態の2種をセット、選択して使用します
●アクセサリーパーツとして、「弾倉(マガジン)」(×1)、「89式多用途銃剣」(×1)が付属しています
・ マガジンは一体成型のパーツで再現、フルサイズのマガジンに銃弾を込めた状態を再現しています
・ 「89式多用途銃剣」も一体成型のパーツで再現、フラッシュハイダー下部に取り付けることができます
●「89式小銃タイプ」の成型色 : ブラック
●「89式小銃タイプ」のサイズ
・ 全長 : 約8cm(銃剣を除く)
【 「89式小銃タイプ」のパッケージ内容 】
・ 89式小銃 ×1 (脚は開いた状態と畳んだ状態とを選択可能)
・ マガジン ×2 (小銃に取り付けるマガジン×1を含む)
・ 89式多用途銃剣 ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 完全新金型