ビッカース 6t戦車 F型 単砲塔装備型 (プラモデル)ユニモデル 1/72 AFVキット No.620 スケール:1/72
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「ビッカース 6t戦車 F型 単砲塔装備型 プラモデル (ユニモデル 1/72 AFVキット No.620 )」です●「ビッカース 6t戦車 F型 単砲塔装備型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット ●第2次世界大戦前の時期に開発され、戦車史に欠かせない「ビッカース 6t戦車」を再現したキットで、その発展型である「ビッカース Mk.F」が表現されています ●第1次世界大戦後の1929年、世界は大恐慌の時代に突入し、各国は軍事費の削減に取り組むようになります ●一方、当時の戦車先進国イギリスの一大兵器メーカーである「ビッカース」社は、イギリス軍だけでは無く海外に販路の拡大を図ります ・ これは、軍事費の削減により兵器の開発が負担となっていた国、もしくは戦車の製造技術が無かった国々との利害とが一致したものです ●「ビッカース 6t戦車」は「ビッカース」社が開発した車両で、当時の最先端技術を持って作られた戦車で、その名の通り6tの自重(装備する武装によって実際には7t程度)を持ち、「47mm戦車砲」もしくは機銃を装備していました ●この戦車は、結局イギリス軍では採用されませんでしたが、各国に研究用として輸出され、一部の国では制式に採用されて発注が行なわれました ●また、ソ連とポーランドではライセンス生産の契約が取り交わされ、同車を元にしたソ連の「T-26」、ポーランドの「7TP」が誕生し、大量生産が行なわれました ●そして、研究用として「ビッカース 6t戦車」を購入した国でも、後の戦車開発において同車を大いに参考としており、この戦車の優れた設計思想は戦車の歴史に多大な影響を与えることになります ●「ビッカース 6t戦車」の「6t戦車」とは、重量区分から「ビッカース」社が付けた本来の名称で、輸出用の名称が「ビッカース Mk.E」となります ●「ビッカース 6t戦車」は、機銃用の砲塔を2個並列に配置した双砲塔式の「A型」と、「47mm砲」を装備した単砲塔型の「B型」が存在しました ●「ビッカース Mk.F」は、1935年から1936年にかけての中国向けに開発された車両で、「ビッカース 6t戦車(ビッカース Mk.E) B型」をベースに、無線器搭載用に砲塔後部に箱が設けられているのが特徴となっています ●なお、「ビッカース Mk.E」の後期型を「ビッカース Mk.F」と呼ぶ場合も多いようです ●この「ビッカース Mk.F」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです ●キットは同社「ビッカース 6t 戦車 E型 単砲塔装備型」のバリエーションキットで、「ビッカース Mk.F」改造用のエッチングパーツと、真鍮挽き物の転輪パーツを追加したものです ●砲身部は、砲身部分と同軸機銃部とが別パーツで成型されています ●砲塔は基礎部分となるプラパーツに、装甲板を表現したエッチングパーツを貼り合わせる方式です ・ 砲塔パネルは後部の箱の部分を除き、5分割式となっています ●車体上部は一体成型で、戦闘室天板、フェンダー部分は別パーツとなっています ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ エンジングリル部はエッチングパーツで再現します ・ フェンダー支持架はエッチングパーツ製 ・ 車体前後に付く、牽引フックは別パーツ化されています ・ 前照灯は、プラパーツとエッチングパーツにより精密に再現 ・ ホーン、マフラーは別パーツとなっています ●車体下部は各パネルを組み合わせる箱組み方式となっています ・ サスペンションボギー部は、左右2分割式となっています ・ 各転輪は個別にパーツ化されています ・ 転輪の2組には付属の真鍮挽き物パーツを使用します ・ 起動輪は中央部のプラパーツの両面にエッチングパーツ(歯の部分)を貼り合わせる構造です ・ 履帯はプラパーツによる一部連結式で、上部、下部は繋がった状態で成型されたパーツを、前後の曲線部は1づつに分割されたパーツとなっています ●砲塔部に貼り付ける装甲板、起動輪、エンジングリルなどを再現するエッチングパーツが付属 ●転輪を再現した真鍮挽き物パーツが2個付属しています ●2011年 新パーツ追加 -------------------------------- ●ワンポイント ・ 本キットは、元となる「ビッカース 6t 戦車 E型 単砲塔装備型」のキットの砲塔の上にエッチングパーツを貼り付ける方式になっており、その作業には模型制作の熟練が必要で、内容的には難易度が高くなっていますので注意して下さい
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