アメリカ M10A1 駆逐戦車 M1ドーザー装備型 (プラモデル)ユニモデル 1/72 AFVキット No.229 スケール:1/72
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「アメリカ M10A1 駆逐戦車 M1ドーザー装備型 プラモデル (ユニモデル 1/72 AFVキット No.229 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の駆逐戦車「M10A1」の「後期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ・ 本キットでは、自由フランス軍とイギリス連邦軍用のマーキングのみを再現したデカールがセットされており、アメリカ陸軍用のデカールは含まれていません ●車体前部に、「M1 ドーザー」を装備した車両を再現しています ●連合軍の対戦車部隊の主力車両として活躍した駆逐戦車「M10A1」の「後期型」の「M1ドーザー装備車両」を再現、車体前部に巨大なドーザーを取り付け、通常の「M10A1」と雰囲気の異なった特異な姿を再現した内容となっています ●ユニモデル社製「アメリカ M10A1 タンクデストロイヤー 後期型」をベースに、「アメリカ M4A2 シャーマン M1 ドーザー装備型 」の「M1 ドーザー」のランナーを追加したバリエーションキットです 【 「M10A1 駆逐戦車」について 】●アメリカ軍は、第2次世界大戦が開戦すると将来の参戦を考慮し、軍備の拡充と、各種車両、火砲の開発を急ピッチで進めました ●当初、対戦車自走砲として「M3 ハーフトラック」をベースに36口径の「75mm砲」を搭載した「M3 自走砲」を開発しましたが、火力、装甲共に貧弱であり、その後継として1942年6月に制式化されたのが駆逐戦車「M10」です ●「M10」は、「M4A2」中戦車の車体をベースに、車体形状を変更、当時のアメリカ軍車両の中では最も装甲貫通能力の高い「3インチ 高射砲 M7」搭載のオープントップの砲塔を装備していました ●アメリカ陸軍は「M4シリーズ」のうち「M4」「M4A1」「M4A3」の3種しか運用しなかったため、余剰車両となった「M4A2」の車体を転用したのが「M10」ですが、各車の生産が安定した後、部隊で使用する燃料を一本化するためにガソリンエンジン車(「M4A2」はディーゼルエンジンを搭載)の「M4A3」をベースに「M10」の砲塔を搭載して誕生したのが「M10A1」です ●「M10」と「M10A1」は、1943年初めの北アフリカ戦線から実戦に参加、その主砲の優れた威力で、駆逐戦車大隊の主力車両としてアメリカ軍のみならず連合軍において大戦を通じて使用されました ●「M10」シリーズは、当初砲塔後部に箱型のカウンターウェイトを装備(「初期型」)していましたが、砲身とのバランスが悪く、「中期型」では雑具箱を兼ねた三角形型のタイプへと変更、さらに「後期型」になると後方に向けて延長したタイプへと変更され、その形状から「ダックビル」とも呼ばれています 【 M4シリーズのドーザーブレード装備について 】 ●大工業国家であるアメリカは、戦前・戦中を通じ、装備類の機械化を積極的に進め、前線後方では「ブルドーザー」を活用して、構築や撤去などの工兵作業を効率的かつ短時間で実施していました ●ただし、装甲を一切持たない「ブルドーザー」では前線地域での行動は不可能であり、ブルドーザーと同じ履帯走行の戦車にドーザーブレードを付けることを考案、「M4」中戦車シリーズ専用のドーザーブレードが作られました ●このドーザーブレードは「M1 ドーザー」として制式化、2000セット弱を生産し、障害物の撤去などに活躍しました ・ 「M4」中戦車シリーズのVVSSサスペンション用が「M1」、HVSSサスペンション用が「M1A1」となります ・ 「M10」や「M10A1」の車体下部は「M4」中戦車シリーズと全く同じものであり、「M1 ドーザー」をそのまま装着することができました ・ ちなみに、戦車が装備するドーザーブレードは、障害物の撤去などの簡単な作業しか行うことができず、本格的な工兵作業には「ブルドーザー」などが必要となりました 【 「アメリカ M10A1 駆逐戦車 M1ドーザー装備型」のキット内容について 】●このアメリカ軍の駆逐戦車「M10A1」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●パーツを細分化し不足する細部のディテールはエッチングで補う、ユニモデル社の1/72シリーズのフォーマットを踏襲して駆逐戦車「M10A1」の「後期型」を再現、ライトガードなどの細部はエッチングパーツで再現しており、中級者以上のユーザーを対象とした内容となっています ●「M10A1 後期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「ドーザー部」の4ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●「3インチ 高射砲 M7」の砲身は、一体成型のパーツで再現 ・ 「砲尾」は前後に分割したパーツで構成、「防危板」「照準器」「操作ハンドル」は別パーツ化しています ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現 ・ 「防盾」は完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、左右に分割したパーツ構成 ・ 「M10」シリーズ特有の大型のボルトは別パーツ化しています ・ 「雑具箱」は左右それぞれ一体成型のパーツで再現、上部のステーはエッチングパーツで再現しています ・ 砲塔上部に装備する「M2重機関銃」は一体成型のパーツで再現、「弾薬箱」は別パーツ化しています ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 座席 ・ 砲弾ラック及び砲弾 ・ 消火器 ・ 砲塔旋回ハンドル など 【 車体上部 】 ●車体上部は、一体成型のパーツで再現、エンジングリル部は別パーツとなっています ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」はモールドで再現 ・ 「M10」シリーズ特有の大型のボルトは別パーツ化しています ・ 「前照灯」「尾灯」を別パーツ化 ・ 「前照灯」と「尾灯」の「ライトガード」は、エッチングパーツで再現(治具が付属しています) ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています 【 車体下部 】 ●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「VVSSサスペンション」は前後に分割したパーツで再現、上部のスキッド部分はエッチングパーツで再現しています ・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「誘導輪」「転輪」はそれぞれ一体成型のパーツで再現しています ●戦闘室部分の車体内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 戦闘室のフロアパネル ・ トランスミッション ・ 操縦手席、無線手席 ・ 砲弾ラック及び砲弾 など 【 ドーザー部 】 ●ドーザー本体は7パーツで構成、これに2パーツで再現した左右のアームを取り付けて作製します ・ 中央のシリンダー部は7パーツで再現、車体側のボックスへと取り付けます 【 履 帯 】 ●履帯は、ラバーシェブロンタイプの「T48」履帯を再現しています ・ 履帯はプラスチック製のパーツ ・上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつに分割した一部連結式履帯となっています ●ライトガード、サスペンションのスキッドなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●イギリス軍仕様及び自由フランス軍仕様となる、車体番号、重量表示などを再現したデカールが付属しています 【 「アメリカ M10A1 駆逐戦車 M1ドーザー装備型」のパッケージ内容 】・ M10A1 駆逐戦車 後期型 (M1ドーザー装備車両) ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1
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