「U.S.S. エンタープライズ NCC-1701 (TV 宇宙大作戦版) プラモデル (レベル スタートレック No.04880 )」です●SFドラマ作品「スタートレック(邦題 宇宙大作戦)」の主役宇宙船「U.S.S.エンタープライズ」を1/600スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●その革新的なスタイルにより宇宙船デザインに革命を起こした「U.S.S.エンタープライズ」を再現、円盤と葉巻型の船体、2基のワープエンジンナセルという無機的な4つの構成物ながら、宇宙船の中では最も優雅なフォルムとも称される美しい姿を再現した内容となっています 【 「U.S.S.エンタープライズ」について 】●宇宙船「U.S.S. エンタープライズ」は、テレビドラマ版「スタートレック」(その後の新シリーズの登場により、オリジナルシリーズとしてTOSとも呼ばれる)の主人公とも言える宇宙船です ●この「スタートレック」は米ソが宇宙開発に凌ぎを削っていた1960年代に構想されましたが、当時の宇宙船のデザインはその宇宙開発の影響でロケット型、もしくは空気抵抗を考慮した流線型が中心でした ●「U.S.S.エンタープライズ」は、恒星間航行を行う宇宙船として円盤を基調としたデザインを持ち、従来の宇宙船デザインとは一線を画した存在で、そのフォルムはSFファンに衝撃を与えました ●「U.S.S.エンタープライズ」は、第1船体後部に装備されたインパルスエンジンにより光速までの速度を発揮、ワープエンジンにより光速以上の航行を行います ●ワープエンジンは、そのワープ航法時には船体をワープフィールド(亜空間フィールド)で覆い、通常空間ながら光速以上のスピードを出すことができるシステムとなっています ・ この航法は、理論上では加速や減速時に重力加速度(G)の影響を受けることがないために、宇宙船の航法システムとしては理に適っていると言われています ●「スタートレック」は、作品全体にSF的要素が散りばめられ、当時の時代背景やその風刺、「人間とは何か」というSFとしての最大のテーマが取り扱われており、コメディ調や、ラブロマンス的なストーリーも存在していたものの、内容自体は重厚なSFドラマとなっています ●その脚本には当時のSF作家が名を連ねた豪華なものでしたが、TVドラマという枠内から予算の制限も厳しく、その特撮は極力費用が抑えられていました ●そんな中、「U.S.S.エンタープライズ」は主役のメカとして各種サイズの模型が製作され、ブルーバック上に模型を置き、カメラ側を動かして撮影が行われました(安定した動きを見せるのはこのカメラ側を動かす方式によるものです) ●この「U.S.S.エンタープライズ」は、当然ながら画一化されたデザインにより製作されましたが、その後に出版された資料集や「AMT」社製のキットではブリッジやその下のB、Cデッキが大型化したデザイン、第2船体も前部が膨らんでいるものへと変更されています ●本キットは劇中に使用された模型デザインを参考として製品化、そのプロポーションとマーキングなどの細部は劇中のイメージに近いものとなっています ・ 当初、劇中に使用された模型はディテールに関してはあっさりとしたもので、その後徐々にディテールが追加されています ・ 劇中で使用された模型は、破損部の改修や展示用のディテールの追加などによって細部に関しては変化していますので、製品化にあたっては撮影プロップのみに捉われない「模型」としての「U.S.S.エンタープライズ」の姿が表現されています 【 「U.S.S. エンタープライズ NCC-1701 (TV 宇宙大作戦版)」のキット内容について 】●この「スタートレック」の主役宇宙船「U.S.S.エンタープライズ」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●レベル社の堅実な金型技術により「U.S.S.エンタープライズ」を再現、パネルラインが全体に彫刻されており、劇中のフォルムとパネルラインによるディテールにより、現代版キットとして同船の姿を表現した内容となっています ●全長約48cmという大型キットながら、単純な形で構成される「U.S.S.エンタープライズ」を反映してパーツ数は抑えられ、ワープエンジンナセルの自重などの強度面も考慮されています ●また、キットは、船体各部の窓、ナビゲーションライト、センサー類など、劇中で光っていた部分がクリアーパーツとなっているのが特徴となっています ・ 各窓のパーツは、1つのブロックごとにパーツ化され、開口処理された船体部の裏側に接着する方式となります ・ 劇中の仕様に合わせて発光ユニットを取り付けても雰囲気を演出することも可能と思われます(発光ユニットは付属していません) ●「U.S.S.エンタープライズ」は、「第1船体」「第2船体」「パイロン」、左右の「ワープエンジンナセル」の5ブロックで構成されています 【 第1船体 】 ●第1船体は上下分割式となっています ・ 船体にはパネルラインが凹状のモールドで彫刻されています ・ ブリッジ及びB、Cデッキ部は別パーツです ・ 船体上下のセンサー部、各窓、ナビゲーションライトなどはクリアーパーツにて再現 ・ インパルスエンジン部と船体部に延びる構造物は別パーツです 【 第2船体 】 ●第2船体は上部のドーサルネック部分を含めて左右分割式で、前部の円筒部とハンガーデッキのシャッター部は別パーツです ・ 前部の円筒部は、内周部と外周部との分割式で、メインセンサー(ディフレクター板)はパラボラ部と軸との2分割式となっています ・ 船体にはパネルラインが凹状のモールドで彫刻されています ・ 船体の歪みを防ぐ桁のパーツが付属 ・ 船体後部のドーム状ライト、各窓などはクリアーパーツにて再現 【 パイロン 】 ●第2船体とワープエンジンナセルとを繋ぐパイロンはV字型に一体成型され、内側部分は別パーツです ・ 第2船体との接合は、第2船体側に窪みがあり、パイロンを接着後に上部のカバー部分を取り付けてパイロンの強度を確保します ・ パイロンに存在する窓はクリアーパーツです 【 ワープエンジンナセル 】 ●ワープエンジンナセルは上下分割式で、先端部と後端部、表面上の各種構造物は別パーツです ・ 先端部のドームはクリアーパーツとなっています ●展示用のディスプレイスタンドが付属しています ・ ディスプレイスタンドのベース部分は、宇宙艦隊記章をモチーフにしています ・ スタンドの上部は第2船体の下部形状に合わせてカーブ状となっており、スタンド部の2個の突起と第2船体の穴により固定する方式です 【 塗装とマーキング 】 ●「NCC-1701 U.S.S.エンタープライズ」の1種類の塗装例が説明書に記載されており、船名表示、艦隊登録番号、宇宙艦隊マーク、第1船体下面のギア部、第2船体下部の4角形の表示、各部のライン、各部の細かな表示マークなどを再現したデカールが付属しています ・ 「NCC-1017 U.S.S.コンステレーション」と「NCC-1657 U.S.S.ポチョムキン」の船名表示と艦隊登録番号を再現したデカールも付属、 ●「U.S.S.エンタープライズ」の完成時のサイズ ・ 全長 : 481mm ●2013年 完全新金型
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