「日本海軍給油艦 襟裳型 (佐多・尻矢) (真ちゅう砲身 & エッチング付) プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W061EP )」です●「日本海軍給油艦 襟裳型 (佐多・尻矢) (真ちゅう砲身 & エッチング付)」です●太平洋戦争時における帝国海軍の給油艦「襟裳型」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●帝国海軍において国産初の本格的な給油艦となった「襟裳型」を再現、タンカー式に中央部に艦橋を持った独特のシルエットを再現した内容となっています ●ピットロード社製「日本海軍給油間 襟裳型 (佐多・尻矢)」に、専用のエッチングパーツ「日本海軍 給油艦 知床型用 エッチングパーツ」と真鍮製の主砲砲身をパッケージした限定バージョンとなります ●「給油艦 襟裳型」のキットパーツは1隻分がセットされており、「給油艦 佐多」「給油艦 尻矢」など、「襟裳型」5隻のうち、いずれか1隻組み立てることができます 【 「給油艦 襟裳型」について 】●帝国海軍は、日露戦争でロシア艦隊を破り、これによって日本海方面の脅威を取り除くことができ、その後は日本沿岸ではなく、外洋での作戦行動を前提とした艦隊編成が採られるようになりました ●そのことから各種艦艇は外洋への航行能力が重視され、それにより大型化が進みましたが、個艦の能力には限界があり、給油艦や補給艦の必要性が高まるようになります ●給油艦として、1910年代の後半に計画されたのが「能登呂型」の8隻で、従来の給油艦は外国からの導入が中心でしたが、この「能登呂型」では国産で、給油艦としては初めて大量に発注された艦でした ●しかし、当初計画された8隻の中の「間宮」は給糧艦に変更、「能登呂型」のネームシップである「能登呂」も水上機母艦に転用されることとなり、以後は2番艦「知床」の名から「知床型」と呼ばれるようになります ●さらには、この「知床」も給兵艦へと改装されてしまい、3番艦「襟裳」の名から残る5隻は「襟裳型」とも呼ばれています ●3番艦「襟裳」は1920年、最終艦「石廊」は1922年に竣工、この「襟裳型」は排水量15,000tという大きさを持ち、1,350tの石炭と8,000tの石油を積載することが可能でした ●太平洋戦争開戦時、「襟裳型」は若干旧式化していたものの、その積載能力から艦隊の随伴艦や各地への燃料の補給などで活躍、帝国海軍にとって支援用の艦として欠かせない存在となりました ●ただし、最高速度が12ノット程度と低かったために、アメリカの潜水艦の格好の目標にもなってしまい、「襟裳」は1942年3月に潜水艦の攻撃により戦没、残る4隻も1944年中に潜水艦の攻撃や空襲によって失われてしまい、制海権、制空権を奪われた戦況においてはこのような支援艦の生存は困難となったのでした 【 「日本海軍給油艦 襟裳型 (佐多・尻矢) (真ちゅう砲身 & エッチング付)」のキット内容について 】●この帝国海軍の給油艦「襟裳型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ピットロード社が長年培ってきた艦船モデル技術により「襟裳型」を再現、同社らしいメリハリのあるシャープな彫刻と造形によりタンカーらしい独特のスタイルを持つ姿とそのディテールを表現した内容となっています ●キットは、「襟裳型」の5隻の中の1隻を再現することができます ・ ピットロード社には「日本海軍 給油艦 知床型 (鶴見・石廊)」がありますが、本キットとは同一ランナーで構成され、パーツの選択により改装前・改装後の違いを再現しています ●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです ●「襟裳型」の船体は左右分割式となっており、これに上甲板、各種構造物を取り付ける構成となっています ●船体部には舷窓などがモールドされています ・ ウォーターラインモデルとしての船底部は、船体パーツに一体成型されています ●上甲板部は1枚の一体成型されたパーツで再現 ・ 上甲板には、リノリウム貼り表現の他、ボラード、各ハッチ、マスト台座、アンカーチェーンなどが精密な彫刻で再現されています ●中央構造物は1層、後部構造物は2層で構成され、甲板部分にはボート架台、船倉ハッチなどが彫刻で再現されています ・ 艦尾の張り出し甲板は別パーツ化して再現されています ●甲板上の構築物「艦橋部」「煙突部」「主砲部」「マスト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを取り付けて完成させます 「襟裳型」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は2層で構成されています ・ 艦橋窓枠はパーツ上に施された凹凸あるモールドで再現 ・ 艦橋や中央構造物に装備される、「8cm単装砲」(×2)、「13mm連装機銃」(×2)、「探照灯」(×1)、「測距儀」(×1)、「方位測定器」(×1)がパーツ化 ● 煙突 ・ 煙突は左右分割式で、煙突トップは別パーツ化されています ●マスト ・ 各マストは、トップ部分も一体成型されています ●主砲 「14cm単装砲」 ×2 ・ 「14cm単装砲」はシールド部分も含めて一体成型でパーツ化されています ・ 主砲のブルワークは各1パーツにて再現 ●副砲 「8cm単装砲」 ×2 ・ 「8cm単装砲」は一体成型となっています ●対空機銃 「13mm連装機銃」 ×2 ・ 「13mm連装機銃」は一体成型となります ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 9mカッター ×2 ・ 8m通船 ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 通気筒 ・ 給油用アーム ・ ウインチ ・ 甲板の通路 ・ 菊花紋章 ・ 錨 ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ デリック などがセットされています 【 「給油艦 襟裳型 (佐多・尻矢)」に付属するエッチングパーツ 】 ●「襟裳型」専用のエッチングパーツが付属しています ・ エッチングパーツの内容は、ピットロード社製「日本海軍 給油艦 知床型用 エッチングパーツ」と同一となります ●エッチングパーツで再現されているディテールアップポイントは ・ 艦橋窓枠 ・ 艦首旗竿 ・ 艦尾旗竿 ・ 舷梯 ・ 通路支柱(3種) ・ 浮輪 ・ ラッタル ・ 識別標識 など、となっています 【 「給油艦 襟裳型 (佐多・尻矢)」に付属する主砲砲身 】 ●「14cm単装砲」の金属製砲身(×2)が付属しています ・ 一体成型となっている主砲の砲身部分を切り取り、穴を開口させて取り付ける方式となります ●旗竿に掲げられる軍艦旗などを再現したデカールが付属しています 【 「日本海軍給油艦 襟裳型 (佐多・尻矢) (真ちゅう砲身 & エッチング付)」のパッケージ内容 】・ 給油艦襟裳型 ×1隻分 ・ エッッチングシート(洋白製) ×1枚 ・ 真鍮挽き物パーツ ×2本 ●スポット生産品
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