スタートレック（STAR TREK）シリーズ クリンゴン バトルクルーザー amt

「クリンゴン バトルクルーザー プラモデル (amt スタートレック（STAR TREK）シリーズ  No.AMT720/12 )」です

●「クリンゴン バトルクルーザー」です

●テレビドラマ版「スタートレック」（邦題名「宇宙大作戦」）に登場する「クリンゴン帝国」の「D-7 バトルクルーザー」を1/650スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●戦闘と名誉を重んじる「クリンゴン帝国」の主力艦「D-7 バトルクルーザー」を再現、獲物を狙う猛禽類のようなマッシブなスタイルを持つ独特なフォルムが表現されています

【 「D-7 バトルクルーザー」について 】

●テレビドラマ版「スタートレック」は、SF性を重視したストーリー展開のため、「エンタープライズ」が所属する惑星連邦と敵対する勢力の描写は比較的少なく、その戦闘シーン自体も極僅かとなっています
　・ 当時のテレビドラマのために予算の都合上、ゲストメカの登場頻度も少なくなっています
　・ 敵対する勢力の描写は少ないものの、その存在をほのめかすセリフは数多く出てきており、それがかえって不気味さを演出していました

●そんな中、惑星連邦に対して敵対する勢力として強烈な印象を与えたのが「クリンゴン帝国」と「ロミュラン帝国」の2勢力であり、「クリンゴン帝国」は戦闘的な種族として描かれました
●その「クリンゴン帝国」の主力艦として登場するのが「D-7 バトルクルーザー」で、その優れた戦闘能力により「エンタープライズ」を攻撃（ただし、戦争状態ではないので、あくまでも個艦としての紛争）、同艦を危機に陥れます

●「D-7 バトルクルーザー」は「クリンゴン帝国」において23世紀で運用されている主力艦で、「エンタープライズ」（「コンスティテューション級」）よりも若干小型ながら、同程度の戦闘能力を持っています
●23世紀後半になると、より高性能艦が求められ、同艦をベースとした火力増強型である「クティンガ級」が建造され、惑星連邦に新たな脅威として見られるようになります
●また、「D-7 バトルクルーザー」は、当時同盟関係にあった「ロミュラン帝国」にも供与されており、同帝国の艦として劇中に登場、更には同帝国の技術により「D-7 バトルクルーザー」には遮蔽装置が装備されていました

●テレビドラマ版「スタートレック」では、当時のSF作品が流線型やロケット型の宇宙船となっているのに対して、そのようなデザインを排し、空気抵抗のない宇宙空間を航行する船として独特なデザインの宇宙船が登場しました
●主人公である「エンタープライズ」はその最たるものであり、円盤をデザインの中心に置き、ワープエンジンナセルを備えた、現在においても全く色褪せない宇宙船フォルムとなっています
●その敵役である「クリンゴン帝国」の「D-7 バトルクルーザー」も、「エンタープライズ」とは異なるデザインを採用しながらも、その根底となる設計思想の共通性が感じられ、同艦も宇宙船デザインとして極めて優れたものとなっています
　・ 映画版（「TMP）を製作する際に「クリンゴン帝国」の宇宙船が考えられましたが、その優れたデザイン性により「D-7 バトルクルーザー」にディテールを付加するという方法（これが「クティンガ級」）が採られています

【 「クリンゴン バトルクルーザー」のキット内容について 】

●この「クリンゴン帝国」の「D-7 バトルクルーザー」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●キットは、その独特なフォルムにより強烈なインパクトを与えた「D-7 バトルクルーザー」を再現、少ないパーツ数によりその姿が表現されています
　・ テレビドラマ版の「D-7 バトルクルーザー」ですので、船体表面はフラットな形状となっています

●各船体部の窓はデカールにて再現されています


●「D-7 バトルクルーザー」は、「前部船体（中央ブームより前半部）」「後部船体」「左右エンジンナセル」の4ブロックで構成されています

【 前部船体 】
●前部船体は、船体上部と、ブームを含めた船体後部で構成されています

●船体上部は上下分割式で、上部パーツにはブリッジ（艦橋）が一体成型されています
　・ ブリッジ前部のキャビン部は上下分割式で再現
　・ 船体上部側面のグリル部は下部パーツに一体成型されています

●船体下部は、ブームを含めて左右分割式となっています
　・ 前部のアンテナ（劇場版では魚雷発射口）は別パーツです
　・ ブーム基部のフィン部分は別パーツにて再現

【 後部船体 】
●後部船体は上下分割式で、中央部の上部構造物は別パーツとなっています
　・ 上部構造物前面のスリットがモールドにて再現
　・ 上部構造物側面のグリル部は別パーツです

【 エンジンナセル 】
●左右のエンジンナセルは左右分割式で、ナセル後部は別パーツです
　・ ナセル後部側面のグリル部は別パーツにて再現され、メッキパーツとなっています


●エンジンナセル、後部船体のグリル部などはメッキ加工されています

●展示用の半球状のスタンドが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●船体各部の窓、「クリンゴン帝国」のマークなどを再現するデカールが付属しています
　・ デカールは新規のデザインによりプリントされています

●成型色 ： グリーン（一部メッキパーツあり）


●再販アイテム