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「ドイツ フィールドキッチンセット プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.103 )」です●「ドイツフィールドキッチンセット」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット●軍隊は、野戦において戦闘行動を取る際、その行動に付いていくように、簡単な食事に関しては、前線後方で調理を行っています ・ その為の移動用の調理機材「フィールドキッチン」は、第1次大戦の頃から本格的に開発され、各国で使われました ●「フィールドキッチン」は、部隊の構成の必需品であり、ドイツ軍の部隊編成の際には、どのような兵器よりも、真っ先に揃えておくものとされていました ・ ドイツ軍では、1日の中で、最低1回は温かい食事を取るようにと決められていました ・ ちなみに、ソ連軍では「温かな食事が無いと、兵士は逃亡する」とも言われていました ●ドイツ軍の野戦食は、「パン」と「シチュー」との取り合わせが中心で、「フィールドキッチン」では主に「シチュー」を調理、「パン」は師団直属の「製パン中隊」から取り寄せられました ・ 食事によっては、より後方で作られたソーセージが付くこともありました ・ 記念日にはワインが付いた特別食も用意されました ●ドイツ軍の「フィールドキッチン」の構造は、大きな鍋が中央に位置し、その下側に複数の焚口が存在しています ・ 大型の鍋はシチューを炊くのが目的で、特殊な2重構造をしており、保温する能力も兼ね備えていました ・ 鍋の隣にはコーヒーを沸かす為の装置が在り、他にレンジも備えています ・ 燃料は、薪や石炭等を使用し、排気は1本の煙突から行いました ・ 1台の「フィールドキッチン」の能力は兵士120~220人分の野戦食を作ることができました ●各歩兵師団には、馬曳き用の「フィールドキッチン」が用意されましたが、機甲部隊用には、車載型も作られています ●この「ドイツフィールドキッチンセット」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、馬に曳かれる「リンバー」と、これに繋がれる「フィールドキッチン」を中心に、曳き馬や兵士フィギュアがセットされたもので、その他に、糧食関係の豊富なアクセサリー類が付属しています ●「フィールドキッチン」は、「タミヤタッチ」のシャープなモールドで彫刻され、大きな鍋、側面の「コーヒー沸かし」や、その下に付いている焚口も忠実に再現されています ●「フィールドキッチン」の中核である大きな鍋は、内鍋と蓋が別パーツとなっていますので、蓋が開いている状態とすることもできます ・ 「シチュー用のスプーン」も付属していますので、「シチュー」部分を自作して鍋の中が見えているという状態を演出しても面白いでしょう ・「コーヒー沸かし」の蓋も開閉状態を選択できるようになっています ●「リンバー」と「フィールドキッチン」の車輪は馬曳き用の木製タイプとなっています ●牽引する姿の2体の馬が付属 ・ 馬曳き用の馬が表現されており、力強く筋肉が盛り上がった様子を彫刻で再現、サラブレットのような競争馬とは違い、足が短くて力強い姿が特徴となっています ・ 馬は、左右分割式で、頭部、たてがみ、尻尾が別パーツです ●馬具や「たずな」を再現するプラ板が付属、切り出す作業を行う為、説明書には実寸大の寸法図が描かれています ●御者をしているポーズのフィギュアが1体付属 ・ M36野戦服に略帽を着用、ブーツを履いた姿を再現 ・ 上記の服装は、大戦の前期のタイプとなりますが、この服装は大戦後期でも見られています ・ また、「フィールドキッチン」を扱う兵士は基本的に後方勤務兵でしたので、軍服の消耗が少なく、大戦後期においても、このような前期タイプの服装も多かったものと思われます ●セット内容 ・ フィールドキッチン ×1 ・ リンバー ×1 ・ 馬 ×2体 ・ 兵士フィギュア ×1 ・ 食料保存容器 ×2 ・ 牛乳カン ×2 ・ 飯盒 ×4 ・ 水筒 ×1 ・ バケツ ×1 ・ ランタン ×1 ・ 炊飯容器 ×2 ・ シチュー用スプーン ×1 ・ カイバ袋 ×1 ・ シート ×1 ・ モーゼル Kar 98k ライフル ×1
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