「海上自衛隊 P-3C オライオン 第2航空隊 (八戸基地) プラモデル (トミーテック 技MIX No.AC303 )」です●海上自衛隊で運用されている「P-3C オライオン」を1/144スケールで再現したパーツ彩色済プラスチックモデル組立キット 【 「第2航空隊のP-3Cオライオン」について 】●海上自衛隊の第2航空隊は、青森県八戸航空基地に駐留し、「P-3C」を運用する第21飛行隊と第22飛行隊を隷下におさめています ●特に、冷戦時代はソ連海軍の潜水艦に対抗する最前線の航空隊として、日本北方周辺海域の哨戒を主に担当しています ●本キットでは、かつて海上自衛隊において採用されていた白と灰色のハイビジ塗装を施された「P-3C」を再現 ●第2航空隊は、ギリシャ神話における海の神「ポセイドン」を部隊章として用い、「P-3C」の垂直安定板には「ポセイドン」の持つ三叉銛「トリアイナ」が大きく描かれていました ●現在では全ての「P-3C」がロービジ塗装に塗り替えられているため、この部隊章は見ることができませんし、第2航空隊の組織変更が行われ、現在では北欧神話の神「オーディン」がマスコットとなっています ●しかし、現在の「第2航空隊」の部隊章は「オーディン」の神が三叉に分かれているなど、旧第2航空隊の伝統を引き継ぐものとなっています ●ちなみに、第2航空隊は毎年流氷観察を行っており、流氷をバックにした「P-3C」の美しい写真は、本航空隊の機体です 【 「海上自衛隊 P-3C オライオン 第2航空隊 (八戸基地)」のキット内容について 】●この海上自衛隊の「第2航空隊」に配備されていた「P-3C オライオン」を再現したパーツ彩色済みプラスチックモデル組立キットです 「P-3C オライオン 第2航空隊 (八戸基地)」の特徴 ●1981年から海上自衛隊に配備が始まった、「P-3C オライオン」の「アップデート2.5」以降の機体を再現 ●主翼左付根部分に「HLR-109 ESMポッド」を装備、主翼左右端に「EMS」を装備した改修機と、これらを装備しない機体を選択して作成することができます ●アメリカ海軍の塗装スキームを受け継いだ、機体上面ホワイト、機体下面グレーのハイビジカラーとなっています ●機体本体から付属するウェポン類まで、キットを構成しているパーツは既に塗装済み ●機体に記されている部隊マークや国籍マーク、海上自衛隊のロゴ、細かなステンシル類などもパーツ上に再現されており、さらに繊細なスミ入れ処理も施されていますので、組立てるだけで塗装・マーキング済みの「P-3C オライオン」を再現することが可能です (機体番号のみデカールで再現しています) 「P-3C オライオン」機体胴体部 ●機体上面はホワイト、機体下面はライトグレーの海上自衛隊で用いられていた旧ハイビジ塗装パターン ・ 機首レドームのブラックや主翼上のウォークライン、フラップのレッド、プロペラの塗りわけ、脚柱やタイヤなども塗り分けられています ・ 尾翼の部隊シンボル、多数のコーションマーク類はタンポ印刷にて再現 ●「P-3C オライオン」の機体は、機体胴体部、主翼部、垂直尾翼、水平尾翼部の各ブロックに分割されており、それぞれのブロック部を組立後、ひとつに連結して完成させます ・機首下面に設置された「赤外線前方監視装置(FLIR)」は、開閉状態を選択して組立てることが可能 (展開状態はクリアパーツを使用しています) ・ 機首横に設けられた「APU排気口」は開閉状態を選択して組立てることができます ・ 機体胴体側面に設置された観測窓類はクリアパーツで再現 ・ 機体胴体側面の搭乗口扉は開閉状態を選択して組立てることができます ●機体胴体下部の「ウェポンベイ」「ソノブイ投射機」を1/144スケールながら精密に再現 ・ ウェポンベイのドアは開閉状態を選択して組立てることが可能、ドアアームまでも再現されています ・ ウェポンベイ内部も塗装済み、付属のウェポンをセットすることができます ・ ソノブイ投射機部分のパネルは別パーツ化して再現、凹をつけたディテールとステンシルで精密な仕上がりとなっています ●機体尾部の「MADブーム」は別パーツ化して再現 ・ テールコーンからすっと伸びる独特の形状をリアルに再現しています 「P-3C オライオン」主翼・尾翼・脚柱 ●主翼は上下分割のパーツ構成、フラップの展開・収納を選択して組立てることができます ・ 4発のエンジン部は別ブロック化して再現 ・ 主翼パイロン、翼端部は別パーツにて再現されています ・ 両翼端に装備された「EMS」は別パーツにて再現、機番によって装備・非装備を選択することができます ●プロペラ部はプロペラ、スピナー部を分割して再現、4翅プロペラは一体成型のパーツで再現されています ・ プロペラはポリキャップによる接合となっており、可動させることができます ・ プロペラブレード上の赤白の塗りわけ、ブレード基部の黒の塗り分けは丁寧な塗装で再現されています ●垂直尾翼・水平尾翼は一体成型のパーツで再現されています ●ランディングギアは脚柱、脚カバー、タイヤとに分割された構成 ・ 脚カバーは「開」「閉」の2種類のパーツがセットされていますので、「駐機状態」「飛行状態」に合わせて選択して使用することができます ・ 機体胴体下の着陸灯はクリアパーツで再現されており、開閉状態を選択して組立てることができます 「P-3C オライオン」コックピット ●キャノピーは機首一部と一体化したパーツで再現、ウインド部はクリアパーツとなっています ・ キャノピー枠部は機体色であらかじめ塗装されています ・ コクピット内はシート、正面計器パネルを再現 ・ コクピットフロアを再現したパーツはダイキャスト製、重しとなって機体の重量バランスを取ってくれます ・ 着座姿勢のコクピットクルーを再現したフィギュア(×3)が付属 ・ ワイパーも再現されています ●機体各所に設置されたブレードアンテナやセンサー類は別パーツ化して再現、繊細で極小なパーツとなっており、完成後のスケール感を高めてくれます ●「P-3C オライオン」の機外兵装として ・ HLR-109 ESM ポッド ×1 ・ Mk.46 魚雷 ×2 ・ 150kg 対潜爆弾 ×2 ・ ソノブイ ×1 が付属、「P-3C」のウェポンベイ内部、主翼下面に装備する事ができます (「ソノブイ」はサービスパーツですので投下口に収納することはできません) ●更なる武装の強化には「米軍ウエポンセット 5」にセットされている「AGM-84D ハープーンミサイル」を使い、主翼下面へと装備させることができます ●このほか、搭乗員乗降用のタラップを再現したパーツが付属しています ●機体番号はデカールで再現、「4ケタ」「2ケタ」でワンセット、複数パターンの番号がセットされていますので、お好みの機番を貼ることができます 付属の機体番号は ・ 02-5002 ・ 06-5006 ・ 07-5007 ・ 08-5008 ・ 22-5022 ・ 27-5027 ・ 48-5048 ・ 53-5053 となっています ●飛行状態で飾る事ができるディスプレイ用のスタンドが付属 (組立式) ・ 1/144スケールにして247×211(mm)のサイズを支えるスタンドとして、新たに大型のものをセットしています ●トミーテック社製「P-3C プロペラ回転 発光ユニット」を取り付けることが可能、このユニットにより各部航法灯の点灯、プロペラの回転を実機さながらに再現することができます ・ユニットの詳細は「P-3C プロペラ回転 発光ユニット」の商品ページを参照して下さい 【 「海上自衛隊 P-3C オライオン 第2航空隊 (八戸基地)」の製品仕様 】●2013年 「P-3 オライオン」 第2シリーズ (AC303、AC304 同時発売) ●パーツ塗装済み組立キット ●「P-3C オライオン」のサイズ ・ 全長 : 247×211(mm) ●製品素材 ・ 機体本体 ランナーパーツ、キャノピー、フィギュア : PS ・ コクピット : 亜鉛合金 【 「技MIX P-3 オライオン」シリーズについて 】●「今からでも楽しめるプラモデル」をコンセプトに、、飛行機製作の難関となる塗装作業を不要としつつ、完成品モデルでは実感できないハイレベルな造型と完成の喜び、さらに「動き」や「遊び」の要素を兼ね備えたシリーズが「技MIX(ぎみっくす)」です ●「技MIX」シリーズでは機体パーツはもちろん、ウェポン類のパーツまでもが塗装済み、説明書に従って組み立てるだけで精度の高い1/144スケールの「P-3C オライオン」シリーズを完成させる事ができます ●「通常塗装」「特別塗装」などの機体基本塗装を始め、国籍マークやコーションマーク(一部)も再現済み、さらにパーツ上にはパネルラインに沿ったスミ入れまでも施されています ●また、「通常塗装」の機体に関しては、複数の機体番号を再現したデカールをセット、お好みの機番を作成したり、複数機による編隊を再現することが可能になっています 【 「海上自衛隊のP-3C オライオン」について 】●「ロッキード P-3 オライオン」は4発のターボプロップ哨戒機です ●アメリカ海軍で運用されていた「P2V ネプチューン 哨戒機」の後継として開発がスタート、ロッキード製旅客機「エレクトラ」を原型に開発が進められ、1959年に原型機「YP-3A」が初飛行しました ●合計で757機が生産されるベストセラー機となった「P-3 オライオン」は、海洋監視・対潜哨戒といった基本任務のほか、電子戦・観測などの任務を行う多数のタイプが配備・輸出されています ●海上自衛隊は107機を調達しており、その内訳は「P-3C 対潜哨戒機」を98機、「EP-3 信号諜報機」を5機、「OP-3 画像情報収集機」を5機(P-3Cを改造)、「UP-3D 電子戦訓練支援機」を3機、「UP-3C 装備支援機」が1機となっています ●海上自衛隊調達機のうち、99機は川崎重工によってライセンス生産され、配備機総数は、アメリカ軍に続く2番目にあたり、3番目のカナダ軍を5倍上回る配備機数となっています ●「哨戒機型(P-3C)」は「ソノブイランチャー」、尾部の「磁気探知装置(MAD)」ほか多数のセンサーを装備しており、作戦行動範囲は4,470km、3時間の哨戒ミッションを行う場合は2,492kmの範囲で活動を行うことが可能です ●武装はウェポンベイまたは主翼下に爆弾、魚雷ほか対艦ミサイルを装備することができ、まさに大型哨戒機の決定版とも言える性能を有しています ●アメリカ海軍では次世代機「ボーイング P-8」、海上自衛隊では「川崎 P-1」の開発が終了し、徐々に「P-3C」を置き換えていく予定です ●しかし、大型の「P-3」は発展性に優れていることから、世界中でも多くの機体が現役を続行する見込みであり、今後、「P-3」の近代改修ビジネスに注目が集まっているところです
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