海上自衛隊 あたご型護衛艦 (本)
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「海上自衛隊 あたご型護衛艦 本 (イカロス出版 世界の名艦 No.61797-68 )」です●海上自衛隊のイージスシステム搭載ミサイル護衛艦「あたご型」をふんだんなカラー写真とともに解説したガイドブックです 【 「海上自衛隊 あたご型護衛艦」の概要 】●東西冷戦時代、我が国の海上自衛隊はシーレーンをソ連の潜水艦の脅威から守るということを主な任務としており、護衛艦は対潜能力を重視する傾向にありました ●艦隊防空のためのミサイル護衛艦としては「はたかぜ型」などが存在していましたが、基本的に「はたかぜ型」などは1つの目標を迎撃する能力しかなく、多くの目標を同時に追尾し迎撃することはできませんでした ●また、その当時、自衛隊の予算は少なく、建造単価の高くなるミサイル護衛艦の建造予算は、対潜能力を優先した護衛艦の建造のためそれほど割くことができず、艦隊防空能力の低さは海上自衛隊の弱点でもありました ●1980年代後半から建造されたイージスシステム搭載のミサイル護衛艦(イージス艦)「こんごう型」は、それまでのミサイル護衛艦とは次元が異なる高い防空能力を持ち、多数の目標に対して同時捕捉と同時攻撃の可能な護衛艦です ●このイージス艦「こんごう型」は、それまで脆弱な艦隊防空能力しか持たなかった海上自衛隊にとって悲願の叶った護衛艦でしたが、建造時期が冷戦終結時と重なったために、不要論も噴出してしまう事態となりました ●しかし、冷戦体制崩壊後、世界のパワーバランスが崩れ、各国で紛争事案が多発、日本を取り巻く環境も悪化してきたと言わざるを得ない状況となっています ●また、世界的なテロ行為の増加に対して、海外との輸出入が国家産業の基盤となっている日本にとって無関係、無関心となることもできず、海上自衛隊の艦艇を海外へと派遣、この傾向は今後益々増加すると思われます ●このような日本を取り巻く状況の変化により、高い防空能力と情報処理能力を持つ「こんごう型」の必要性は冷戦時代よりも高まり、「こんごう型」の改良型として建造されたのが「あたご型」です ●「あたご型」は、「こんごう型」よりも高いステルス性を持ち、ヘリの収容能力を持たなかった「こんごう型」に対し、ヘリ格納庫を装備しているのが最大の特徴です ●「こんごう型」よりも高い能力と汎用性を持つ「あたご型」は、最新鋭のイージス艦として海上自衛隊を代表する護衛艦として運用されているのです ●本書「海上自衛隊 あたご型護衛艦」は、このイージスシステム搭載ミサイル護衛艦「あたご型」にスポットを当てて徹底的に解剖、解説します ●「あたご型」の持つ能力をはじめ、艦の全体像や特徴、仕様、ディテールを実艦写真をふんだんに交えて詳細に解説、実際の運用方法や戦闘システムに至るまでその実像に迫ります ●イージス艦として艦隊防空だけではなく、弾道ミサイルから日本を守る「盾」としても運用されている「あたご型」、最新の防空システムを装備した電子の要塞たる姿を収めた一冊となっています 【 「海上自衛隊 あたご型護衛艦」の内容目次 】●写真で見る「DDG-177 あたご」 ●写真で見る「DDG-178 あしがら」 ●「あたご型」DDG各部詳解 ●「あたご型」DDGの全て ・ 「あたご」型運用論 ・ 「あたご」型護衛艦 戦闘システム概論 ・ 対空ミサイル入門 ・ 弾道ミサイル防衛 ・ 艦対空戦闘大図解 ・ 「あたご型」 ウエポンファイル ●「あたご型」 各艦の履歴とこれから ●「あたご型」ミッション&エクササイズレポート 【 「海上自衛隊 あたご型護衛艦」の奥付 】●版型 : B5版 / ソフトカバー ●全100ページ / カラー60ページ ●発行日 : 2015年11月30日 ●ISBNコード : 9784802200820
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