機銃射撃装置セット (プラモデル)ファインモールド 1/700 ナノ・ドレッド シリーズ No.WA029 スケール:1/700
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「機銃射撃装置セット プラモデル (ファインモールド 1/700 ナノ・ドレッド シリーズ No.WA029 )」です●太平洋戦争時における帝国海軍の大型艦艇に装備された、対空機銃用の射撃指揮所「95式射撃装置」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●既存のウォーターラインシリーズ等、1/700スケールの艦船モデルキットへと取り付け、より実感溢れるモデルの作製を可能にするディテールアップ用のパーツセットです 【 「95式射撃装置」について 】●各艦艇に装備された対空機銃は、基本的に敵航空機を直接照準して射撃するシステムとなっていました ●ただし、発射した機銃弾は重力の関係から弓なりの弾道を描くため、距離による照準の修正が必要で、また航空機の進行方向も考慮しなければなりませんでした ●さらに、連装機銃、3連装機銃などは、機銃の仰俯角を担当する照準手と、左右旋回を担当する照準手との2名で操作し、対空射撃時にはこの2名が1つの目標に重点を置いて照準、射撃を行うことから統合的に対空射撃を行うことは困難でした ●また、対空射撃とは必ずしも敵航空機を撃墜することが目的ではなく、敵の攻撃から自身の艦を護ることが最優先とされ、敵航空機の進行上に弾幕を形成して、爆弾等の投下を阻止、狂わせることが求められました ●このような対空機銃の射撃を統制する指揮所として1936年に制式化されたのが「95式射撃装置」です ・ 「95式射撃装置」は基本的に重巡洋艦以上の大型艦に装備した対空兵装で、駆逐艦や軽巡洋艦といったスペース的に対空機銃が分散配置となる場合は指揮が困難になるために、「95式射撃装置」は装備されませんでした ●この「95式射撃装置」には、測距儀を装備したカバーが付いたタイプと、測距儀が装備されない露天状で設置したタイプとがあります ・ カバーが付いたタイプは、指揮官、測距手、測距読取り兼伝令手、的針手、捜索手、射手の6名で操作 ・ 露天状に設置したタイプは、指揮官、射手、伝令の3名で運用が行われました ●「95式射撃装置」は1基あたり、2基~4基程度の機銃の指揮を担当、主砲塔上などの艦の構造から「95式射撃装置」を装備できない機銃は各機銃の判断によって射撃が行われています ●「95式射撃装置」は、対空戦闘が激化して行く中、対空機銃の増強に伴って増設、戦争後期における大型艦の主要な装備となりました 【 「機銃射撃装置セット」のキット内容について 】●この帝国海軍の対空機銃用の射撃指揮所「95式射撃装置」を再現したプラスチックモデル組立キット です ●ファインモールド社「ナノ・ドレッドシリーズ」のフォーマットを踏襲して、プラスチックパーツの成型技術の限界に挑戦、レーザー加工によるハイディテールな彫刻を施した高い精度を持つディテールアップパーツセットです ●太平洋戦争において重巡洋艦以上の大型艦に装備された「95式射撃装置」を再現、プラパーツの特性を活かした立体的な彫刻と、「ナノ・ドレッドシリーズ」として極めて高い成型技術を投入したディテール表現で、カバー付きタイプは観測窓や天窓が付いたカバー部を、露天状のタイプは射撃装置のメカニカルな構造などを、忠実に再現した内容となっています ●「95式射撃装置」は1/700スケールという大きさの場合、観測窓や天窓を忠実に再現することは難しく、表面が全くフラットな状態となっている場合や、観測窓のラインのみのモールドとなっている場合が大部分を占めています ●これは、1/700スケールとして艦全体のディテール表現を考慮しているためで、これは「95式射撃装置」に限ったことではないのも事実です ●本キットでは、微細なパーツでありながら精密な彫刻を施したパーツで忠実に「95式射撃装置」を再現、エッチングパーツをも凌駕するディテール表現で、「95式射撃装置」形状はもちろん、シャッター状の観測窓、天窓、窓のスライド枠、射撃装置の細部などを再現したプラスチック成型の限界に挑んだ究極のディテールアップパーツとなっています ●1/700のスケールの帝国海軍の艦船モデルのディテールアップに使用することで、より細かなディテールを持つモデルの作製への大いなる助けとなることでしょう ●「機銃射撃装置セット」には、「95式射撃装置」の3種のタイプをパッケージしています ・ 航空母艦、戦艦、重巡洋艦が装備した「露天状のタイプ」 ×20 ・ 主に近代化改装以後の重巡洋艦が装備した「カバー付きタイプ」 ×8 ・ 戦艦「大和型」が機銃増設時に装備した、「シャッター状の観測窓を持つカバーが付いたタイプ」 ×4 ・ 戦艦「大和型」の竣工時から装備された「95式射撃装置」は、ファインモールド社製「大和・武蔵用 探照灯セット」に付属しているパーツを使用します ●「95式射撃装置」3種のパーツは、それぞれ一体成型のパーツで再現 ・ カバー付きのタイプは、観測窓、天窓、窓のスライド枠などを繊細な彫刻で再現 ・ 露天状のタイプは、射撃装置の操作ハンドルなどのディテールを繊細な彫刻で再現 ●露天状のタイプは、下部にダボが付いており、艦艇のキットの取り付け部に1mm径の穴を開口、もしくはダボ部分を切り取って使用します 【 「機銃射撃装置セット」のパッケージ内容 】・ 「95式射撃装置」3種 ×計32 【 「機銃射撃装置セット」の対応艦艇 】・ 帝国海軍の重巡洋艦以上の大型艦 ●製品素材 : ABS ●2014年 完全新金型 ●取り付け・塗装方法 ・ パーツの切り離しにはプラモデル用精密ニッパーもしくはデザインナイフなどをご利用下さい ・ パーツの取り付けには、少量のプラスチックモデル用接着剤を底部に塗布した上、ピンセットを用いて取り付けます ・ 塗装は、精密なディテールを活かすためエアブラシを用いた吹き付け塗装をお薦めします ----------------------------------------------------------- 【 「1/700スケール プラスチックパーツ ナノ・ドレッド シリーズ」について 】・ 艦船モデルは、縮尺が小さいために、その細部の表現にはエッチングパーツが適しています ・ しかし、エッチングパーツは金属板を加工したものであり、立体物の造形としては厚みが不足するというのも事実です ・ また、エッチングパーツの加工には高度なテクニックが必要であり、これを補い手軽に精度の高いディテールアップを行うための解答とも言えるのがファインモールド社の「ナノ・ドレッドシリーズ」です ・ 同シリーズは、細部パーツをプラパーツ(ABS)にて再現、同社が所有する3次元レーザー彫刻機による金型への微細加工と、ナノテク領域を扱う工業用プラスチック部品開発・製造会社の協力とによって実現し、プラパーツの成型技術の限界に挑戦するディテールによって、艦船モデルの細部を表現する究極のディテールアップパーツキットです
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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