アメリカ陸軍 D7 回収トラクター (プラモデル)ミラーモデルズ 1/35 AFVモデル No.35853 スケール:1/35
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「アメリカ陸軍 D7 回収トラクター プラモデル (ミラーモデルズ 1/35 AFVモデル No.35853 )」です●第2次世界大戦時における装軌式の牽引車「キャタピラー D7 7M」の「ウィンチ装備型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●装軌式車両の代名詞とも言うべき「キャタピラー」社による装軌式トラクター「キャタピラー D7 7M」の「ウィンチ装備型」を再現、幅広の履帯と大型のボンネットに簡素な運転台を設けた、ブルドーザーの車体の雛形となる姿を再現した内容となっています ●ミラーモデル社製「キャタピラー D7 7M トラクター (陸軍仕様)」をベースに、「ウィンチ装備型」を再現するために、新規パーツとなる前後のウィンチを追加したバリエーションキットです 【 「キャタピラー D7 7M ウィンチ装備型」について 】●履帯を使用して走行する装軌式車両は、18世紀から19世紀前半にかけて研究が行われました ●20世紀初頭、蒸気式エンジンを搭載した装軌式車両が登場、1905年にはイギリスの「リチャード・ホーンズビー・アンド・ソン」社が農耕用のトラクターとして装軌式車両を開発して特許を取得、この車両は火砲牽引車としてイギリス軍が試験的に使用しています ●その後、アメリカの「ホルト」社がこの「リチャード・ホーンズビー・アンド・ソン」社の特許を取得し、イギリス軍兵士がこの車両のあだ名として使用していた「キャタピラー」という名前を商標登録しました ●「ホルト」社の装軌式車両は、第1次世界大戦時に出現した近代戦車の足周りの参考とされ、車両自体も砲兵用の牽引車として各国で運用が行われています ●第1次世界大戦後、「ホルト」社は社名を「キャタピラー」社へと変更、この「キャタピラー」社の装軌式車両は農耕用トラクターや軍隊の火砲牽引車として各国に輸出されています ●この「キャタピラー」社が1940年に開発したのが「キャタピラー D7」で、幅広の履帯を装備した不整地踏破能力と牽引能力の高さにより高い評価を獲得、この車体はブルドーザーの車体部分の原型ともなりました ●「キャタピラー D7 7M」は、「キャタピラー D7」の最初のモデルで、4気筒液冷4サイクルディーゼルエンジンを搭載、アメリカ軍のにならずイギリス軍も供与車両として使用、牽引車として広く運用が行われています ●「キャタピラー D7 7M ウィンチ装備型」は、「キャタピラー D7 7M」のバリエーションとして、回収作業用として車体後部に「D7N ウィンチ」を装備、車体前部にもウィンチを増設した車両も存在していました ●その後「キャタピラー D7」シリーズは改良を重ねながら現在に至るまで生産が続き、装軌式トラクターの代表的存在となっているのです 【 「アメリカ陸軍 D7 回収トラクター」のキット内容について 】●この装軌式牽引車「キャタピラー D7 7M」の「ウィンチ装備型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ミラーモデルの実車への深い造詣とリサーチ力により「キャタピラー D7 7M ウィンチ装備型」を再現、細分化したパーツ構成とエッチングパーツにより同車の細部表現に重きを置いた内容となっています ●前部のウィンチは装着の有無を選択して組み立てることができます ●「キャタピラー D7 7M ウィンチ装備型」は、「ボンネット」「エンジン」「運転台」「前部ウィンチ」「後部ウィンチ」「シャーシ」の4ブロックで構成しています 【 ボンネット 】 ●ボンネットは各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ フロントグリル部は、繊細なモールドでメッシュパターンを再現しています ・ ボンネット上部の各管は別パーツ化して再現 ・ 前照灯は前後に分割したパーツ構成で、前部のガラス部はクリアパーツで再現しています 【 エンジン 】 ●エンジンは、細分化したパーツ構成で詳細に再現、トランスミッション、クラッチ、ラジエターなどの基本構造をはじめ、上方に伸びる排気管、冷却ファン、ファンベルト、キャブレターなどの補器類も細かく再現しています ・ 冷却ファンはエッチングパーツで再現 ・ ラジエターのステーは付属の銅線で再現します 【 運転台 】 ●運転台は、シャーシのフレームにフロアパネルを装着、これに座席、各レバーなどを取り付けて作製します ・ 座席は前後に分割したパーツ構成で、これにクッション部を取り付けて完成させます ・ 操行レバー、変速レバー、クラッチペダル、アクセルペダルは個別にパーツ化 ・ 前部の足掛けと側面のステップはエッチングパーツで再現 【 前部ウィンチ 】 ●前部のウィンチは、レジン製パーツとエッチングパーツで再現しています ●ウィンチ下部のフレームは一体成型のパーツで再現、これにウィンチ本体を取り付けて作製します ・ ウィンチのリール部分は一体成型のパーツで再現、表面のパターン部分はエッチングパーツとなります ・ ウィンチを支えるアームは個別にパーツ化しています ・ ウィンチを操作するハンドルはエッチングパーツにて再現 【 後部ウィンチ 】 ●後部ウィンチは、リール部分を前後に分割したパーツで再現、これに両側面のパネルのパーツを貼り合わせて作製します ・ 側面パネルには「D7N」などの刻印をモールドで再現しています 【 シャーシ 】 ●シャーシのメインフレームは上下に分割したパーツで再現、これに左右の足周りを取り付けて作製します ・ 足周りのガータービーム部は左右に分割したパーツ構成で、転輪を挟んで作製します ・ ガータービーム部の中央のスプリングは、付属の金属製バネで再現します ・ 転輪は前後に分割したパーツ構成で、車軸は別パーツ化しています ・ 起動輪、誘導輪は各1パーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつに分割した連結可動式履帯が付属しています ・ 履帯は、内側のフレーム部と外側の履板とで構成、左右に分割したフレーム部を繋ぐことで可動とすることができ、これに履板を貼り付けます ●前照灯のガラス部を再現するクリアパーツが付属 ●エンジンの冷却ファン、運転台の足掛け、ステップなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「アメリカ陸軍 D7 回収トラクター」の塗装とマーキング 】 ●「アメリカ陸軍 D7 回収トラクター」のマーキングとして、民間用とアメリカ軍仕様の2種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マーク、車台番号などを再現したデカールが付属しています 【 「アメリカ陸軍 D7 回収トラクター」のパッケージ内容 】・ キャタピラー D7 7M ウィンチ装備型 ×1 ・ エッチングシート ×3 ・ 金属製バネ ×2 ・ 銅線 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2015年 一部新金型
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