アメリカ M48A1 パットン (プラモデル)ドラゴン 1/35 Modern AFV Series No.3559 スケール:1/35
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「アメリカ M48A1 パットン プラモデル (ドラゴン 1/35 Modern AFV Series No.3559 )」です●1950年代後半から1960年代におけるアメリカ軍の主力戦車「M48A1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「M48」の改良型として、銃塔状の車長キューポラを装備した「M48A1」を再現、アメリカ軍の戦後第1世代戦車として、T字状のマズルブレーキと亀甲形の鋳造砲塔を装備し、幅広で肉厚のダブルピン履帯を装着した、重厚なフォルムを再現した内容となっています ●サイバーホビー社製「アメリカ M48A3 Mod.B パットン 主力戦車」をベースとして、エンジンデッキ、フェンダーなどを新規パーツへと変更、旧型の防塵カバーを追加したバリエーションキットです 【 「M48A1」について 】●大戦後のアメリカ戦車は、大戦末期に登場した重戦車「M26」を開発ベースとしており、「M46」はエンジンと足周りを変更したタイプ、「M47」は、「M46」の車体に新設計の砲塔を搭載したタイプでした ●本来、この「M47」がアメリカ軍の戦後第1世代戦車となる存在でしたが、砲塔前面部に装備した「ステレオ式レンジファインダー」が主砲射撃の影響を受けやすいという欠点が露呈してしまい、「M47」の採用からまもなく後継車両「M48」の開発が開始されています ●1952年、「M48」が登場、この「M48」は「M26」を開発ベースとしながらも車体を含めて完全に新設計の戦車となっており、それまでの「M26」「M46」「M47」を下敷きとしたことから戦車としての完成度は高いものでした ・ 「M48」は、主砲を「M47」に搭載された「90mm戦車砲M36」を軽量型化した「43口径 90mm戦車砲M41」を搭載、砲塔形状は前後に長い「M47」から円形に近い亀甲型に変化しています ・ 車体は、従来のアメリカ戦車とは異なる、操縦席が車体中央部に位置するレイアウトを採用、前方機銃と機銃手は廃止されました ・ そして、車体下部形状は地雷への防御用として爆風を逃す効果を持たせた舟形になり、エンジングリル部は大型化された結果、「M46」「M47」と比べると形状が大きく変化しています ●「M48」は、1959年までに12000両を生産、戦後第1世代のアメリカ戦車を代表する存在となり、アメリカ軍だけではなく、西側諸国や親米国家に広く輸出されています ●「M48A1」は、車長キューポラを、キューポラ内部から「M2重機関銃」の操作を行える銃塔タイプの「M1キューポラ」へと変更したもので、他に操縦手ハッチも大型化して操縦手の乗降が行いやすくなっているのが特徴です ●ただ、ガソリンエンジンを搭載した「M48」の初期生産型は、被弾時に火災が発生しやすく短命に終わり、エンジンをディーゼルエンジンへと換装した「M48A3」が主生産タイプとなり、さらに「M60」が登場すると、「M48A1」を含めた既存の「M48」シリーズは、主砲を「105mm砲」へと換装した「M48A5」へと改修されています ●「M60」の登場後も、頑丈な構造の「M48」シリーズは高い評価を維持し、アメリカ軍の第一線部隊から退役した後も、改修を受けながらアメリカ州兵部隊や西側諸国などで長らく現役を務めたのです 【 「アメリカ M48A1 パットン」のキット内容について 】●このアメリカ軍の主力戦車「M48A1」を再現したプラスチックモデル組立キット ●ドラゴン社のキットらしくディテール再現を重視しながらも、パーツ数を抑えて「M48A1」を再現した内容となっています ●防盾の防塵カバーは装着の有無を選択できます ●「M48A1」は、「砲塔」「キューポラ」「車体上部」「車体下部」「左右フェンダー」の6ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、アメリカ戦車らしいノッペリとした鋳造肌を再現、鋳造の刻印もモールドで再現しています ●「43口径 90mm戦車砲 M41」の砲身は、排煙器の部分で前後に分割したパーツで構成 ・ 砲身先端部の「マズルブレーキ」は、側面と砲口部分を開口しています ●防盾は一体成型のパーツで再現、「照準口」「吊り下げフック」などは別パーツ化して再現しています ・ 「防塵カバー」は、接着及び塗装が可能なDS素材で再現、装着の有無を選択することができます ●砲塔は上下に分割したパーツ構成 ・ 「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「ベンチレーター」部分は別パーツとなっています ・ 「ステレオ式レンジファインダー」は別パーツ化、ファインダー口を開口しています ・ 砲手用ペリスコープはクリアパーツで再現、ペリスコープガードは上下に2分割したパーツで再現 ・ 後部バスケットは横のラインで分割しており、全体は5パーツで構成しています ・ 左右の手摺りはそれぞれ一体成型のパーツで再現 【 銃 塔 】 ●銃塔は上下に分割したパーツで再現 ・ 機銃の「防盾」は前後に分割したパーツで再現、完成後も上下に可動させることができます ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態が選択できます ・ 銃塔は、完成後も左右に旋回させることができます 【 車体上部 】 ●「M48」シリーズ特有の車体前部を尖鋭状にした車体形状を再現、アメリカ戦車らしいノッペリとした鋳造肌をモールドで再現しています ●車体上部は一体成型のパーツで再現、エンジングリル部は別パーツとなっています ・ エンジングリル部は前後に分割したパーツで構成 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 操縦手の「ペリスコープ」はクリアパーツで再現 ・ 「前照灯ユニット」は、ガード部及びステー部分に各前照灯、ホーン類を取り付けます ・ 「前照灯」のガラス部もクリアパーツで再現しています 【 フェンダー 】 ●フェンダーは本体中央部分、前後フラップ、車体前後のフェンダー内側の5パーツで構成しています ・ フェンダー支持架は個別にパーツ化、肉抜き穴も再現しています ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ 車載工具類を収めるフレームは、エッチングパーツを組み合わせて作製します 【 車体下部 】 ●「M48」の特徴となる車体下部の舟形の形状を再現、車体上部とは側面のバルジ部分のトップで分割しています ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現 ・ 「サスペンションアーム」「ショックアブソーバー」「ダンパー」は別パーツ化しています ・ 「下部転輪」は、ホイール部分と、ホイールのリム部分を含めたゴムの部分に分割したパーツで再現 ・ 「起動輪」は前後方向に分割した4パーツで構成 【 履 帯 】 ●履帯は、表面にシェブロン状の滑り止めが付いたのダブルピン履帯「T97E2」を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯となっています ●砲手及び操縦手のペリスコープ、前照灯のガラス部などを再現したクリアパーツが付属 ●車載工具類格納フレームなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「M48A1」の塗装とマーキング 】 ●「M48A1」のマーキングとして、6種類の塗装例が説明書に記載されています ・ アメリカ陸軍 第35機甲連隊 (レバノン / 1958年) ・ アメリカ陸軍 第4機甲師団 (ドイツ / 1959年) ・ アメリカ陸軍 第3機甲師団 (ドイツ / 1960年) ・ アメリカ陸軍 第40機甲旅団 (ベルリン / 1961年) ・ アメリカ陸軍 第40機甲旅団 (ベルリン / 1961年) ・ ドイツ連邦軍所属車両 (1965年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、重量表示、部隊表示、車体番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「アメリカ軍 M48A1 パットン」のパッケージ内容 】・ M48A1 主力戦車 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ 金属製ワイヤー ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2016年 一部新金型
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