彩雲改 中島艦上偵察機 彩雲 12型 (C6N2) (プラモデル)フジミ 1/72 Cシリーズ No.C-018 スケール:1/72
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「彩雲改 中島艦上偵察機 彩雲 12型 (C6N2) プラモデル (フジミ 1/72 Cシリーズ No.C-018 )」です●太平洋戦争後期における日本海軍の艦上偵察機「彩雲12型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●高高度性能を高めるため排気タービン過給器装備のエンジン「誉24ル型」を搭載した「彩雲12型」を再現、カウリング下部が大きくふくらみ、排気タービン過給器を装備した迫力あるスタイルを再現した内容となっています ●「彩雲12型」は2機が完成した状態で終戦を迎えており、本キットには試作機としてのマーキングだけではなく、架空の実戦配備機と夜戦型を含んだ6種類のマーキングを再現したデカールが付属しています 【 「彩雲改 中島艦上偵察機 彩雲 12型 (C6N2)」のキット内容について 】●日本海軍の艦上偵察機「彩雲12型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●艦上偵察機「彩雲12型」を1/72スケールに沿って再現、機体パーツ全体にはパネルラインなどを凹モールド、動翼のラインは変化をつけてやや深めのモールドで再現した内容となっています 機体胴体 ●「彩雲12型」の機体胴体は左右分割のパーツで構成、機首エンジンカウル部、主翼・尾翼部は別ブロック化しています カウリング・プロペラ ●カウリング部は前部・後部に2分割したパーツ構成 ・ カウリング後部は左右下に3分割したパーツで構成し、大きく開口された空気取入口の特徴を再現 ・ スピナー部分は別ブロック化して再現しています ・ 排気タービン過給器(ダクト)は、カウリング上にモールドして再現、タービンブレード部は別パーツ化して再現しています ・ エンジンは前部の開口部から見える範囲を再現しています ・ カウルフラップはカウリング上にモールドして再現 ●プロペラ部は、スピナーと一体化して再現 ・ プロペラ部とカウリング部は軸パーツを通して取り付けるようになっていますので、完成後もプロペラを可動させることが可能です 主翼・尾翼・脚柱 ●主翼は上下に分割したパーツ構成、主翼下面パーツには機体胴体下部を一体化して再現しています ・ ピトー管は別パーツ化して再現、プラスチックパーツと、付属の金属線(洋白線)及び金属パイプ(真鍮パイプ)を加工して作製する方法とを選択することができます ・ 翼端灯と胴体下部の下方確認窓はクリアパーツで再現 ●水平尾翼は一体成型のパーツで再現 ・ 垂直尾翼は胴体パーツに一体成型化しています 降着装置 ●主脚部は、脚柱、脚カバー(左右)、タイヤに分割したパーツ構成、「駐機状態」を再現しています ・ 尾輪部は、脚柱も含めて一体成型のパーツで再現 コクピット ●キャノピーはワンピースのクリアパーツで再現、キャノピーフレームはパーツ上に凸モールドで再現しています ・ キャノピー後部には後部機銃を突き出すための穴を開口しています ・ 後部機銃、ループアンテナ、アンテナ支柱などを別パーツ化 ●コクピットは独立したブロック構成で、コクピットブロックを胴体パーツで挟み込む形となっています ・ 後部の2つの座席は主翼パーツ下部に直接取り付ける方式となります ・ コクピット内は床面、座席、計器パネル、操縦桿を再現しています ・ 計器パネルは各メーター部分を一段凹んだ状態で成型しており、メーター類は付属のデカールで再現します ・ 説明書には、コクピット後部に計器パネルを付ける場合のプラ板(別売)の大きさを示したテンプレートを記載しており、メーター類を再現するデカールが付属しています ●「彩雲12型」の機外兵装として ・ 増槽 ×1 が付属しています 「彩雲12型」の機体マーキング ●「彩雲12型」のマーキング及び塗装例として ・ 彩雲改 ル212排気タービン過給器装備試作型 「コ-C6T-1」 (1945年7月 初飛行時) ・ 海軍 141航空隊 偵察第4飛行隊 「A141-35」 (架空) ・ 横須賀航空隊 「ヨ-204」 (架空) ・ 海軍302航空隊 「ヨD-297」 (夜戦/架空) ・ 海軍302航空隊 「ヨD-298」 (夜戦/架空) ・ 海軍302航空隊 「ヨD-299」 (夜戦/架空) の6種が説明書内に記載されており、いずれか1種を選択して再現することが可能です ●塗装例に従った、国籍マーク、機体番号、機体表示、主翼の味方識別帯、尾翼の表示線などを再現したデカールが付属しています ・ 白縁付きの国籍マークは、白色の円状のデカールの上に、赤色の円状のデカールを貼って再現します 【 「彩雲改 中島艦上偵察機 彩雲 12型 (C6N2)」のパッケージ内容 】・ 艦上偵察機 彩雲12型 ×1 ・ 洋白線 ×1 ・ 真鍮パイプ ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2016年 シリーズ編成替えによる価格変更 【 「艦上偵察機 彩雲12型」について 】●日本海軍の機動部隊の偵察任務は、戦艦や重巡洋艦に搭載した水上偵察機を主に使用していました ●これは、日本海軍が水上機を重視していたことと、空母艦載機から偵察機を捻出することは航空戦力の低下を招くと考えられていたことに起因するするものでした ●しかし、太平洋戦争の中期以降は水上機と艦上機の性能の差が拡大、速度の遅い水上機は徐々に空母機動部隊の偵察任務に不向きとなって行きます ●1942年、日本海軍は艦上爆撃機「彗星」を偵察機に転用した「2式艦上偵察機」の実績を鑑み、専用の艦上偵察機の開発に着手、1943年には「彩雲11型」として試作機を開発します ・ 「彩雲11型」は、軽量化を実現するために主翼の折り畳み機能を省き、機体を航空母艦のエレベーターに収まる大きさとし、これに2000馬力級の空冷エンジン「誉21型」を装備しています ・ このため、胴体の長さの割りには主翼の大きさはコンパクトなものとなっています ・ アスペクト比の低い主翼により高翼面荷重となったため、親子式の2重フラップとスラットによる高揚力装置を装備しています ・ 「彩雲11型」は、最高速度639km/hという性能を持ち、3座式の機体ながらも戦闘機よりも早い高速性能を実現、実戦運用が行われた際に本機が発した電文「我に追いつくグラマンなし」は本機の性能を端的に示すものとなりました ●この「彩雲11型」は、偵察機としては世界のトップレベルの性能を示しましたが、高高度性能を向上させるために、エンジンを排気タービン過給器装備の「誉24ル型」へと換装したのが「彩雲12型」です ●この「彩雲12型」は、1945年2月に試作機2機が完成、7月には初飛行を行いました ●しかし、「彩雲12型」は排気タービンの不調が発生、十分なテストを行うことができないままに終戦を迎えたのです
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