ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリー
「ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリー (プラモデル) (フジミ 1/24 エンスージアスト シリーズ No.旧013 )」です
●1988年に登場した「カウンタック」シリーズの最終モデル、「ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリーモデル」を1/24スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「カウンタック 25th アニバーサリー」のフォルムだけでなく、特徴的なドアの開閉やエンジンを始めとする車内内部構造までも再現したエンスージアストモデルとなっています【 「ランボルギーニ カウンタック」について 】
●1970年代、わが国に起った一大ブーム、「スーパーカーブーム」の主役とも言えるのが「ランボルギーニ カウンタック」です
●完璧な「GTカー」の生産を目標とするランボルギーニ社は、60年代のミウラ、そしてカウンタックなど、常に世の中に大きな影響を与える車を発表してきました
●「スーパーカー」開発の歴史の中で、世界最速を目指すランボルギーニのライバルは常に「フェラーリ」であり、「ミウラ」に対する「デイトナ」、「カウンタック」に対する「365」「512BB」「テスタロッサ」といった競争は、当事者同士のしのぎを削る競争のエピソードというよりも、光り輝く両社の栄光の歴史という印象をカーマニア達に与えてくれています
●この歴史の中でもひときわ輝く存在である「カウンタック」は、エッジを強調したくさび型のボディを、どの車よりも低く見える車高に設定、スイッチバック式に真上に開くドアを開けると、まるでプロトタイプレーシングカーのようなコクピットが車体に収められており、シートに座った時に見える風景は、今までの車から見たものとは全く異なるもののように思えました
●「スーパーカー」の代名詞となるほどのインパクトを与えてくれた、この「カウンタック」の基本スタイルは、1974年に市販が開始され1990年に生産が終了されるまでの間、継承され続けることになります
●「ランボルギーニ カウンタック」の起源は1971(昭和46)年まで遡ります
●「ランボルギーニ ミウラ」の成功を受け、ランボルギーニ社は次のフラッグシップモデルとして、ミウラと同じ「V12 エンジン」をミッドシップに搭載、フェラーリを超える世界最速・最強マシンを開発するべく、当時の最新技術を盛り込み開発が進められます
●理想的な重量配分を得るためにエンジンは縦置き(Longitudinale Posteriore)、ホイールベースを短くするためにギアボックスをエンジンの前方、コクピットの下に配置、ダブルウィッシュボーンサスペンションを装備し、「カロッツェリア ベルトーネ」のチーフデザイナーの「マルチェロ・ガンディーニ」をデザイナーに迎え、1971年の「ジュネーブ モーターショー」で「プロトタイプ カウンタック」とも言うべき「カウンタック LP500」が発表されます
・ 「ガンディーニ」の手がけたデザイン、地面と水平に向かい合うように鋭くカットされたかのようなフロント、格納式のヘッドライト、フロントからリアまで余分な凹凸を省き無駄のないラインで構成されたフォルムは、多くの人に衝撃を与え、力強く、かつ早いマシンであることを連想させる素晴らしいものでした
●このプロトタイプとなる「カウンタック LP500」の発表から3年後の1974(昭和49)年、「ガンディーニ」のデザインを崩すことなく市販型の「LP400」が発売されます
●そして、この「カウンタック」は、「LP400」から、1978年の「LP400S」、1982年の「LP500S」、そして1985年の「5000QV (クアトロバルボーレ)」へと進化していきます
●1988年、「5000QV」をベースに最終モデルとなった「25thアニバーサリー カウンタック」が登場、これはランボルギーニ社創立25周年とクライスラー社との資本提携を記念して発売されたモデルで、リアバンパーの装着、インテリアの大幅改修などの手が加えられています
・ 当初400台限定とされていましたが、伝説のマシンの最終モデルとの触れ込みもあって人気が集まり、「25th アニバーサリー」モデルの生産は1990年まで続けられ、結局657台を生産、この後、後継となる「ディアブロ」にフラッグシップの座を譲っています【 「ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリー」のキット内容について 】
●この「ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリー」を1/24スケールで再現
●「カウンタック 25th アニバーサリー」のフォルムだけでなく、特徴的なドアの開閉やエンジンを始めとする車内内部構造までも再現したエンスージアストモデルとなっています
●「カウンタック 25th アニバーサリー」のボディは一体成型のパーツで再現、エンジンフード、トランクフード、左右ドア、リアバンパー部は別パーツ化されています
・ 「エアインダクションボックス」「NACAダクト」「サイドスカート」上のエアダクト部は開口されています
・ 「NACAダクト」は別パーツ化、ボディ内側から取り付ける形となっています
・ ヘッドライト部はボディを加工することで、開閉状態を再現することができます
●エンジンフード、トランクフードは別パーツ化され、開閉可能な状態で再現されています
・ エンジンフードは「25th アニバーサリー」モデルで形状変更されたタイプを再現、放熱用のスリットが開口されています
・「V型12気筒 DOHC 48バルブ」エンジンも再現されていますので、エンジンフードを開け、内部エンジンメカを露出した状態でディスプレイすることも可能です
●左右のドアは別パーツ化、「カウンタック」の特徴である、スライド式にドアを真上に開閉する事が可能となっています
・ ドアの内張りは別パーツ化して再現されています
●リアバンパー部は別パーツ化して再現、実車のようにボディ後端に付加する形となっています
●ドアミラーやフロントのワイパーは別パーツ化して再現しています
・ ミラー面はメッキパーツで再現しています
●フロント・リアガラス及びウインド部、ウインカーカバー、テールランプ、ウインカー類はクリアパーツで再現されています
・ ボディに取り付けるフロント・リアガラス・ウインド部はそれぞれ独立したパーツで構成されています
●室内は別ブロック化したパーツで構成、室内ブロックを組立後、シャーシパーツに取り付ける形となっています
・ 室内ブロックはダッシュボード、フロントシートなどが別パーツ化して再現されています
・ ダッシュボードはメーターパネルやエアダクトなどが再現されています
・ ハンドル、シフトレバー、フットペダルは別パーツにて再現
・ メーターパネル面はデカールで再現されています
●「V型12気筒 DOHC 48バルブ」エンジンを再現
・ エンジン部はピストンヘッド、シリンダー、ラジエター、トランスミッション、エンジンフレームなどのデティールを精密な彫刻で再現しています
・ エンジン本体だけでなく、エグゾーストパイプの取りまわしなども再現されています
・ マフラーの吹出し口は別パーツ化して再現されています
・ エンジンを独立してディスプレイすることが可能なように、エンジン用のスタンドが付属しています
●前後輪のブレーキディスクやサスペンションの一部を再現
・ ディスクブレーキは大径ディスクブレーキを再現、キャリパー部はディスクブレーキと一体化して再現されています
・ 前輪部は完成後にステアさせることができます
●ホイールは「カウンタック 25th アニバーサリー」オリジナルの「OZ 3ピース」を再現したものが付属 (シルバー仕上げ)
・ ホイール本体と車体とはビス止めにて接続する形式となっています
・ 4本のタイヤはラバー製でトレッドパターンも再現されています
●車体下面は、アルミフレーム構造の状態を彫刻でパーツで再現
●完成後、一緒に並べて飾ることができる「ネームプレート」が付属
●「ランボルギーニ エンブレム」、「Lamborghini」のロゴ、ナンバープレート、メーターパネル、ホイールキャップ用のマークなどを再現したデカールが付属
●ボディ成型色 :ホワイト
●2012年 パッケージリニューアル 再版アイテム