ロシア T-80BV 戦車 with ERA
「ロシア T-80BV 戦車 with ERA （プラモデル） (ズベズダ （Zvezda） 1/35 ミリタリー No.3592 )」です
●「ロシア T-80BV 戦車 with ERA」です
●現用ロシア軍の主力戦車「T-80BV」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「T-64」の流れを汲む高性能戦車として開発された「T-80BV 戦車」を再現、「コンタクト1」と呼ばれる細かなブロックで構成された爆発反応装甲を装着した姿が表現されています【 「T-80BV」について 】
●ソ連軍は1960年代に、従来の「T-54/55」の流れを汲みながら「125mm滑腔砲」と自動装填装置を備えた画期的な戦車「T-64」を開発します
●この「T-64」は性能的には極めて優れていましたが、その分生産コストが高価であり、その配備はソ連軍の一部にとどまりました
●そこで、「T-64」をベースとしてスペックを抑えた廉価版である「T-72」が登場、同車はソ連軍や東側諸国、そして中東諸国などに広く輸出が行われました
●しかし、高性能戦車としての「T-64」という存在も重要であり、1970年代後半にはその発展型である「T-80」が開発されました
●この「T-80」は、主砲発射用の対戦車ミサイルを新型へと変更、エンジンもガスタービンエンジンが採用されています
●ところが、「T-80」に搭載されたガスタービンエンジンは、燃費性能でディーゼルエンジンに大きく劣り、更には耐久性能も悪く、「T-80A」「T-80B」は基本的にこのガスタービンエンジンを改良したタイプとなります
●「T-80B」の登場によってそのガスタービンエンジンの信頼性が向上、同車をベースとして「コンタクト1」爆発反応装甲を装備したのが「T-80BV」です
●この「T-80BV」は、「T-80」シリーズの発展型である「T-80U」よりも防御面などには劣るものの、「T-72」シリーズよりも遥かに高性能であり、ロシア軍での重要な戦車戦力となっています
●ただし、生産コストは「T-64」譲りの高価であることは確かで、ロシアでは「T-72」をベースとした性能向上型である「T-90」シリーズが装備の中心となる予定です【 「ロシア T-80BV 戦車 with ERA」のキット内容について 】
●この現用ロシア軍の主力戦車「T-80BV」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●パーツ数を抑えながら実車のフォルムと爆発反応装甲などのディテールをもつ「T-80BV 戦車」を再現した内容となっています
●「T-80BV」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身は上下分割式で、砲口部分は別パーツです
・ 防盾部の防塵カバーは上下分割式で、キャンバス素材の造形が施されています
●砲塔は上下分割式で、これにリアクティブアーマー、雑具箱、暗視装置などを取り付ける構成となっています
・ 砲塔表面には独特の装甲の荒れが表現されています
・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ リアクティブアーマーは各ブロックごとにパーツ化されています
●車体上部はフェンダーも含めて一体成型されています
・ 側面のサイドスカートは別パーツです
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体下部はバスタブ式に一体成型となっています
・ サスペンションアームは車体下部に一体成型されています
●履帯はプラパーツによる一部連結式履帯がセットされています
・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚づつが分割されたパーツとなっています
●車体番号などを再現したデカールが付属しています
●「T-80BV」の完成時のサイズ
・ 全長 ： 29cm
●全278パーツ
