ジェットビートル w/特殊潜航艇 S号
「ジェットビートル w/特殊潜航艇 S号 (プラモデル) (ハセガワ ウルトラ シリーズ No.65813 )」です
●特撮TVドラマ「ウルトラマン」に登場、科学特捜隊の主力戦闘攻撃機「ジェットビートル (JET VTOL)」と「特殊潜航艇 S号」を1/72スケールで再現したプラスチクモデル組立キット
●ハセガワ社製「ジェットビートル」のキットをベースに、新規金型の「特殊潜航艇 S号」のパーツをセット、コクピット内に配置できる「科学特捜隊員フィギュア(3体)」もセットしたバリエーションキット
●本キットでは、飛行機のハセガワなりの解釈で、勇ましくタフなジェットビートルの最大公約数的なフォルムを再現、劇中のプロップモデルではなく、実際に存在するかのような「if機」としての「ジェットビートル」を再現した内容となっています
【 「ジェットビートルと特殊潜航艇S号」について 】
●多彩な攻撃手段を装備可能な戦闘攻撃機「ジェットビートル」のもうひとつの顔、それは特殊装備を運搬する役割です
●機体尾部に2基のジェットエンジンを持つだけでなく、機体下面に3基のロケットブースターを備えた「ジェットビートル」は見かけからは想像できないほどの強力な推力を持ち、空中でホバリングすることが可能、科学特捜隊の作戦行動に応じて運用される「特殊潜航艇S号」や「ベルシダー」をも輸送することができるだけでなく、小型の怪獣すらも輸送できる能力を備えています
●「ウルトラマン」が初めて放映された第1話「ウルトラ作戦第一号」では、海底に隠れたベムラーを捜索すべくハヤタ隊員は「特殊潜航艇S16号」の搬送を要請します
●ゆっくりと龍ヶ森の湖上でホバリングする「ジェットビートル」、そして「VTOL」の特性を活かして垂直に下降し着水、機体下面に懸架した「S16号」を切り離します
●運搬時には船体に隠されていたセイルがせり出して「S16号」の姿が明らかになります
●この「S16号」の名称は「特殊潜航艇S号 (S型潜行艇)」、水上、水中用の装備として開発された科学特捜隊 極東基地の特殊装備です
●全長は9m、全幅は2.4mの小型の潜行艇で、水中ジェットを用いておよそ20ノットの速度で航行、魚雷により攻撃を行うことができ、「ウルトラマン」劇中では「S16号」「S21号」「S25号」の3艇が登場します
●特殊作戦用の小型潜水艇であるため、科特隊の基地に「S号」専用のドックは設けられておらず、出動時は常にジェットビートルの機体下面に連結されて目的地まで輸送されましたが、次作「ウルトラセブン」に登場する「ハイドランジャー」は船体も大きく設定され、専用のドックから出航する点を比べると、ウルトラメカの中でも好対照な存在と言えるかもしれません
【 「ジェットビートル w/特殊潜航艇 S号 (ウルトラ シリーズ 65813)」 プラモデルの内容 】
●この「ジェットビートル」と「特殊潜航艇 S号」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
「ジェットビートル」機体全体
●「ジェットビートル」の機体は上下分割のパーツで構成、機体上部のキャノピー周辺、前翼、主翼、垂直尾翼は別ブロック化して再現しています
・ 機体全体にはパネルラインや点検用ハッチなどを繊細な凹モールドで彫りこんで再現しています
・ また、主翼や尾翼にはフラップや補助翼などを現用機からの解釈を加えてモールド化して再現しています
●機首上部に設置された通信用アンテナは別パーツ化して再現
・ センサー用のクリアパーツも付属しています (取り付けの際にはアンテナパーツを加工する必要があります)
●コクピットの左右に設けられたエアインテーク部は先端部分を別パーツ化して再現
●機体尾部に設置した2基のジェットエンジンノズルをリアルに再現
・ 2基のノズルはそれぞれ個別にパーツ化、ノズルリングも別パーツ化しており、細かな彫刻でリング部の凹凸を再現しています
●着陸時に展開する3本の脚を再現したパーツも付属しています
前翼・主翼・尾翼
●前翼は一体成型のパーツで再現、センサーポッドの丸みをリアルに再現すべく、ポッド下部のみを別パーツ化しています
●主翼は上下分割のパーツで構成
・ 主脚下面に着陸脚を設置する場合には、主翼に穴あけ加工をする必要があります
コクピット
●キャノピーは周辺の機体上部と一体化したパーツ、クリアー成型となっています
・ コクピットウインドはもとより、クリアー成型を活かして丸窓も透明な状態で再現することができます
・ キャノピーフレームはパーツ上に凸モールド化して再現しています
●コクピット部は独立したブロックで再現
・ コクピット部分のフロアパーツに、操縦席などのシート、計器盤、操縦桿、後部隔壁などを取り付けて組みたてます
・ 計器盤のメーター面などを付属のデカールで再現しています
・ 昇降用のステップを別パーツ化して再現しています
●操縦席などに着座する科学特捜隊隊員のフィギュア3体が付属
・ 1/72スケールながら、科特隊の戦闘服を着用した姿で再現、ヘルメットのバイザーや戦闘服の襟、ネクタイなどを繊細なモールドで再現しています
・ 科特隊の隊員は胴体から足にかけて一体成型化したパーツ、頭部、腕部は別パーツ化していますので、腕や頭部の角度を変えてフィギュアに表情をつけることができます(2体のみ、1体は頭部のみ別パーツ)
・ 3体とも着座姿勢となっています
武装
●主翼翼端に装備するロケット弾4種を再現することが可能
・ ロケット弾本体は2種、ロケット弾先端パーツが3種セットされており、合計4種類のロケット弾を再現することができます
・ 再現されているロケット弾は
・ ノーマルロケット弾 (ベムラーなど)
・ 対ギャンゴ
・ 対ガマクジラ (先端はクリアパーツ)
・ 対ヒドラ
・ 対ゴルゴン (先端はクリアパーツ)
・ ロケット弾のフィン前部にあるセンサーを再現したクリアパーツが付属 (取り付けの際にはアンテナパーツを加工する必要があります)
特殊潜航艇S号
●「ジェットビートル」の機体下面にも装備できる「特殊潜航艇S号」が付属、セイルを展開した単独状態でもディスプレイすることができます
・ 船体は左右分割のパーツで構成、セイル、安定翼は別パーツ化しています
・ 「ジェットビートル」と整合するように、「特殊潜航艇S号」の船体全体にもパネルラインや点検用ハッチなどを繊細な凹モールドで再現しています
・ 「セイル」部分は2種をセット、展開した状態と格納・運搬中の状態2種を選択して作製することが可能です
・ 格納・運搬状態のセイルパーツ上部は突起が設けられており、これを使って「ジェットビートル」本体へ取り付けることができます
・ 安定翼は一体成型のパーツで再現
・ 安定翼下面に装備する「魚雷」も別パーツ化して再現しています
その他付属品
●ディスプレイ用の専用スタンドが付属
・ ディスプレイスタンドは「ジェットビートル」を安定して飾ることができるよう、円形の台座とL字のアームで構成しています
・ 支柱の取り付け角度を変えて、4段階に角度を変更することができます
・ 付属のデカール内にディスプレイを飾るネーム用のロゴやマークがセットされています
●キャノピーや丸窓用のマスキングシールが付属
・ 丸窓の部分はカットラインが切り込まれていますが、キャノピー窓は自らカットする必要があります
「ジェットビートル」及び「特殊潜行艇S号」のマーキング
●付属のデカールで
ジェットビートル
・ SIII(S111)号機
・ 117号機
特殊潜航艇
・ S16号艇
・ S21号艇
・ S22号艇
を再現することが可能です
●「ジェットビートル」の機体を彩る「赤」「白」の塗りわけ部分、ジェットビートル及びS号の機体番号、科学特捜隊のシンボルマーク、コーション類、ディスプレイスタンド用のネーム類などを再現したデカールが付属しています
●「ジェットビートル」の完成時のサイズ
・ 全長 : 253mm
・ 前幅 : 183mm
●パーツ数 : 60
●2008年 一部新金型 (特殊潜行艇 S号)
●スポット生産品
【 「ジェットビートル w/特殊潜航艇 S号 (ウルトラ シリーズ 65813)」のパッケージ内容 】
・ ジェットビートル ×1
・ 科学特捜隊 隊員 ×3
・ 特殊潜航艇 S号 ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
・ デカール ×1
・ マスキング用シール ×1
・ 組立説明書
【 ウルトラマンに登場した「ジェットビートル」について 】
●科学センターの「岩本博士」が科特隊専用機として「空対空」「空対地」における「戦闘攻撃」だけでなく、「兵員輸送」「移動作戦室」等、科特隊で想定されたあらゆる作戦行動に対応できるように開発された万能機です
●強力な動力を備えながら、様々な攻撃能力を有すると思われる「怪獣」に対抗する機体として開発されたため、強靭な防御力も併せ持っているのが特徴で、できるだけ抵抗を避けるかのように、コクピットは胴体に埋め込まれ、流線型の機体フォルムを崩さない美しいプロポーションを保持しています
●前翼(カナード)と後翼を組み合わせ機動性を高めたエンテ翼を採用、大きく後退角のついた主翼の端にはミサイル(ロケット)を装備することができ、前翼端にはセンサーポッドを装備しています
●主武装として機首にはレーザー砲、主翼翼端にミサイル(ロケット))ランチャーを装備していますが、想定しがたいあらゆる状況に対応できるようオプション装備の増設が可能で、翼下や機体下部のハッチ内部にミサイルや多連装ロケットランチャーなどを装備することができます
●また、コックピット内部には直接照準で攻撃することが可能な銃架が設置されており、イデ隊員が開発した「マルス133」や「QXガン」を装備して攻撃をしているシーンもあります
●「ウルトラマン」の劇中では、日本支部に所属する「S111」「S115」「117」「118」の4機が登場、それぞれに機体マーキングが微妙に異なっています
●「ジェットビートル」は科特隊本部に地下設置された格納庫からリフトハンガーを使いデッキまで上がり、VTOL機の特性を活かしカタパルトからの補助力を使うことなく自力で発進、登場しない回を数える方が早いほど数多くのシーンで活躍をします
●「ジェットビートル」は次々と姿形を変えて現れる様々な怪獣に立ち向かい、時には撃破、破壊もされますが、堅牢な機体を盾にしつつ、主翼のロケット弾、新開発のミサイルやレーザーを使い、地球の安全を守るべウルトラマンとともに戦い続けたのです