ロシア T-80UD 戦車
「ロシア T-80UD 戦車 （プラモデル） (ズベズダ 1/35 ミリタリー No.3591 )」です
●現用ロシア軍の主力戦車「T-80UD」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「T-80」をベースにエンジンを換装した「T-80UD 戦車」を再現、低いシルエットに大口径の主砲を搭載したフォルムを再現した内容となっています【 「T-80UD 戦車」について 】
●ソ連軍は1960年代に、従来の「T-54/55」の流れを汲みながら「125mm滑腔砲」と自動装填装置を備えた画期的な戦車「T-64」を開発します
●この「T-64」は性能的には極めて優れていましたが、その分生産コストが高価であり、その配備はソ連軍の一部にとどまりました
●そこで、「T-64」をベースとしてスペックを抑えた廉価版である「T-72」が登場、同車はソ連軍や東側諸国、そして中東諸国などに広く輸出が行われました
●しかし、高性能戦車としての「T-64」の存在は重要であり、1970年代後半にはその発展型である「T-80」が開発されました
●この「T-80」は、主砲発射用の対戦車ミサイルを新型へと変更、エンジンもガスタービンエンジンが採用されています
●続いてガスタービンエンジンを改良した「T-80A」「T-80B」が登場、更に1985年にはエンジンを改良して最新型の「コンタクト5」爆発反応装甲を装着した「T-80U」が開発されます
●ただし、「T-80」シリーズで使用されたガスタービンエンジンは改良が続けられたものの、そのエンジン方式からディーゼルエンジンと比べて燃費性能が悪く、エンジン自体の信頼性も今一つであり、このため保険的な車両として「T-80U」をベースとしてディーゼルエンジンへと換装した「T-80UD」が作られました
●この「T-80UD」は、エンジン自体の出力はガスタービンエンジン型よりも劣るものの、信頼性は高く、チェチェン紛争などにも参加、輸出実績も良好となっています
●特に、ウクライナ陸軍では主力戦車として「T-80UD」を大量に導入、同国では「T-80UD」をベースとした改良型の「T-84」も登場しています【 「ロシア T-80UD 戦車」のキット内容について 】
●この現用ロシア軍の主力戦車「T-80UD」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●パーツ数を抑えながら実車のフォルムや車体ディテールを表現して「T-80UD 戦車」を再現した内容となっています
●「T-80UD」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身は上下分割式で、砲口部分は別パーツです
・ 防盾部の防塵カバーは上下分割式で、キャンバス素材の造形が施されています
●砲塔は上下分割式で、これにリアクティブアーマー、雑具箱、暗視装置などを取り付ける構成となっています
・ 砲塔表面には独特の装甲の荒れが表現されています
・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ リアクティブアーマーは各ブロックごとにパーツ化されています
●車体上部はフェンダーも含めて一体成型されています
・ 側面のサイドスカートは別パーツです
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体下部はバスタブ式に一体成型となっています
・ サスペンションアームは車体下部に一体成型されています
●履帯はプラパーツによる一部連結式履帯がセットされています
・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚づつが分割されたパーツとなっています
●車体番号などを再現したデカールが付属しています
●「T-80UD」の完成時のサイズ
・ 全長 ： 29cm
●全246パーツ
