タンクハンターズ (ノルマンディ 1944)
「タンクハンターズ (ノルマンディ 1944) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6127 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の降下猟兵4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ノルマンディ戦において物陰から戦車を撃破しようとするシーンを再現、緊張感が漂う状態が表現されています
・ タイトルはノルマンディ戦となっていますが、大戦後期の他の戦線でも使用できます【 「ノルマンディ戦の降下猟兵」について 】
●空軍所属の降下猟兵は、大戦初期においては多くの空挺作戦を行ないましたが、空挺作戦時における損害の大きさや制空権の確保の問題などで、大戦の後期ではほとんど行なわれず、地上部隊のエリート兵として各戦線に投入されました
●ノルマンディ戦においても1個降下猟兵師団が参戦、激しい戦いを繰り広げましたが、物量に勝る連合軍に消耗し、敗退してしまいます【 「タンクハンターズ (ノルマンディ 1944)」のキット内容について 】
●再現された降下猟兵の内容は、小銃兵が2体と、「パンツァーシュレック」を装備する対戦車チーム兵が2体、計4体となっています
●降下猟兵の服装は、降下猟兵用の降下スモック、編上げ靴を着用し、降下猟兵用のヘルメットを被った姿となっています
・ パッケージには降下スモックが迷彩パターンが描かれたものとフィールドグレー地のものとが表示されていますが、服のデザインは同じですので、塗装により自由に変更することが可能となっています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目のモールドは大人しいながらも、各モールドはシャープな仕上りです
●フィギュア本体は、頭部、胴体、両足、両手のパーツ構成となっています
●「4体の降下猟兵」のポーズについて
・ 小銃兵のフィギュアの1体は、「パンツァーファースト」を持って膝を付き、物陰から様子を伺っているポーズです
・ 小銃兵のフィギュアの1体は、身を屈めて大声で後方の兵に向かって指示を与えているポーズとなっています
(降下猟兵の服装は、基本的に大戦を通じて同一でしたので、大戦後期の武装を持たないこのフィギュアは、大戦の初期のシーンにも流用が可能です)
・ 対戦車チームのフィギュアの1体は、「パンツァーシュレック」を持って指示を聞いている、もしくは様子を伺っているポーズです
・ 対戦車チームのフィギュアの1体は、「パンツァーシュレック」用の弾薬箱を両手に持って少し身を屈めて歩いているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ モーゼル Kar98k ライフル ×2
・ MP-40サブマシンガン ×1
・ MP-43アサルトライフル ×2
・ パンツァーファースト60 ×1
・ パンツァーシュレック ×1
・ ヘルメット ×2
・ 迷彩カバー付ヘルメット ×1
・ 偽装網付きヘルメット ×1
・ 雑嚢 ×4
・ 水筒 ×4
・ ガスマスクケース ×4
・ 柄付き手榴弾 ×2
・ サブマシンガン用マガジンケース ×2
・ FG-42自動小銃 ×1
・ 小銃弾用マガジンポーチ ×24
・ パンツァーシュレック用弾薬箱 ×2
●パンツァーシュレック用弾薬箱の表示記号を再現したデカールが付属しています
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●ワンポイント
・ 同キットは、ドラゴン社が精力的にフィギュアキットを開発した時期のもので、フィギュアのアイテム選択、そしてフィギュアのデッサン、モールド、服の表現、パーツ構成など優れた内容となっています
・ その造形は現在の目で見ても全く遜色が無く、様々な情景シーンへの活用をすることができるでしょう