ドイツ戦車兵 (クルスク 1943)
「ドイツ戦車兵 (クルスク 1943) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6129 )」です
●「ドイツ戦車兵 (クルスク 1943)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の戦車兵4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
・ 戦車などから脱出して、後方に逃れようとしているシーンを再現しています【 「戦車兵の戦車からの脱出」について 】
●戦車などの装甲車両は、装甲板による強固な防御力を持っている一方で、その大きさから的として敵砲火に曝されるという危険性と常に背中合わせの位置にいます
●一旦、敵弾が装甲を貫くと、その弾片が車内の機器や乗員に被害を与え、場合によっては搭載弾薬の誘爆、エンジンなどが引火してしまうという2次被害が発生します
・ 装甲を貫通しても被害が発生しない場合や、逆に装甲を貫かなくても衝撃などにより被害が発生することもありました
●また、敵弾が装甲を貫いたということは、こちらに照準を付けている敵火砲が続いて射撃を行えば同様に貫かれる可能性が高く、僚車による援護がない場合や、間に合いそうにない場合には車両を放棄して脱出しなければなりませんでした
●戦闘車両によっては、下車時の戦闘用として「機関銃」もしくは「機銃架(同軸機銃などを装着する)」などが装備されていましたが、戦車兵は戦車の搭乗するために訓練を受けた技能者であり、大局的には後方に下がって再び戦車に乗って出撃することが望ましく、基本的に下車戦闘は退却に伴って止むを得ず行うものとなります
●そして、戦車は装甲板で覆われた構造のため、誘爆などの甚大な被害を被らない限り、修理すれば再利用が可能であり、戦闘が落ち着いた後は、回収部隊による積極的な回収作業が行われました
・ このため、一時的に戦闘に勝利するよりも、戦場を支配した方が結果的に勝者となります【 「ドイツ戦車兵 (クルスク 1943年)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時におけるドイツ軍の戦車兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、ドラゴン社が精力的にフィギュアをキット化していた頃の製品であり、プロポーション、デッサン、服の皺の表現、シャープな細部表現など、現在においても全く遜色の無い良質な内容となっています
●戦車兵自身による援護射撃の中、後方へと退避しようとする戦車兵のシーンが表現されています
●服装は、「戦車服(パンツァージャケット)」を着用、無帽もしくは略帽を被った姿です
・ この服装は大戦を通じて見られた、戦車兵のスタンダード的な姿となります
・ 突撃砲や自走砲の乗員は、服のデザインは同じで、生地の色のみが異なるだけですので、フィールドグレーで塗装すれば、突撃砲兵、自走砲兵などにも転用が可能です(徽章類は異なる時があります)
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細かつシャープなモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足に分割されたオーソドックスはパーツ構成、略帽は別パーツ化して再現しています【 「ドイツ戦車兵 (クルスク 1943年)」のフィギュアのポージングについて 】
●ドイツ戦車兵のポーズは
・ 立った姿勢でサブマシンガンを撃ち、援護射撃を行っているポーズ
後退する他の兵士を援護する為に銃を撃っているポーズで、予備のマガジンを2個ベルトに差しています
・ 後方に向かって歩きながら拳銃で応戦しているポーズ
このフィギュアだけ、襟章が突撃砲兵などの「リッツェン」がモールドされており、戦車兵とするにはモールドを削った方が良いでしょう
・ 戦車から脱出し(戦車底部の脱出ハッチから這い出てきたのか、戦車から飛び降りて膝を痛めたか)、片手を地面について、起き上がろうとしているポーズ
・ 片手にサブマシンガンを持ちながら、もう一方の手で起き上がろうとしている兵士の腕を掴み、助けようとしているポーズ
となっています
【 付属している装備品類 】
・ MP40 サブマシンガン ×1
・ PPSh1941 サブマシンガン ×1
・ P38拳銃 ×1
・ 拳銃ホルスター ×4
・ 略帽 ×2
・ 柄付き手榴弾 ×1
など【 「ドイツ戦車兵 (クルスク 1943年)」のパッケージ内容 】
・ フィギュア(戦車兵) ×4体
・ フィギュアの装備品類一式