アメリカ海軍 重巡洋艦 CA-68 ボルティモア 1944
「アメリカ海軍 重巡洋艦 CA-68 ボルティモア 1944 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W086 )」です
●第2次大戦開戦前の軍縮条約失効後、1940~42年度に計画されたアメリカ海軍の重巡洋艦が「ボルティモア級重巡洋艦」です
●条約型重巡洋艦となる「ウイチタ級」をベースに16隻の建造を計画(うち14隻が完成)、ウイチタよりも全長で約20m程長くなり、全幅も3m広くなりました
●兵装配置はウイチタと同様に20.3cm3連装の主砲を3門備えていますが、副砲の12.7cm砲を単装8基から連装6基として防御を強化しています
●乾舷の高い水平甲板型の長大な船体は航洋性に優れ、各部の装甲も強化し、機関配置は缶室分離方式を採用し、抗堪性も大幅に向上しました
●「ボルティモア級重巡洋艦」は、バランスの取れた優秀な設計であったため、大戦を通じて戦没艦は1隻もなく、戦後も長く現役に留まりました
●ネームシップである「CA-68 ボルティモア」は、1943年から「マキン島上陸作戦」、1944年の「クェゼリン上陸作戦」、「トラック島空襲」に参加、1944年には「マリアナ沖海戦」、「台湾空襲」、「レイテ沖海戦」に参加しました
●1945年になると「硫黄島攻略作戦」、「沖縄作戦」に参加、「沖縄作戦」時には台風により損傷を受けましたが、無事に終戦を迎え、1971年に除籍されました
●この「ボルティモア級重巡洋艦」のネームシップである「CA-68 ボルティモア」の1944年時改装後の姿を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●艦尾の角型の形状や2本のクレーンアームはそのままですが、艦隊各所に増設された40mm連装機銃や艦橋周りの防空装備などの改修を施された点を再現しています
●ウォーターラインまでの喫水線モデルと下部船体再現したフルハルモデルのいずれかを選択して組立てる事が可能です
●フルハルモデル用としてスクリュー部も再現しています
●艦体は、船体上部と甲板部の上下2分割形式で構成、さらに後部甲板部を別パーツ化しています
●艦橋部、煙突部、主砲、副砲などの各種武装などをブロックごとに組立て、甲板部に取り付けていく組立てとなっています
●各パーツとも非常に細かな彫刻を施されたパーツで再現
●「20.3cm主砲」「12.7cm副砲」は砲身部を別パーツで再現
●「Mk38射撃指揮装置」や「Mk37射撃指揮装置」なども精密に再現されています
●艦載機である「OS2U キングフィッシャー」×2が付属
●ネームプレート及びスタンドが付属
●カラーによる塗装&マーキングガイドが付属
●艦番用の「68」「69」「70」「71」「72」「73」「74」「75」、艦後尾の国旗、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属