ソビエト フィールドカー GAZ-67B
「ソビエト フィールドカー GAZ-67B (プラモデル) (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.042 )」です
●第2次世界大戦後期におけるソ連軍の小型汎用4輪駆動トラック「GAZ-67B」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「GAZ-67B」について 】
●第2次世界大戦時のソ連は、戦車や装甲車両などの開発、生産の能力には優れていましたが、トラックなどの通常の車両の開発は立ち遅れていました
●ところが、アメリカから実戦試験を兼ねて戦時供与として「ジープ」がソ連軍に配備されると、前線の将兵からはその機動力と機械的信頼性から高い評価を獲得、このような小型の汎用トラックの必要性が認識されるようになります
●しかし、ソ連国内の自動車工場は小型で高性能な車両を開発した経験が無く、適した小型のエンジンも無かったために、当初は「ジープ」(形状的には「ウィリス MA」と思われる)を実質的にコピー生産することが行なわれ、「GAZ-64」という名称が与えられました
●「GAZ-67B」は、「GAZ-64」の改良型である「GAZ-67」のホイールベースを延長したもので、1944年1月から生産が開始されました
●同車は、その軽快な機動性と手頃な大きさから、連絡や輸送に活躍、機械化が遅れていたソ連軍の貴重な足となり、その改良型は1953年まで生産が続けれられています
【 「ソビエト フィールドカー GAZ-67B」のキット内容について 】
●このソ連軍の小型汎用4輪駆動トラック「GAZ-67B」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「GAZ-67B」をタミヤタッチによりシャープに再現、同車の特徴やディテールをスケールに沿って表現しながらも、タミヤMMシリーズならではのパーツの省力化と、パーツの合いの良さにより作り易さを実感できる内容となっています
●「GAZ-67B」は、「シャーシ」「ボディ」の2ブロックで構成されています
●シャーシのメインフレームは、リーフ式サスペンションも含めて一体成型されています
・ 前後のデファレンシャル部は、各1パーツで構成、ドライブシャフトやステアリングロッドも一体成型となっています
・ タイヤは、本体部分と裏面内側の2パーツで構成されています
●ボディは、フロントグリル、ボンネット、側面パネル、後部パネル、車内床面の5パーツで構成
・ 計器盤は別パーツです
・ 運転席の各種レバー類がパーツ化
・ フロントウィンドーはクリアーパーツで、枠の部分がモールドで再現
・ 後部の幌枠、側後部のフックが別パーツです
・ 側面開口部用の折り畳まれた状態のキャンバスを再現したパーツが付属しています
・ 前照灯は本体とガラス部の2パーツで構成、ガラス部はクリアーパーツとなっています
●ドライバーのフィギュアが1体付属しています
・ 運転席に着座し、ハンドルを握ったポーズとなっています
・ 詰襟式の「ルパシカ型野戦服」を着用、ブーツを履き、略帽を被った姿です
●マーキングは、ソ連軍仕様の3種類の塗装例が説明書に記載されており、車体番号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●2007年 完全新金型