和歌山城
「和歌山城 (プラモデル) (童友社 JOY JOY コレクション名城 No.JJ-006 )」です
●紀州徳川家の居城「和歌山城」を1/550スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●本丸に大天守と小天守等を備えた連立式の構造を持つ「和歌山城」を再現、本丸部分を中心に二の丸の一部も表現された内容となっています
【 「和歌山城」について 】
●「豊臣秀吉」は1585年に紀州を統一すると、自らの縄張りで虎伏山に和歌山城を築き、弟「豊臣秀長」の重臣「桑山重晴」を城主とします
●1596年、「桑山重晴」が隠居すると孫の「桑山一晴」が城代を継ぎ、この「桑山一晴」は1600年の関ヶ原の戦いでは東軍に属し、そのことから加増されています
●「桑山一晴」は大和新庄藩へと転封、新たに紀州藩の藩主として入城したのが「浅野幸長」で、この「浅野幸長」は本丸、二の丸、三の丸のみだった「和歌山城」を、石垣を築いて強固なものとしました
●1619年、「浅野幸長」は広島藩に加増転封、「徳川家康」の10男「徳川頼宣」が入城、ここに紀州徳川家が誕生しました
●「徳川頼宣」は、「和歌山城」を大天守、小天守が連結し、櫓群が渡櫓によって繋がる連立式構造へと改修、この構造は「姫路城」「松山城」と並ぶ三大連立式平山城と呼ばれています
●紀州徳川家250年を誇った「和歌山城」は太平洋戦争における空襲で焼失しましたが、市民の強い要望で当時の図面を元に1958年に天守が再建、その後も他の建物などが順次再建、復元が行われ、現在に至っています
【 「和歌山城」のキット内容について 】
●この「和歌山城」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●手軽に城模型を楽しむことを主眼にパーツ数を抑えて「和歌山城」を再現、城の中心となる本丸の大天守、小天守をはじめとする周辺部分を小ジオラマ化して再現した内容となっています
●ランナーごとにプラスチック成型色を変え、色分けされたパーツ構成となっていますので、塗装なしでも実際の建物に近いカラーリングで組立てることができます
●「和歌山城」は、「大天守」「小天守」「ニノ門櫓」「乾櫓」、3つの「渡櫓」「ベース」の9ブロックで構成されています
【 大天守 】
●3層となった「大天守」は、下部ブロックと上部ブロックとに分割されています
・ 下部ブロックの第3層と第2層は壁面パネルを箱組み状に貼り合わせて作製、これに各層の屋根を取り付けて完成させます
・ 上部ブロックは、各壁面パネルを貼り合わせ、これに渡り廊下と屋根とを取り付けて作製します
・ 天守の壁面には窓などが開口されています
・ 壁面には石落としが一体成型
・ 屋根は、各層ごとにパーツ化、最上層の屋根は入母屋作り状に成型されたパーツで再現
・ 最上部の鯱は別パーツ化
【 小天守、ニノ門櫓、乾櫓 】
●「小天守」「ニノ門櫓」「乾櫓」は同様なパーツ構成となっており、上下の各層は箱組み状に壁面のパネルを組み立て、これに屋根を取り付け、上下の層を接着して完成させます
・ 壁面には窓が開口されています
・ 上部の屋根は、入母屋作りを再現、壁面は別パーツとなっています
【 渡 櫓 】
●各「渡櫓」は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製した壁面に、一体成型された屋根を取り付けて作製します
・ 壁面には、窓、銃眼が開口処理されています
・ 角となる壁面部分には、石落としが一体成型されています
・ 楠門部分の屋根は、入母屋作りを再現
・ 楠門部分の壁面には、木張り表現が凸モールドで再現されています
【 ベース 】
●ベースは、大天守などの本丸の建物の土台となる石垣、入り口となる楠門の階段、二の丸部分の石垣、階段などが一体成型されています
・ 各石垣は、石垣の隙間部分が凹モールドで彫刻され、石垣は各石によって形状が異なり、表面部がフラットな状態となっています
●「和歌山城」のネームプレートが付属
●芝生などの草地を再現するためのカラーパウダーが付属しています
●「和歌山城」の成型色
・ 建物の壁面 : ホワイト
・ 屋根 : ダークグレー
・ ベース(石垣を含む) : アース色
●「和歌山城」の大きさ
・ 長さ175mm× 幅115mm× 高さ85mm
【 「和歌山城」のパッケージ内容 】
・ 和歌山城 ×1
・ カラーパウダー(グリーン) ×1袋
・ ネームプレート ×1