旧日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 (水中モーター付)
「旧日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 (水中モーター付) (プラモデル) (タミヤ スケール限定品 No.89733 )」です
●太平洋戦争時における帝国海軍の駆逐艦「雪風」を1/300スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●1966年製のキット「駆逐艦 雪風」をベースとして、水中モーターをセットしたモーターライズキットです【 「駆逐艦 雪風」について 】
●帝国海軍は、軍縮条約により艦艇の保有制限が課せられることとなり、少ない排水量で駆逐艦としての強力な武装を搭載することに尽力を尽くしましたが、結果的には艦の復元性に問題が発生し、帝国海軍が理想とした性能には達しませんでした
●軍縮条約が明けると従来の保有制限から開放されて艦の建造を行うことができるようになり、帝国海軍はその建造技術を駆使して優秀艦を建造させます
●1939年に竣工した駆逐艦「陽炎型」は、そのような艦の一つで、軍縮条約下の駆逐艦よりも船体が大型化、このことにより武装などの性能は帝国海軍が駆逐艦に求めたものに達することができました
●駆逐艦「雪風」は「陽炎型」の8番艦として1940年に竣工、太平洋戦争が開戦すると新鋭駆逐艦としてソロモン海での戦いなど最前線に投入されます
●帝国海軍とアメリカ海軍とはソロモン海での戦いで死力を尽くした消耗戦を展開、「陽炎型」などの日本の駆逐艦は多くが傷付き、戦没艦も発生しましたが、「雪風」は無傷で切り抜けました
●その後も「雪風」は重要な海戦に参加する一方で、自身は重大な損傷を受けることなく、帝国海軍の艦艇の中で最も武運に優れた艦として認知されます
●戦艦「大和」の沖縄特攻作戦にも護衛として参加、「大和」以下の僚艦の多数が沈むものの、「雪風」は生き残り、その強運さを示したのでした
【 「旧日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 (水中モーター付)」のキット内容について 】
●この帝国海軍の駆逐艦「雪風」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、1966年の製品ながらタミヤ社製らしく、シャープなモールドが施されており、大きなスケールとフルハルモデル、そして繊細過ぎないパーツの構成を活かしてモーターライズ化した内容となっています
・ 水中モーターを取り付けないで、ディスプレイキットとして楽しむこともできます
●「駆逐艦 雪風」は、戦訓により対空兵装が徐々に強化されており、キットは第2番主砲塔を撤去して対空兵装を増強し、単装機銃を多数装備した際の姿が表現されています
●モーターライズ用としてタミヤ社製「水中モーター (単3形タイプ)」が付属しています
・ 成型色はダークグレーに変更されています
●「駆逐艦 雪風」の船体は上下分割式で、これに艦橋や主砲、煙突などを取り付ける構成となっています
・ 船体上部はグレー、船体下部は艦底色で成型されています
●艦橋は7パーツで構成され、艦橋の窓枠、梯子、防水扉などがモールドされています
・ 艦橋部分には防弾板が貼られた状態が再現
●主砲は連装式に一体成型された砲身と上下分割式の砲塔で構成
●煙突は左右分割式で、トップは別パーツです
●展示用のディスプレイスタンドが付属
●水中モーターの取り付けは、「雪風」の展示用スタンドの支柱パーツをそのまま利用して、支柱パーツ下部に装着する方式となっています
・ モーター上部の溝に支柱パーツを差し込むだけの手軽さです
・ 水中モーターは本体をひねってスイッチオン、スクリューの後ろにラダーが付いて、直進はもちろん、円を描くように右旋回、左旋回させることも可能です
●水中モーター用の単3電池は別売です
●限定アイテム