ドイツ 4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222
「ドイツ 4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222 (プラモデル) (タミヤ 1/48 AFV スケール限定品 No.89777 )」です
●「ドイツ4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の4輪装甲車「Sd.Kfz.222」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●偵察部隊の主要車両として大戦を通じて運用された「Sd.Kfz.222」を再現、手榴弾除けのネットが付けられたオープントップ式の砲塔を装備し、ドイツ車両らしい平面で構成された独特のフォルムが表現されています
●ICM社製「ドイツ装輪式装甲偵察車 Sd.Kfz.222」をベースに、タミヤ版としてタミヤ製の装備品類を再現したパーツと、説明書をパッケージした限定バージョンとなります【 「4輪装甲車 Sd.Kfz.222」について 】
●1930年代前半、ドイツ軍は装輪式装甲車として「Kfz.13/14」を採用、ただし同車はトラックのシャーシを流用した簡易的な装甲車で、ヒトラーが政権を掌握すると本格的な装輪式装甲車の開発が開始されました
●この装甲車には規格を統一化したシャーシが用意され、エンジンは75馬力の水冷式のガソリンエンジンを搭載、4輪独立懸架、4輪駆動という機能を持っていました
●このシャーシを利用した最初のタイプ「Sd.kfz.221」が1935年に登場、そして1936年には同車を大型化した武装強化型となる「Sd.kfz.222」が開発されます
●この「Sd.kfz.222」は、主砲として「20mm機関砲 KwK30」もしくは「20mm機関砲 KwK38」を装備、同軸機銃も搭載され、装甲は最大装甲厚が14.5mm(最終型では30mm)で、路上での最大速度は85km/hという機動性能を誇りました
●同車は1943年6月までに約1000両が生産、大戦前期での主力装甲偵察車として活躍し、後継車輌である「Sd.kfz.250/9」の出現後も、各戦車師団内の装甲偵察大隊の中核車輌として大戦末期まで使われています
【 「ドイツ4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222」のキット内容について 】
●このドイツ軍の4輪装甲車「Sd.Kfz.222」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ICM社のミリタリーモデルの初期フォーマットに則り「Sd.Kfz.222」を再現、キット自体のモールドなどは素朴さを感じるものの、タミヤ製の装備品類のパーツの付加によりディテール表現が向上した内容となっています
●キットは、「20mm機関砲KwK38」を搭載した「Sd.Kfz.222」の「後期型」が再現されています
●「Sd.Kfz.222」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、及び各「フェンダー」の7ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「20mm機関砲 KwK38」の砲身は機関部、弾倉と小防盾を含めて一体成型となっています
・ 揺架は1パーツで構成され、同軸機銃と照準器は別パーツです
・ 砲架は左右分割式で、揺架を挟み込んで台座部分に取り付けます
・ 砲架下部の座席がパーツ化
・ 砲身(揺架)は完成後も上下可動式とすることができます
●砲塔は1パーツで再現され、クラッペ、アンテナ基部がモールドされています
・ 上部の防護ネットはエッチングパーツとなっており、開閉状態が選択できます
・ 砲塔は車体上部への嵌めこみ式となります
【 車体上部 】
●車体上部は、車体上部本体と天板部との2分割式です
・ 車体上部の各クラッペはモールドにて再現
・ 砲塔の後部に存在するグリルはエッチングパーツとなっています
・ 後部にはエンジングリル部がモールドされており、カバー部分は別パーツです
・ シャベル、ジャッキ台がパーツ化
【 車体下部 】
●車体下部はシャーシ部分も含めて一体成型です
・ 前後のデファレンシャルとドライブシャフトは一体で成型されています
・ コイル式サスペンションは車体に一体成型され、上下のアームは別パーツです
・ ステアリングは固定式です
・ 側面のドアは別パーツにて再現
・ 排気管は左右各2パーツで構成されています
・ バンパー、前後のフック、前後の防御板がパーツ化
・ タイヤは、ゴムの部分(プラパーツ)とホイール、ハブキャップカバーの3パーツで構成
【 フェンダー 】
●車体の4箇所のフェンダーは各1パーツで構成されています
・ 前照灯はステー部分も含めて前後分割式で、管制スリットが付いたタイプを再現
・ ノテックライト、ジャッキ、消火器、車間表示灯、ホーンなどがパーツ化
【 付属するタミヤ製の装備品類 】
●各種装備品類を再現したタミヤ製の装備品ランナーが付属、以下の装備品は同ランナーのパーツを使用します
・ 同軸機銃
・ ジャッキ台
・ シャベル
・ ホーン
・ ノテックライト
・ 車間表示灯
・ 消火器
●砲塔の防護ネット、砲塔後部に位置するグリル部を再現するエッチングパーツが付属
【 塗装とマーキング 】
●「Sd.Kfz.222」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第15戦車師団 (リビア / 1942年)
・ 第5軽師団 (リビア / 1941年)
・ 第20戦車師団 (ロシア / 1942年)
・ 第10戦車師団 (ロシア / 1943年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、アフリカ軍団マーク、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●限定品