RPM ルノー R35 軽戦車 1938年型 1/72 ミリタリー 72213 プラモデル

ホーム AFV RPM 1/72 ミリタリー

ルノー R35 軽戦車 1938年型

販売価格

3,190円 2,871円(税込)

購入数 SOLD OUT

「ルノー R35 軽戦車 1938年型 (プラモデル) (RPM 1/72 ミリタリー  No.72213 )」です

●「ルノー R35 軽戦車 1938年型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●第2次世界大戦時におけるフランスの軽戦車「ルノー R35」を再現したキットで、短砲身37mm砲を搭載、砲塔の視察装置がスリット式となった「中期型」が表現されています

【 「ルノーR35 軽戦車」について 】


●フランスが第1次世界大戦の末期に開発した「ルノー FT」軽戦車は、近代戦車のレイアウトを決定付ける傑作戦車であり、大戦終了後もフランス軍に使用された他、各国に輸出されて、その国での戦車開発の礎となりました

●しかし、1930年代には、この傑作戦車「ルノーFT」も旧式化が目立ち始め、その後継車両の開発が進められました
●「ルノーR35」軽戦車は、この後継車両に相当し、1933年に開始された新型軽戦車計画によって採用された歩兵用の軽戦車で、歩兵の戦術に合わせて軽戦車でありながら重装甲で、最大速度は20km/hと遅いものでした
 ・ 当時のフランス陸軍では歩兵科と騎兵科とが別々に戦車を開発しており、この計画の採用競争に敗れた「オチキス H35/39」は、騎兵科によって復活採用されています

●この「ルノーR35」軽戦車は、最大装甲厚45mmで、短砲身の「プトー37mm戦車砲SA18」と「7.5mm機関銃」を搭載、当時の軽戦車としては能力としては充分であり、2000両程度が生産され、フランス軍だけではなく、ルーマニア、トルコ、ユーゴスラビアなどにも輸出されました
●「ルノーR35」は、生産時期と改修によって3タイプに区分されており、「プトー37mm戦車砲 SA18」を搭載する「前期型」、砲塔の視察装置がスリット式となった「中期型」、「プトー37mm戦車砲 SA38」を搭載した「後期型」となっています

●独仏戦の開始時には、数の上では「ルノーR35」はフランス戦車部隊の主力で、その装甲はドイツ軍の脅威でしたが、1人型の砲塔や、無線設備の欠如などの設計思想の古さから、機動力と連携を重視するドイツ軍に対応できず、各個に撃破されて行きました

●フランスの降伏によって、フランス軍の大量の兵器を捕獲したドイツ軍は、その兵器を自軍の装備としました
●フランス戦車は、一部が改造されて使用されましたが、ドイツ軍の戦車の運用方法に適さないものが多く、ルーマニアやイタリアなどの同盟国に多くが引き渡されています

●イタリア軍では、「ルノーR35」が124両供与されましたが、同軍においても近代戦ではその戦車としての能力が不足しているということは認識しており、あくまでも2戦級兵器として取り扱われました
●しかし、シシリー防御戦において同地に展開していた「ルノーR35」を装備する2個戦車大隊が参加します
●この頃、「ルノーR35」は、完全に旧式化しており、同戦では戦局に寄与することが出来なかったようです


【 「ルノー R35 軽戦車 1938年型」のキット内容について 】


●この「ルノー R35」軽戦車の「中期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●「ルノーR35」をシャープに再現、実車の特徴を捉えながらも、ミニスケールらしく構成するパーツ数は抑えられた内容となっています

●完成全長は約5.5cmと、小粒な姿を楽しむことができます 

●キットは、同社「ルノー R35 軽戦車 ポーランド戦 1939年」のバリエーションキットで、スリット式の視察装置のパーツを追加したものです

●車内の構造物が再現されています


●「ルノーR35」は、砲塔、車体の2ブロックで構成されています

●砲塔は上下分割式で、車長キューポラは別パーツです
 ・ 砲身は防盾を含めて一体成型されています
 ・ 砲身の砲尾、機関銃の機関部、操作ハンドルなどが再現
 ・ 前側面のスリット式の視察装置は別パーツです
 ・ 砲塔部の吊下げフックがパーツ化されています
 ・ 後部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 砲身は上下可動式、砲塔も左右旋回が可能です

●車体は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
 ・ 側面パネルにはフェンダーが一体成型されています
 ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 後部点検ハッチは別パーツです
 ・ 前照灯、ジャッキ、牽引ワイヤーなどが別パーツ化
 ・ 車体内部が再現され、エンジン、ドライブシャフト、トランスミッション、操縦席などが表現されています

●履帯は、転輪と一体成型されており、各サスペンションユニットは別パーツとなっています
 ・ 履帯は上部の弛みが表現されています


●マーキングは、9種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ブリガリア陸軍 1種
 ・ イタリア陸軍 3種
 ・ 自由フランス軍 3種
 ・ フランス陸軍 2種

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、ナンバープレート、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています


-------------------------------------------

【 「ルノー R35 軽戦車 1938年型」のワンポイント 】


●キットは、ミニスケールのキットとして、模型的センスに優れた内容となっています
●ただし、転輪と一体成型された履帯の表面部には、その成型の関係上、モールドが彫刻されておらず、この部分をディテールアップすると、完成後の印象が飛躍的に向上するでしょう



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

この商品のカテゴリー

これまで見た商品