日本陸軍歩兵セット
「日本陸軍歩兵セット (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.090 )」です
●「日本陸軍歩兵セット」です
●太平洋戦争時における帝国陸軍の兵士4体を再現したプラスチックモデル組立てキット【 「帝国陸軍の兵士」について 】
●帝国陸軍は明治維新後、「国軍」として発足しましたが、構成する兵士は徴兵によるもので、当初は最新式の装備を持ちながらも戦意は低く、士族の反乱である「西南戦争」では苦戦、旧武士出身者である警察官の出兵によりようやく鎮圧することができました
●これをきっかけとして、兵士の資質として「戦意の向上」が重視されるようになり、また、日本自体の国力が乏しかったために多くの弾薬を必要とする火力戦を展開するこも難しかったため、兵士教育の際には、より「戦意」を高めることを重視する傾向へと向かうことになります
●太平洋戦争初期、植民地部隊を中心とする連合軍の士気の低さに反して、帝国陸軍は戦意の高さと部隊の積極性から電撃的に勝利を収めることに成功します
●しかし、帝国陸海軍の攻勢が続き、戦線が拡大すると、戦力と補給が先細りとなり、西方ではビルマ、南方ではニューギニアにおいて膠着状態となります
●その後、連合軍の反撃が開始され、島嶼防衛に関しては制海権と制空権を連合軍側に完全に握られてしまい、圧倒的な兵力差と火力の違いにより苦戦が続きました
●しかし、このような絶対的に不利な状況においても、帝国陸軍の兵士、特に現役の兵士で構成された部隊は強靭な戦意と、偽装などの創意工夫によって連合軍に苦戦を強いており、その並々ならぬ戦意の高さは数多くの連合軍側の記録に残されています
【 「日本陸軍歩兵セット」のキット内容について 】
●この帝国陸軍の兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●帝国陸軍兵士が南方戦線などの熱帯地域において、戦闘もしくは突撃中のシーンを再現した内容となっています
●本キットの発売は1970年代となりますが、タミヤらしいシャープなモールドと、躍動感あるポージングで日本陸軍兵士を再現、現在においてもリアルな再現度は色褪せておらず、フィギュア単体や帝国陸軍の戦車との組み合わせなど、戦闘中のポーズながら汎用性の高いフィギュアセットとなっています
●フィギュアの内訳は、将校1体、小銃兵2体、擲弾兵1体の合計4体です
●服装は、上半身が防暑服、下半身は軍衣を着用、将校は将校用ブーツ、兵士はゲートルを履いている姿です
・ ヘルメット4個と帽垂れ付きの略帽2個が付属、各フィギュアはヘルメットと帽垂れ付き略帽とを選択できます
・ 防暑服は、その名の通り暑い場合に着る上衣で、寒冷地以外の戦場において広く使用することができます
●服の皺の表現はスケールに沿っており、ゲートルやポケットなどの服の細部は立体的な彫刻となっています
●フィギュアは、上半身、下半身もしくは両足、両腕のパーツ構成です
【 「日本陸軍歩兵セット」のフィギュアのポージングについて 】
●将校のフィギュアは、抜刀した状態で将校用の軍刀を持ち、前傾姿勢でしゃがんで、突撃しようとしているポーズです
●小銃兵のフィギュアの1体は、両手で小銃を持ち、身を低くしながら突撃に備えているポーズ
●小銃兵のフィギュアの1体は、片膝を付いて小銃を射撃しているポーズです
●擲弾兵のフィギュアは、若干姿勢を低くしながら、片手で擲弾筒を持って前進しているポーズとなっています
・ 擲弾筒の代わりに小銃を持たすことも可能です
【 付属している装備品類 】
・ 「38式歩兵銃」 ×1
・ 「38式歩兵銃」(着剣状態) ×2
・ 「99式重擲弾筒」 ×1
・ 将校用軍刀 ×1
・ 軍刀の鞘 ×1
・ ヘルメット ×4
・ 帽垂れ付き略帽 ×2
・ 将校用の水筒 ×1
・ 水筒 ×3
・ 雑嚢 ×3
・ マップケース ×1
・ 拳銃ホルスター ×1
・ 小銃用マガジンポーチ(前盒) ×6
・ 小銃用マガジンポーチ(後盒) ×3
・ 擲弾筒用マガジンポーチ ×2
・ 銃剣 ×4
・ 双眼鏡ケース ×1
など
●1976年 完全新金型