ドイツ 2cm 4連装 高射機関砲38型 Sd.Ah.52トレーラーつき
「ドイツ 2cm 4連装 高射機関砲38型 Sd.Ah.52トレーラーつき (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.091 )」です
●「ドイツ2cm 4連装高射機関砲38型 Sd.Ah52トレーラー付」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「20mm対空機関砲 Flak38」は、「88mm高射砲」と共に第2次大戦中のドイツ対空火器を代表する優れた対空機関砲でした
●1930年にラインメタル社が開発、陸海空軍において使用された「Flak30」の改良型と言うべきものが「Flak38」で、射撃速度を除けばその性能は「Flak30」とほぼ同じものと言えました
●射撃速度は、計算上では1分間に450発、実用速度で220発となり、最大射程は垂直で約3700m、水平で約4800mという性能を持ち、シンプルで合理的な構成によって操作性や耐久性にも優れたものでした
●1939年の量産以来、優れた性能と運搬性の高さで「Flak38」は「Flak30」と同様に陸海空とあらゆる戦線で幅広く使用されることになったのです
●「Flak38 4連装機関砲」は、この「Flak38」を4連装として、より高い発射能力を与えるようにしたものです
●この「Flak38 4連装機関砲」は、「Flak38」の良点がそのままに受継がれ、4連装ながら照準手は1人で仰俯角、旋回の操作が行なうことができる為、操作性も高いままでした( 高射機関砲は仰俯角と旋回の操作員がそれぞれ分かれているタイプが多い)
●「4連装砲」の射撃システムは、4門同時に射撃することも可能でしたが、通常は左右対の2門づつを射撃、その間に他の2門の砲弾を装填することにより、継続して射撃を続けることが可能でした
●この射撃の場合でも、「Flak38 4連装機関砲」は、1分間の発射速度は900発を維持し、狙った空域に一瞬にして大量の砲弾をバラ撒く「弾幕効果」を発揮してました
●これは、射撃機会の時間が短い敵地上攻撃機に対し非常に効果的で、連合軍側の航空機に多大な損害を上げ、制空権を奪われたドイツ地上軍にとっては「守り神」的な存在でした
●一方、低空攻撃を行なう連合軍の戦闘爆撃機にとって「Flak38 4連装機関砲」は最大の脅威であり、連合軍パイロットからは「地獄の4連装」と呼ばれ忌み嫌われました
●また、「Flak38」の操作員が4名なのに対し、「Flak38 4連装機関砲」が必要とする操作員は7名で、兵器としても効率が良く、ドイツ軍が展開するいかなる戦場や対空防御拠点においても、その姿が見られました
●また、4号戦車の車体をベースにした「ヴィルベルヴィント」や「8トン ハーフトラック」の荷台に搭載した対空車両も生産されました
●「Flak38 4連装機関砲」は、対空戦闘だけではなく、対地上戦闘でも威力を発揮、「Flak38」の機関砲の一斉掃射は、敵をたじろかせるのに充分な効力を持っていました
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●この「ドイツ 2cm4連装高射機関砲 38型(Flak38)」と、それを運搬した「Sd.Ah52 トレーラー」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「Flak38 4連装機関砲」を、防盾を折畳んで「Sd.Ah.52」に搭載した「牽引状態」と、「Sd.Ah.52」から降ろして防盾を展開した「射撃状態」とを選択して作成する事ができる内容となっています
●「Flak38 4連装機関砲」のメカニカルな機械構造が再現されており、「Flak38」を構成するパーツはシャープに仕上がっています
●パーツ数は少なめに抑えられ、気軽にその姿を再現できるようになっています
●防盾部分は、端の方に向かって薄く成型されており、実物の構造と同様に、薄く見えるように工夫されています
●「20mm 機関砲」の砲身部は上下が可動式で、その動きに合わせて照準器も上下動をするようになっています
・ また、「4連装機関砲」の本体は左右旋回させることが可能となっています
・ 「20mm 機関砲」の各砲身は一体成型のパーツで再現されています
●「20mm 機関砲」は、弾薬ケースが装填されている状態と、装填されていない状態とが選択して作製することが可能です
●座席は中央部の3箇所の穴をシャープに再現、装填手用の座席は、機関砲の「牽引状態」に合わせて倒した状態とすることもできます
●牽引用のトレーラー「Sd.Ah.52」が付属しています
●「Sd.Ah.52」のタイヤは、プラパーツが用意されており、タイヤのトレッドパターンもしっかりと再現されています