Sd.Kfz.181 タイガー1 極初期型 第502重戦車大隊
「Sd.Kfz.181 タイガー1 極初期型 第502重戦車大隊 (プラモデル) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7370 )」です
●「Sd.Kfz.181 タイガー1 極初期型 第502重戦車大隊」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「タイガー1 極初期型」の更に初期に当たる車輌を、「第502重戦車大隊」の「100号車」仕様に限定して再現するキットです
●ドイツ軍は、1937年頃から従来の1号~4号戦車系列に変わる重戦車を開発、数々の試作車輌を経て、1942年4月には「タイガー1」としての最初の車輌が完成しました
●「タイガー1」は、機械的な初期故障を克服しながら生産が行なわれ、実戦配備は陸軍「第502重戦車大隊」が最初となりました
●「第502重戦車大隊」に最初に配備された「タイガー1」は、まだ生産の試行錯誤が行なわれていた時期の車輌に当たり、「タイガー1の極初期型」の中でも特に初期の特徴を持つものでした
●この「タイガー1」は、通常の「極初期型」と比べて、サイドフェンダー、マフラーカバーが無く、砲塔部の雑具箱「ゲベックカステン」は急造品で既存のタイプを転用、牽引ワイヤーの装着方法の違いなどの違いが有ります
・ この大隊の「100号車」は、砲塔両側に大型の「ゲベックカステン」が装備されています
●「第502重戦車大隊」は東部戦線の北部のレニングラード方面に投入され、ソ連軍を相手に「タイガー1」の重装甲の防御力の強さと、搭載する88mm砲の絶大な破壊力を発揮し、連合軍側に「タイガー1」の存在を知らしめることとなりました
●この「タイガー1 極初期型 第502重戦車大隊100号車仕様」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ディテール表現に優れた、同社1/35のシリーズの「タイガー 1 極初期型」のキット技術を、そのままフィードバックされたもので、細かなディテール再現が光るキットとなっています
●またキットは、「タイガー 1」の重戦車のフォルムを余すことなく表現しており、ミニスケールキット特有の凝縮された精密感を持ちながら、「タイガー 1」の迫力が感じられる内容となっています
●砲塔部は、馬蹄形の部分が一体成型され、天板と防盾部を取り付けるパーツ構成となっています
●砲身は、一体成型されたパーツとなっており、スライド金型により砲口が開口処理されています
●砲塔は、砲尾、車長座席、装填手席などの内部が再現されています
・ 砲身部は、上下可動式となっています
●車長ハッチ、装填手ハッチは開閉状態が選択して作製できます
●砲塔上のベンチレーターは、防水カバーの有無を選択できます
●砲塔後部のピストルポートは別パーツとなっており、「極初期型」で見られるピストルポートの向きの違いも再現されています
●砲塔側面に付く大型の「ゲベックカステン」のパーツが用意されています
●車体下部は、車体後板を除いてバスタブ式に一体成型化され、トーションバー、デフケースも、車体下部に立体的に彫刻されています
●前方機銃は、防水カバー付き、機銃カバー付き、カバー無しの3種類の状態が選択して作製できます
●操縦手ハッチ、無線手ハッチは、開閉状態が選択して作製できます
●エンジングリル部のスリットは、貫通した状態で開口処理されています
・ 裏側の燃料タンク、ラジエターファンなども再現されています
●排気管は、通常のタイプと、上部に延長されたタイプとが選択して使用できます
●渡渉用の「シュノーケル」のパーツが付属、カバーで閉じた状態とを選択して作製できます
●ボッシュライト、ワイヤーカッター、クリーニングロッド、バール、消火器、ジャッキ、アンテナケースは別パーツとなっています
●転輪は、千鳥式転輪の内側部分は、繋がった状態でパーツ化され、組み易さが考慮されています
●キャタピラは、接着、塗装が可能なDS素材による一体型のベルト式パーツが付属
・ パーツは表面上のキャタピラのパターンが深く彫刻されており、裏面もしっかりとモールドが入っています
●牽引ワイヤーは、「アイ」部分はプラパーツ、ワイヤー部分は金属製のワイヤーが用意されています
●エンジングリル部のメッシュ、お守りの蹄鉄などを再現したエッチングパーツが付属
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第502重戦車大隊 100号車 (レニングラード/1943年)
●説明書に指示されている国籍マーク、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●2009年 新金型