ロシア KV-1 重戦車 1939年型
「ロシア KV-1 重戦車 1939年型 （プラモデル） (PST 1/72 AFVモデル No.72012 )」です
●第2次世界大戦初期におけるソ連軍の重戦車「KV-1」の「1939年型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●破格の防御力を持つ重戦車として独ソ戦初期に活躍した重戦車「KV-1」の「1939年型」を再現、面構成の砲塔に短砲身の主砲を装備した、「1939年型」の独特のフォルムを再現した内容となっています
【 「KV-1 重戦車」について 】
●1920年代から30年代前半、ソ連軍では当時の世界的趨勢から軽戦車と重戦車という2つのカテゴリーに分けて戦車の整備を行っており、重戦車では多砲塔の「T-35」を開発、運用していました
●しかし、この「T-35」は巨大な車体に複数の砲塔を装備したため生産コストが高く、さらに演習時などにおける部隊での運用実績も芳しいものではなく、1930年代後半から後継車両の開発を行います
●この後継車両として、多砲塔戦車である「SMK」「T-100」と、単砲塔の「KV-1」の3つの試作車が開発され、この3輌は実戦テストとして1939年のフィンランド戦に参加します
●このテストの結果、ソ連軍は「KV-1」を重戦車として制式採用することを決定、早速量産を開始しました
●「KV-1」の「1939年型」は、1939年12月から生産が始まった「KV-1」シリーズの最初の量産型で、主砲には「30.5口径」の「76.2mm戦車砲 L-11」を装備、防盾の砲身基部の部分が円錐状となっているのが特徴です
●「KV-1」の「1939年型」は、同時代の戦車の中では飛びぬけた最大装甲「75mm厚」という強靭な防御力を誇り、独ソ戦で対峙したドイツ軍にとって最も脅威的な存在となりました
●その後、「KV-1」シリーズは、年代を経るごとに「1940年型」「1941年型」「1942年型」へと改良され、厚い装甲をさらに強化して、ドイツ戦車を圧倒する活躍をみせたのでした
【 「ロシア KV-1 重戦車 1939年型」のキット内容について 】
●このソ連軍の重戦車「KV-1」の「1939年型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●1/72スケールキットでのオーソドックスなパーツ分割、簡易金型を使用しつつも通常のインジェクションキットと遜色ないモールドを持つ成型パーツにより「KV-1」の「1939年型」を再現した内容となっています
●「KV-1 1939年型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●「76.2mm戦車砲 L-11」の砲身は、一体成型のパーツで再現
・ 防盾は一体成型のパーツで再現しています
・ 防盾は、完成後も上下に可動させることができます
●砲塔は、左右に分割したパーツで構成、天板は別パーツとなっています
・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 「ペリスコープ」を別パーツ化しています
【 車体上部 】
●車体上部は、フェンダーを含めて一体成型となったパーツで再現
・ 「操縦手ハッチ」はモールドにて再現
・ 「前方機銃」は、銃身を含めた防盾と、マウント部の2パーツで構成しています
・ 操縦手用の「視察ハッチ」「前照灯」「牽引ワイヤー」「ワイヤー固定具」「排気管」などを別パーツ化
・ フェンダー上の「雑具箱」（×3）は、それぞれ一体成型のパーツで再現しています
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型化しています
・ 誘導輪、転輪は前後に分割したパーツで再現
・ 起動輪は前後方向に3分割したパーツで構成しています
【 履 帯 】
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成
【 「KV-1 重戦車 1939年型」の塗装とマーキング 】
●「KV-1 重戦車 1939年型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第46戦車師団 （レーニングラード戦区 / 1941年9月）
・ 所属不明 （1941年冬）
●説明書の塗装例に基づく、車体番号などを再現したデカールが付属しています
【 「ロシア KV-1 重戦車 1939年型」のパッケージ内容 】
・ KV-1 重戦車 1939年型 ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
