SA-16 スティレット
「SA-16 スティレット (プラモデル) (コトブキヤ フレームアームズ (FRAME ARMS) No.#001 )」です
●「SA-16 スティレット」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●完成済みの内部フレーム「フレームアーキテクト」に外装パーツを取り付けて、手軽にフルアクションのロボットモデルを楽しむことができるシリーズ、それがコトブキヤの「フレームアームズ シリーズ」です
●パッケージに同梱されている「フレームアーキテクト TYPE001 (組立済み)」に、「スティレット」用の外装パーツをはめ込むだけで完成します
(基本的に接着剤不要のスナップフィットのキットとなっておりますが、関節の可動部付近やウェポンパーツの組立には接着剤を使用した方が、しっかりと固定する場合がございます)
●「SA-16 スティレット」の外装パーツは、ランナーごとに色分けをされたマルチカラー仕様、組立てるだけで設定イメージに近いカラーリングで完成させる事ができます
●内部フレームには「フレームアーキテクト TYPE001」を使用
・ 完成後も関節各部が可動、お好みのアクションポーズと取らせる事ができます
●内部フレームを軸として、外装パーツやウェポン類の組替えを行うことができ、設定にとらわれない幅広いイメージを実現して楽しむことができます
・ 同社「MSG ウェポンユニット」にも対応し、お好みのウェポンユニットを「SA-16 スティレット」へと装備させる事ができます
●手首の部分は、同社「ノーマルハンド A」のランナーがセットされており
・ 左右 握り拳
・ 左右 平手
・ 左右 銃器用持ち手
などをセレクトして使用します
●「SA-16 スティレット」のウェポン類パーツとして
・ M547A5 60mmガトリングガン ×1
・ S41-B 2連式ミサイルランチャー ×1
・ SH4000-B セイレーン mk.2 ×1
が付属しています
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<フレームアームズとは?>
●超精密造型で様々なメカニックアイテムをお贈りしてきたコトブキヤが、新たに提案したロボットメカニックアイテムが「フレームアームズ シリーズ」です
・ 「フレームアームズ シリーズ」は中核となる「共通素体=フレーム」に「外装(アーマー)」を装着することによって、様々なデザインのロボットを簡易に組み上げることができ、外装の交換による組み合わせにより無限のバリエーションを造ることが可能な内容となっています
●「素体」は各商品共通のもので、ロボット可動モデルの究極を目指し、幅広い可動範囲と耐久性の高い可動機構の両立を実現すると共に、様々なタイプのロボットに対応できる汎用性の高いデザインで仕上ています
・ また、共通の「素体」を使用しているメリットとして、異なるデザインのロボットのパーツを組み合わせることによって、簡単にオリジナルの機体を造ることもでき、さらに、外装部品はプラモデルと同様の仕様で塗装や改造を行えば、まさに「自分だけ」の機体を造り上げることもでき、ユーザー様のスキルに合わせた幅の広い楽しみ方の出来るアイテムになっております
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<「SA-16 スティレット」の機体解説>
●2030年を目前にして完全に旧式化した「SA-14」「SA-15」に代わり、2028年10月、「NATIV」が新型特殊戦闘機開発・配備計画を立案、特殊戦闘機同士の格闘戦を主軸とした「SA-14」、対地対艦等攻撃及び全領域爆撃任務を主とした「SA-15」の2種混合編成戦術を見直し、機種統合戦術を踏まえた新型特殊戦闘機の設計開発がスタートし、多任務対応を想定した、いわゆるマルチロール機を目指した試作機は「YSA-16」として2030年7月に1号機がロールアウトした
●フレームアーキテクト(機体骨格)として、「SA-16」用に新規開発された「type3001」を採用、1号機ロールアウトまでにバージョン変更が行われ搭載されたフレームアーキテクトは「type3012A」とされました
・ また、主機は「SA-14」搭載の「SH3500」系の後継機種である「SH4000」系を採用、「SH4000」系は耐ストール性能を向上させつつ、完全別系統のフューエルスタータを2系統装備、設計段階で単発搭載を想定しており、機体設計もこれに準拠し「SA-16」は主機を1基搭載となり、冗長性より生産・運用のコスト面及び整備性を重視したものとなりました
●固定武装は「SA-15」を引き継いだ「M71」系20mmバルカンを1門装備、標準武装としては空戦を想定して「M540」系「60mmマシンガン」、機体挌闘を想定した「ak-12」アサルトナイフを装備しています
・ また、主に対地対艦攻撃・爆撃任務を想定した「S41-B ミサイルランチャー」を前腕部ハードポイントに装着することができ、ミサイルは各種任務に合わせあらゆるタイプを装備可能になっています
・ この「2連式ミサイルランチャー」を左右に装着し計4発のミサイルが装備することもでき、諸元としては追加装備とされているが実運用面では「S41-B」ランチャ自体は、ほぼ「SA-16」の標準装備とされています
●2030年7月の1号機ロールアウトに続いて同月中に2号機、8月に3号機がロールアウトし、翌2031年2月までこの3機でのトライアルが行われ、機体各要素仕様決定への指標とされました
●機体スペック
・ 全高 : 15.7m
・ 乗員 : 1名
・ 固定武装 : M71A4 20mmバルカン
・ 標準装備 : M547A5 60mmガトリングガン、ak-12A アサルトナイフ
・ 追加装備 : 41-B 2連式ミサイルランチャー
・ センサー : 光学式Z80A
・ 主機 : SH4000-B セイレーンmk.2 1基
・ 間接駆動系 : FA type3012A
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<世界状況設定>
●2020年発表のフレームアーキテクト構想に基づく研究開発は、旧NATO(北大西洋条約機構)を母体とする国際的軍事同盟「NATIA」(北大西洋戦術進化集合体)の下で精力的に進められ、約5年の歳月を得て実用化されたが、米国主導であったため先進技術と共に兵器市場の寡占状態を予測され、その前年2023年に各国共同による開発研究から離脱する国家が多数現れたました
●元々フレームアーキテクト構想はNATIA加盟国に拘わらず、研究開発・資金援助などの貢献によりその恩恵を受けることができるという国家間協定(FA協定)下で推し進められたものであるが、米国を始めとした先進数カ国が資金負担割合を理由に協定を反故にする可能性を示唆、これが先の予想をより現実的なものにし、各国の離脱を促すこととなったのです
●更にこの段階で「FA協定」と機能が混在してしまっていたNATIVについても加盟国離脱を行う国々が続々と出現することとなった。
●離脱した国家は特に米国等先進国の市場寡占状況による不満以外に共通した思想等は持ち合わせておらず、NATIA側も特に警戒意識は持っていなかったのですが、離脱国家はフレームアーキテクト構想に基づく研究開発に参加しており、反NATIAを想定した同構想を採用した新型特殊装甲戦車を共同で開発するという関係を新たに構築することとなりました
●この国家群は新型特殊戦車を共同開発研究する為、2024年「W.E.O.」(世界兵器装備機構)という国家群連盟を組織することとなったのです
●W.E.O.は初期の「FA協定」とほぼ同様の機能を持つ組織として、兵器研究開発及び兵器産業市場の独占を目的とおり、NATIA諸国に対しても経済的影響を与えるべく国際協定を逸脱した行動を取り続けました
●これに対し、米国等NATIA主要数カ国がW.E.O.加盟国に対して強硬な経済制裁を発動。他のNATIA諸国もこれに追随。2029年に入りこれに対しW.E.O.は遂に、兼ねてから開発を進めていた新型特殊戦車による軍事展開を強行、NATIA側も同じくフレームアークテクト構想に基づく新型特殊戦闘機を持ってこれに応じ、戦端が開かれる事となりました
●世界は、フレームアーキテクト構想から始まった世界的勢力分断から、その構想に基づいた兵器同士による戦闘を手段とした世界的紛争に発展してしまうという状況に陥ってしまったのです
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<フレームについて 【フレームアーキテクト構想】>
●旧NATO(北大西洋条約機構)を母体とする国際的軍事同盟「NATIA」(北大西洋戦術進化集合体)は、共通の兵器体系フォーマットを模索しており、2019年に米軍を中心とした各国軍部は合同で「人型多用途駆動骨格基準=フレームアーキテクト構想」を発表しました。
●これは各国共通の「駆動骨格」(フレームアーキテクト)を用いることにより、骨格部分については生産コストを大幅に抑えることができつつも、戦闘用として実装される「外殻武装=アーマーアームズ(armer-arms)」については各国の兵器運用思想に基づき様々な兵器が短期に開発できるというメリットを想定したものでした
●また、各国独自に開発された技術であっても基礎となる駆動骨格は互換性のある共通規格であるため、技術の相互共有が極めて容易に行うことができる為、兵器性能が飛躍的に向上させることができる点も特徴でした。
●「駆動骨格」(フレームアーキテクト)自体は交換式バッテリにより、単体でも駆動することができるが、これは所謂「歩行移動」に限定されたものであり、「外殻武装」(アーマーアームズ)に搭載された主機(メインエンジン)に接続される事を想定した駆動系として設計されている。「駆動骨格」に「外殻武装」装備された状態を完成形として想定された兵器思想であり、装備状態を「フレームアームズ」という俗称することが本兵器を採用した国々で越え広まりつつある
●フレームアーキテクト構想の発表後、米軍主導で即時開発が開始され、約1年という驚異的なスピードで試作型の「type2100」が完成しましたが、開発に参加した国々はもとより、実用レベルまで達した段階での採用を当て込み開発資金供与のみを行った国までもが、生産性や汎用性などについて言及するに至り、開発は長期化、その後約5年をかけ17段階に及ぶバージョンアップが行われ、「type2604」でようやく実用に耐えうり、採用予定の各国が納得する「駆動骨格」が完成したのです