三二式一型 轟雷 (ごうらい)
「三二式一型 轟雷 (ごうらい) (プラモデル) (コトブキヤ フレームアームズ (FRAME ARMS) No.#002 )」です
●「三二式一型 轟雷 (ごうらい)」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●完成済みの内部フレーム「フレームアーキテクト」に外装パーツを取り付けて、手軽にフルアクションのロボットモデルを楽しむことができるシリーズ、それがコトブキヤの「フレームアームズ シリーズ」です
●パッケージに同梱されている「フレームアーキテクト TYPE001 (組立済み)」に、「轟雷」用の外装パーツをはめ込むだけで完成します
(基本的に接着剤不要のスナップフィットのキットとなっておりますが、関節の可動部付近やウェポンパーツの組立には接着剤を使用した方が、しっかりと固定する場合がございます)
●「三二式一型 轟雷」の外装パーツは、ランナーごとに色分けをされたマルチカラー仕様、組立てるだけで設定イメージに近いカラーリングで完成させる事ができます
●内部フレームには「フレームアーキテクト TYPE001」を使用
・ 完成後も関節各部が可動、お好みのアクションポーズと取らせる事ができます
●内部フレームを軸として、外装パーツやウェポン類の組替えを行うことができ、設定にとらわれない幅広いイメージを実現して楽しむことができます
・ 同社「MSG ウェポンユニット」にも対応し、お好みのウェポンユニットを「三二式一型 轟雷」へと装備させる事ができます
●脚部の履帯ユニットは展開・収納状態を再現する事ができます
●手首の部分は、同社「ノーマルハンド A」のランナーがセットされており
・ 左右 握り拳
・ 左右 平手
・ 左右 銃器用持ち手
などをセレクトして使用します
●「三二式一型 轟雷」のウェポンパーツとして
・ 二九式二型 120mm低反動滑腔砲 ×1
・ ak-14T タクティカルナイフ ×1
が付属しています
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<フレームアームズとは?>
●超精密造型で様々なメカニックアイテムをお贈りしてきたコトブキヤが、新たに提案したロボットメカニックアイテムが「フレームアームズ シリーズ」です
・ 「フレームアームズ シリーズ」は中核となる「共通素体=フレーム」に「外装(アーマー)」を装着することによって、様々なデザインのロボットを簡易に組み上げることができ、外装の交換による組み合わせにより無限のバリエーションを造ることが可能な内容となっています
●「素体」は各商品共通のもので、ロボット可動モデルの究極を目指し、幅広い可動範囲と耐久性の高い可動機構の両立を実現すると共に、様々なタイプのロボットに対応できる汎用性の高いデザインで仕上ています
・ また、共通の「素体」を使用しているメリットとして、異なるデザインのロボットのパーツを組み合わせることによって、簡単にオリジナルの機体を造ることもでき、さらに、外装部品はプラモデルと同様の仕様で塗装や改造を行えば、まさに「自分だけ」の機体を造り上げることもでき、ユーザー様のスキルに合わせた幅の広い楽しみ方の出来るアイテムになっております
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<「三二式一型 轟雷」の機体解説>
●W.E.O.諸国は、活発化するNATVAの経済封鎖状況においてこれを実力にて打破すべく、2025年から特殊戦闘車両に開発に着手しました
●W.E.O.諸国はNATIA離脱前の時点で既に「type2025」系の駆動骨格を保有しており、それを発展させつつ併せて重装甲、重武装を持つ「拠点強襲用特種戦闘車両」の為の外殻武装を開発、僅か2年で試作型特殊戦闘車両「試二七式一型(閃雷)」を完成させるが、主兵装として搭載予定であった120mm低反動砲の開発が遅々として進まず、業を煮やしたWEO軍部は同兵器開発局の反対を押し切って、既に通常戦車の装備として実績のあった105mm砲の搭載を決め、完成とさせたが、他の部分も含めて急造の感があったことは否めませんでした
●W.E.O.軍部は直ちに、試作型から若干の調整を行った採用型 「二八式一型(震雷)」による初期戦術配備を計画したが、通常戦車からの機種転換・慣熟訓練時、既に二七式搭載の主機「Vt3500」系の出力不足や、搭載FCSと105mm砲とのリンク不全等不具合が続出、予定数配備以前に後継機計画の立案開始という前代未聞の状況となってしまったのです
●しかし、W.E.O.兵器開発局はこの状況を当然の帰結として予想しており、以前よりHIRAGA社に後継型主機の開発を発注していました
●主機の改善は必須とされ、軍部及び兵器開発局双方から高い基準を突き付けられたHIRAGA社はその高い基準を満たす「Vt4000」系完成までに2年半もの時間を費やしてしまいます
●その間、中間基準の暫定主機「Vt3800」系に換装させた「ニ八式二型(雲雷)」の配備で繋ぐという苦肉の配備戦術が採られていました
●主兵装については本来予定であった120mm、しかも改良型FCSとの連携調整された「二九-二型」低反動砲が搭載された
●「駆動骨格」については、鹵獲したNATIA機から技術併合を行うなどして進化を遂げ「type2906A」となり、装甲については二八式を正常進化させたものとなったが、トータルでの単機での性能は格段に向上し、遂にWEO陣営の正式機「三二式一型(轟雷)」は完成を見たのです
●機体スペック
・ 全高 : 16.2m
・ 乗員 : 1名
・ 固定武装 : 二九式二型 120mm低反動砲
・ 標準装備 : ak-14T タクティカルナイフ
・ 追加装備 : 未定
・ センサー : 光学・マイクロ波併用式 X68000a
・ 主機 : HIRAGA-Vt4000 1基
・ 駆動骨格 : Fa-type2906A
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<世界状況設定>
●2020年発表のフレームアーキテクト構想に基づく研究開発は、旧NATO(北大西洋条約機構)を母体とする国際的軍事同盟「NATIA」(北大西洋戦術進化集合体)の下で精力的に進められ、約5年の歳月を得て実用化されたが、米国主導であったため先進技術と共に兵器市場の寡占状態を予測され、その前年2023年に各国共同による開発研究から離脱する国家が多数現れたました
●元々フレームアーキテクト構想はNATIA加盟国に拘わらず、研究開発・資金援助などの貢献によりその恩恵を受けることができるという国家間協定(FA協定)下で推し進められたものであるが、米国を始めとした先進数カ国が資金負担割合を理由に協定を反故にする可能性を示唆、これが先の予想をより現実的なものにし、各国の離脱を促すこととなったのです
●更にこの段階で「FA協定」と機能が混在してしまっていたNATIVについても加盟国離脱を行う国々が続々と出現することとなった。
●離脱した国家は特に米国等先進国の市場寡占状況による不満以外に共通した思想等は持ち合わせておらず、NATIA側も特に警戒意識は持っていなかったのですが、離脱国家はフレームアーキテクト構想に基づく研究開発に参加しており、反NATIAを想定した同構想を採用した新型特殊装甲戦車を共同で開発するという関係を新たに構築することとなりました
●この国家群は新型特殊戦車を共同開発研究する為、2024年「W.E.O.」(世界兵器装備機構)という国家群連盟を組織することとなったのです
●W.E.O.は初期の「FA協定」とほぼ同様の機能を持つ組織として、兵器研究開発及び兵器産業市場の独占を目的とおり、NATIA諸国に対しても経済的影響を与えるべく国際協定を逸脱した行動を取り続けました
●これに対し、米国等NATIA主要数カ国がW.E.O.加盟国に対して強硬な経済制裁を発動。他のNATIA諸国もこれに追随。2029年に入りこれに対しW.E.O.は遂に、兼ねてから開発を進めていた新型特殊戦車による軍事展開を強行、NATIA側も同じくフレームアークテクト構想に基づく新型特殊戦闘機を持ってこれに応じ、戦端が開かれる事となりました
●世界は、フレームアーキテクト構想から始まった世界的勢力分断から、その構想に基づいた兵器同士による戦闘を手段とした世界的紛争に発展してしまうという状況に陥ってしまったのです
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<フレームについて 【フレームアーキテクト構想】>
●旧NATO(北大西洋条約機構)を母体とする国際的軍事同盟「NATIA」(北大西洋戦術進化集合体)は、共通の兵器体系フォーマットを模索しており、2019年に米軍を中心とした各国軍部は合同で「人型多用途駆動骨格基準=フレームアーキテクト構想」を発表しました。
●これは各国共通の「駆動骨格」(フレームアーキテクト)を用いることにより、骨格部分については生産コストを大幅に抑えることができつつも、戦闘用として実装される「外殻武装=アーマーアームズ(armer-arms)」については各国の兵器運用思想に基づき様々な兵器が短期に開発できるというメリットを想定したものでした
●また、各国独自に開発された技術であっても基礎となる駆動骨格は互換性のある共通規格であるため、技術の相互共有が極めて容易に行うことができる為、兵器性能が飛躍的に向上させることができる点も特徴でした。
●「駆動骨格」(フレームアーキテクト)自体は交換式バッテリにより、単体でも駆動することができるが、これは所謂「歩行移動」に限定されたものであり、「外殻武装」(アーマーアームズ)に搭載された主機(メインエンジン)に接続される事を想定した駆動系として設計されている。「駆動骨格」に「外殻武装」装備された状態を完成形として想定された兵器思想であり、装備状態を「フレームアームズ」という俗称することが本兵器を採用した国々で越え広まりつつある
●フレームアーキテクト構想の発表後、米軍主導で即時開発が開始され、約1年という驚異的なスピードで試作型の「type2100」が完成しましたが、開発に参加した国々はもとより、実用レベルまで達した段階での採用を当て込み開発資金供与のみを行った国までもが、生産性や汎用性などについて言及するに至り、開発は長期化、その後約5年をかけ17段階に及ぶバージョンアップが行われ、「type2604」でようやく実用に耐えうり、採用予定の各国が納得する「駆動骨格」が完成したのです