帝国海軍軍艦作例集 2 Takumi明春の1/700 艦船模型 至福への道 其之四
「帝国海軍軍艦作例集 2 Takumi明春の1/700 艦船模型 至福への道 其之四 (本) (大日本絵画 船舶関連書籍 No.Vol.004 )」です
●「月刊 モデルグラフィックス」誌上などで、スケールを超えた精緻な作例を披露する「Takumi明春」氏の艦船模型作例群を紹介した「作例集」の第2弾
●第1弾の「帝国海軍軍艦作例集 Takumi明春の1/700 艦船模型 至福への道 其之壱」は艦船模型作例集
第2・3弾の「1/700戦艦の作り方 Takumi明春の1/700 艦船模型 至福への道 其之弐」「1/700戦艦の作り方 Takumi明春の1/700 艦船模型 至福への道 其之参」は艦船模型作成テクニック集となり
この第4弾は作例集の第2弾となります
●「Takumi明春」氏の作例を様々な角度から撮影した大判のカラー写真を豊富に掲載、1/700スケールの艦船模型でありながら、実物を越えるサイズで展開される各部のデティール写真に、目を見張り、ため息つくこと間違いない内容となっています
●1/700スケールの艦船模型の世界は、この10年ほどで大きな変化を遂げました
●それまで「基本的にそのまま作って並べて楽しむもの」とされていた1/700スケール艦船模型ですが、一部の達人たちがキットでは再現されていなかったディテールの作りこみを始めたのです
●そして、やがてそのような細部ディテールをメーカーがエッチングパーツとしてリリースすることとなり、それを使用した作例はさらなる細密化を果たしました
●その繰り返しが続いた結果、とくに帝国海軍艦船に限って言えば、非常に潤沢なディテールアップパーツを一般のモデラーが手にする事ができるようになったのです
●言い換えれば「一艦入魂」の作り込みが、比較的容易にユーザーにもできるようになったのです
●しかしながら、数多くのディテールアップパーツが出揃ったとは言え、それは材料が揃ったということであって、その材料群をどのように使ったらよいかという「ノウハウ」については、まだまだこれから、というのが現状でしょう
●本書では、この様々なエッチングパーツを目いっぱい使用した作例を多数掲載、各作例の勇姿を眺めて楽しんでいただくだけでもよいのですが、「1/700 ディテールアップパーツ使用法」の「参考例」としても活用できるようになっています
●本作例集では、本書のための新規作り起こし作例を3点と「月刊 モデルグラフィックス」「ネイビーヤード」誌にて紹介された作品を収録、雑誌掲載時に掲載し切れなかった各部のアップ写真をふんだんに掲載し、デティールアップしたポイントや使用エッチングパーツ類についても説明しています
●各艦艇の大判写真や細部拡大写真を見ながら、どの部分にどのようなディテールアップを施しているかを、余す所なく紹介、現在実艦が存在せず、不鮮明な写真が多い帝国海軍軍艦の立体資料としても役立つ内容となっています
●艦船模型製作をされる方だけでなく、帝国海軍艦船ファンの方も、是非手にとってご覧になって下さい
●内容目次 (下の画像をご参照下さい)
・ 帝国海軍 戦艦 金剛 レイテ沖海戦時 1944 (フジミ 1/700)
・ 帝国海軍 戦艦 伊勢 レイテ沖海戦時 1944 (ハセガワ 1/700)
・ 帝国海軍 戦艦 日向 ミッドウェー海戦時 1942 (ハセガワ 1/700)
・ 帝国海軍 軽巡洋艦 大淀 レイテ沖海戦時 1944 (アオシマ 1/700)
・ 帝国海軍 軽巡洋艦 川内 エンドウ沖海戦時 1942 (アオシマ 1/700)
・ 帝国海軍 軽巡洋艦 夕張 昭和初年時 1927 (タミヤ 1/700)
・ 帝国海軍 駆逐艦 響 天一号作戦時 1945 (ピットロード 1/700)
・ 帝国海軍 駆逐艦 雷 最終時 1944 (ピットロード 1/700)
・ 帝国海軍 駆逐艦 綾波 第3次ソロモン海戦時 1942 (ピットロード 1/700)
・ 帝国海軍 駆逐艦 敷浪 渾作戦参加時 1944 (ピットロード 1/700)
・ 帝国海軍 駆逐艦 筑摩 真珠湾攻撃時 1941 (アオシマ 1/700)
●模型製作 : Takumi明春
●A4版 ソフトカバー
●全112ページ / うちカラー96ページ
●2009年10月14日 初版発行