ノースロップ F-5E タイガー 2
「ノースロップ F-5E タイガー 2 (プラモデル) (AFV CLUB 1/48 エアクラフト プラモデル No.AR48102 )」です
●小型で軽量、高い整備性で安定した稼動率を維持し、空対空・空対地能力を兼ね備えた傑作軽量戦闘機が「ノースロップ F-5E タイガー 2」です
●「F-5E タイガー 2」の前身である「F-5A フリーダムファイター」は、低価格ながら汎用性の高い機体で、親米国諸国への軍事援助プログラムの一環として、1950年代にに多数の機体が輸出されていました
●「F-5A/C フリーダムファイター」は、機体下面に5つのウェポンステーションを有し、軽量戦闘機にしては高い機外兵装搭載能力を有していましたが、レーダーを装備しておらず、精密な照準器も装備していなかったため、空対空性能の点で、「MiG-19」に代わり1960年代後半から親ソ諸国へと配備された「MiG-21」に対抗しえないと考えられていました
●そこで、アメリカ空軍は、この「F-5A/B」に代わる「国際戦闘機航空機(IFA)」の審査を1970年2月から開始、同11月に「F-5A」の対空戦闘能力をより高めたノースロップ案の「F-5A-21 (F-5E タイガー 2)」を採用することになります
●新たに誕生した「F-5E タイガー 2」は、「F-5A」よりも推力の増えた「J85-GE-21 エンジン」を搭載、エンジンの変更に伴い機体サイズが拡大され、空戦フラップを装備した主翼へと改良されました
●また、本格的な対空戦闘能力を付与すべく、「AN/APQ-153 レーダー」及び「AN/AGS-31 照準器」のレーダー火器管制装置を装備、サイドワインダーと機関砲の測距が行えるようになりました
●さらに、「UHF無線機」などの電子兵装も付加され、「F-5A」よりも増えた7つのウェポンステーションも装備、空対空・空対地の両機能を備えた汎用軽量戦闘機に生まれ変わることになります
●攻撃能力だけでなく、整備性にも優れた「F-5E タイガー 2」は高い稼働率を確保、導入国から厚い信頼を獲得することになり、中東の親米諸国を始め、多くの国々へと輸出が行われました
●この「F-5E タイガー 2」を1/48スケールで再現
●機体胴体部は上下分割のパーツで構成、機首部、垂直尾翼部、エンジンノズル部は別ブロック化されています
・ 主翼を含む機体胴体ブロックを組立後、機首ブロック、垂直尾翼を取り付ける形で組立てます
・ 機体パーツの表面にはパネルライン及びリベット跡が繊細な凹モールドで再現されています
・ 機体胴体左右のエアインテークの一部は別パーツ化して再現、エアインテーク入り口付近にある小穴を再現したエッチングパーツが付属しています
・ 胴体後部に設置されている「補助空気取入口」は別パーツにて再現、6つのドアが開いた状態、閉じた状態を選択して組立てることができます
●主翼部は上下分割のパーツで構成、主翼パーツの下部は胴体部と一体成型となっています
・ 主翼付け根のストレーキー、前縁フラップ、フラップ、補助翼は別パーツ化されています
●垂直・水平尾翼は一体成型のパーツ、垂直尾翼の方向舵は別パーツ化されています
●降着装置は、脚柱、タイヤ、脚カバー、格納庫パネルを別パーツ化して再現
・ 脚格納庫は開閉2種類のパーツをセット、開閉状態を選択して組立てることができます
●キャノピーは2ピースのクリアパーツで再現、開閉状態を選択して組立てることができます
・ コクピット内はシート、計器盤、サイドコンソール、操縦桿を精密な彫刻を施したパーツで再現しています
・ キャノピー枠を兼ねたバックミラーはエッチングパーツで再現しています
・ パイロット乗降用のラダーを再現したパーツが付属しています
●「F-5E タイガー 2」の機外兵装として
・ AIM-9L サイドワインダー ×2
・ 275ガロン 増槽 ×1
・ 150ガロン 増槽 ×2
が付属、所定の場所に装備させることができます
●ウェポンステーション用のパイロンを再現したパーツが付属
●付属のデカールで
・ マレーシア空軍 第12飛行隊 所属機 (M29-14)
・ シンガポール空軍 第144飛行隊 所属機 (823)
・ アメリカ海軍 VFC-13 (アグレッサー機/160795)
・ アメリカ空軍 第57戦術戦闘機航空団 第64戦闘飛行隊 所属機 (リザード迷彩のアグレッサー機/01573)
のうち、いずれか1種を再現することができます
●機体番号、国籍マーク、アグレッサー用の敵国籍マーク、ステンシル類を再現したデカールが付属
●2010年 完全新金型