エンタープライズ NCC-1701D クリアーバージョン
「エンタープライズ NCC-1701D クリアーバージョン (プラモデル) (amt スタートレック(STAR TREK)シリーズ No.AMT656 )」です
●「エンタープライズ NCC-1701D クリアーバージョン」を1/1400スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●テレビドラマ版「スタートレック・ネクストジェネレーション(以下TNG)」の主役である「NCC-1701D エンタープライズ」を再現したキットです
●クリアーパーツで成型された特別バージョンです【 「NCC-1701D エンタープライズ」について 】
●「NCC-1701D エンタープライズ」は、テレビドラマ版「スタートレック(TOS)」の主役として登場した「NCC-1701 エンタープライズ」を祖先とした宇宙船です
●この「NCC-1701 エンタープライズ」は、ロケット型や流線型の宇宙船が基本となっていた時代(1960年代後半)にあって、空気抵抗を考慮しない斬新なデザイン、円盤を基本とした船体構造により、現在にあっても最も人気、そして評価が高い宇宙船です
●1979年には映画版の「スタートレック」が完成、これに合わせて「エンタープライズ」も一新されましたが、優れた船体デザインはそのままに、各部をリファインする形で生まれ変わり、新型の「エンタープライズ」となりました
●その頃、テレビドラマ版の復活の機運が高まり、「TOS」から80年後という設定の、キャストを一新した「スタートレックTNG」が生まれることになります
●「スタートレックTNG」の製作にあたっては、「エンタープライズ」のデザインを大きく変更、従来の立体から映像化されることを考慮するのでは無く、映像化されたイメージを元に立体化が進められました
●これにより、従来の「エンタープライズ」の第1船体が真円状の円盤となっているのに対して、「TNG」版では横に長い楕円形となりました
・全体に流れるようなフォルムとなっており、これは映像の美しさと当時のデザイン的傾向からと思われます
●また、それまでの宇宙船とは異なり、乗員の家族も乗せることとされ、船内の容積も4倍と巨大化しました
●一方、「スタートレック」の映画は着実にシリーズ化が進み、第3作では「エンタープライズ」は自爆、第4作にはそれまでと同じ形の新造艦「NCC-1701A エンタープライズ」として復活登場します
・ 従来の「スタートレック」の世界観では、艦名は引き継がれるものの、艦の登録番号(「NCC~」)は新しくなることになっていましたので、このセオリーが変更されたことを意味しました
●このことから、「TNG」版の「エンタープライズ」は、初代「エンタープライズ」から数えて5代目に当たる「NCC-1701D」という登録番号を与えられました
●この「NCC-1701D エンタープライズ」は、「スタートレック TNG」で華々しい活躍を見せます
●「TNG」の作品自体は、当初は新しい世界観、クルーの設定などから一部のファン、視聴者は混乱しましたが、序々に演出とストーリーに厚みが増し、不動の人気を得るようになります
●「TNG」は1994年、第7シーズンを持ってテレビドラマ版は終了、その後映画化されて継続します
●しかし、「TNG」版の映画第1作「ジェネレーションズ」で、クリンゴン艦と戦闘となり惑星に墜落、その輝かしい活躍に終止符を打ちました
●その後、「TNG」の映画版では6代目となる「NCC-1701E エンタープライズ」が登場、この艦は「NCC-1701D エンタープライズ」よりも遥かに強力となるものの、派手なシーンが重要視される映画において、ボロボロになる損害を受けてしまうのでした【 「エンタープライズ NCC-1701D クリアーバージョン」のキット内容について 】
●この「NCC-1701D エンタープライズ」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「NCC-1701D エンタープライズ」を再現、大きな円盤状の第1船体に流れるようなフォルムを持つ第2船体が織り成す姿を楽しむことができる内容となっています
●また、同艦の特徴であるアズテックパターンを詳細に再現したデカールが付属、劇中での「NCC-1701D エンタープライズ」の勇姿を彷彿させることでしょう
●限定バージョンとしてクリアーパーツによって成型されています
・ クリアーパーツを利用して各部の電飾を楽しむことが可能です
●完成全長は45cmにもなる大型キットです
●デカールが新規となって付属、船体の複雑なアズテックパターンを再現したデカールも追加されています
・ プラッツ/AMT版(USS-3)のデカールとは異なります
●円盤状の第1船体と、下部に延びる第2船体とは分離が可能です
●「NCC-1701D エンタープライズ」は、第1船体、第2船体、左右のワープエンジンの4ブロックで構成されています
●第1船体は上下分割式、上部のブリッジ部は別パーツとなっています
・ ブリッジ後方のシャトルベイのデッキ、ドア部分は別パーツにて再現
・ 後部のインパルスエンジン噴射口は別パーツで、角形の形状が表現されています
●第2船体は上下分割式、第1船体と第2船体とを繋ぐドーサルネック部分は3分割式となっています
・ 前方のディフレクターは2分割された別パーツで再現
・ 第2船体上部に存在する戦闘ブリッジは別パーツ化されています
・ ワープエンジンナセル部は第2船体に一体成型されています
・ 第2船体用の左右のシャトルベイの扉も別パーツです
●ワープエンジンは上下分割式で、先端部(赤色の部分)と、側面のグリル部(青色の部分)とは別パーツとなっています
●マーキングは、説明書に詳細な塗装パターンが記載されており、艦名表示、艦隊表記、ライフポッド、そして全体に渡るアズテックパターンを再現したデカールが付属しています
・ デカールの貼り付け箇所は、説明書に詳しく解説されています
●宇宙艦隊マークをモチーフとしたディスプレイスタンドが付属しています
・ 第1船体分離用のスタンドも付属
●2011年 再販限定クリアーバージョンアイテム