ドイツ兵 ハリコフへの進軍 1942
「ドイツ兵 ハリコフへの進軍 1942 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6656 )」です
●「ドイツ兵 ハリコフへの進軍 1942」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットです
●各兵士フィギュアは、リラックスして佇んだ状態となっており、戦闘中以外はどのシーンでも登場させることが出来る汎用性が高いポーズがパッケージされた内容となっています
●各兵士フィギュアの服装は、国防軍兵は「M36野戦服」にブーツ姿、空軍兵は「フリーガーブルーゼ」にブーツ姿と、大戦前期の服装が再現されていますが、この服装は後期に於いても見られましたので、後の年代にも利用が可能です( もちろん、1942年以前の時代でも使用できます)
●各フィギュアは、頭部、胴体、両手、両足のパーツ分割となっており、細部のモールドはシャープで、階級腕章や勲章類も彫刻されています
各フィギュアについて
●空軍兵のフィギュアは、立ち姿で両手でヘルメットを持ったポーズ
・ パッケージの絵には、ヘルメットの弾痕を指差しながら微笑んでいる姿が描かれていますが、凹んだ状態のヘルメットは付属していませんので、ナイフなどで凹みの追加すると良いでしょう
●国防軍の機関銃フィギュア兵は、立ち姿で少しうつむいたポーズとなっています
・ 機関銃本体では無く、機関銃の負い紐を持った如何にも「機関銃兵」らしさが再現されており、多くの機関銃弾薬を背負った屈強の兵士です
・ パッケージには右腹部にライフル用のマガジンポーチ(G17)を取り付けるように指示されていますが、「機関銃兵」は通常の場合ライフルを携行しないので、代わりに機関銃用工具入れ(G8)を装備させるとより「機関銃兵」らしさが強調されるでしょう
● 国防軍の兵士フィギュアの1体は、両足を地面に付けながらライフルを持っているポーズ
・ パッケージの絵には、ヘルメットに草の偽装を付けていますが、キットには偽装バンドの付いたヘルメットは含まれていません
・ 逆に、パッケージの絵を参考に、プラペーパーなどでバンドを、ジオラマ素材で草木を作製し、偽装した姿を再現すると、より良い雰囲気が演出できると思います
●国防軍の兵士フィギュア1体は、立ち姿でサブマシンガンを押さえながら振り向いたポーズとなっています
・ サブマシンガンに、プラペーパーや板鉛などで負い紐を追加すると、肩に掛けているサブマシンガンを「押さえている」という状態が分り易いと思われます
●フィギュアパーツのランナーに付属する装備品パーツ
・ ヘルメット ×3
・ 略帽 ×2
・ ポンチョ ×4
・ 手榴弾 ×1
・ ベルト状機銃弾薬 ×1
・ 機銃用50発マガジン ×2
●ドラゴンGEN2の「Gパーツ」と、武装用「Wパーツ」とが付属、フィギュアの一部の装備品は、このパーツの中から選択して使用します
<ドラゴンGEN2用Gパーツ>
・ ヘルメット ×4
・ 双眼鏡 ×1
・ P-38 ピストル ×1
・ P-08 ピストル ×1
・ 飯盒 ×4
・ 柄付き手榴弾 ×3
・ MP-40用マガジンポーチ(2種) ×2
・ MP-43用マガジンポーチ ×2
・ P-38用ホルスター ×1
・ P-08用ホルスター ×1
・ ワルサーPPK用ホルスター ×1
・ 機関銃用工具入れ ×1
・ 雑嚢 ×4
・ マップケース ×1
・ ポンチョ ×4
・ 防毒シート ×4
・ モーゼル Kar98k用マガジンポーチ ×6
・ 銃剣 ×4
・ ガスマスクケース ×4
・ 水筒 ×4
<ドラゴン武装Wパーツ>
・ モーゼル Kar98k ライフル ×4
・ MP-38 ×1
・ MP-40 ×1
・ MP-40(ストック展開状態) ×1
・ MP38、MP-40用予備マガジン ×2
・ モーゼル Kar98k用5連弾クリップ ×4
●追加パーツ
・ 携帯シャベル ×4
●MG-34の負い紐を再現する為のエッチングパーツが付属
●2010年 完全新金型
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●ワンポイント
・ 第2次大戦の東部戦線において、ロシア南部に位置するハリコフは1941年から43年にかけ、ドイツ軍とソ連軍による争奪の激戦地となりました
・ この「ハリコフ」を巡る激しい戦いは、争われた時期によって「第1次~第4次」に分類され、1942年5月の通称「第2次ハリコフ攻防戦」は、ドイツ軍が占守するハリコフを奪還しようと、ソ連軍が攻勢をかける戦いとして記録されています
・ パッケージタイトルには「ハリコフへの進撃 1942」となっていますが、キットの内容は、個人装備品をフル装備、初期で良く見られた防毒シートを所持した国防軍兵士を再現しているので、「バルバロッサ作戦」時や、「ブラウ作戦」以前の装備が充実していた頃の兵士を再現していると思われ、大戦初期から全般に渡って使用することができるフィギュアセットとなっています
・ また、パッケージタイトルにある1942年には、まだ空軍野戦師団は編成されておらず、基本的には野戦の装備を持っているのは、飛行場警備要員か、野戦高射砲部隊の編成員かで、装備に関してはあくまでも軽装備でした
・ キットのような重装備、特に「歩兵」と同型の「重装備型」のサスペンダーを着用する姿は空軍野戦師団が編成された1942年11月以降、フィギュアの服装は冬服ではないので実質的には1943年の春以降の状態を再現しているものと思われます(それでもサスペンダーは「軽装備型」の装備例が多かったようです)