ドイツ軍 2号軽戦車
「ドイツ軍 2号軽戦車 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6102 )」です
●「ドイツ軍 2号軽戦車」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦におけるドイツ軍の「Sd.kfz.121 2号戦車(A~C型)」を再現したキットです
●フランス戦から独ソ戦初期に見られた、砲塔及び車体前部に追加装甲板を取り付けた「2号戦車(A~C型)」を再現した内容となっています
●ドイツ軍は大戦前の再軍備に合わせ、戦車を4系統に分け、「1号戦車」は訓練用、「2号戦車」は偵察及び主力戦車の繋ぎ的役割、「3号戦車」は主力戦車、「4号戦車」は支援戦車というカテゴリーにより開発が進められました
●「2号戦車」の最初の量産型の「A型」は、1937年7月に生産が開始、「2号戦車」の「初期型」とされる「A、B、C型」は、1940年4月までに各型合計1088両が作られました
●「2号戦車」の「A~C型」は、「20mm戦車砲 KwK30」を装備、重量は8.9tで最高時速40km/hを発揮し、最大装甲厚は15mm程度でした
●しかし、装甲厚15mmでは、対戦車砲どころか対戦車ライフルでも簡単に貫通することが可能で、ポーランド戦終了時から砲塔と車体前部に20mm厚の追加装甲板が取り付けられるようになりました
●「2号戦車」は、主力戦車とされた「3号戦車」の生産の遅延に伴い、大戦初期においては実質的にドイツ戦車部隊の主力となり、「ポーランド戦」、「フランス戦」、「バルカン半島戦」などで活躍、戦車の性能としては非力さが否めませんでしたが、作戦の妙と、諸兵連合、そして通信能力の高さなどから、緒戦の勝利をもぎ取ったのでした
●「2号戦車」は、「3号戦車」や「4号戦車」の生産の伸びに伴い、戦線から徐々に姿を消して行きますが、「マーダー 2」や「ヴェスペ」などの自走砲型への改造や、戦車部隊の偵察、連絡用車両、もしくは対パルチザンの後方部隊用として大戦終了時まで活用されています
●この「2号戦車(A~C型)」の追加装甲型を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「ドイツ軍 2号軽戦車」を1/100のスケールに沿った表現で再現、適度にディテールを省略しながらも実車のポイントを押さえた内容となっています
●また、キットを構成するパーツは5個で、10分程度で組み立てを完了することが可能で、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットです
●キットの素材は、若干軟質のプラスチックとなっており、ペーパーによる整形やプラ用接着剤によるパーツ同士の接着が可能です
●「2号軽戦車」本体は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「左右の足周り」の合計5パーツで構成されています
●砲塔は、砲身、同軸機銃と側面のクラッペなどが一体成型となっています
●車体上部は、マフラーが一体成型され、工具類はモールドにて表現されています
・ 追加装甲が施された角形の車体前部を再現
・ 一体成型されたフェンダーには、滑り止めパターンが彫刻されています
●車体下部はバスタブ式に成型されており、これに足周りのパーツを取り付ける構成となっています
●足周りのパーツは、サスペンション、転輪、履帯が一体成型されています
・ 履帯は、スケールに沿ったディテールの省略がされていますが、上部の弛みやセンターガイドも表現しています
●キットには、ウォーゲーム用の能力を示すカードと、旗のパーツが付属しています
●2011年 完全新金型