T-26M ソビエト軽戦車
「T-26M ソビエト軽戦車 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6113 )」です
●「T-26M ソビエト軽戦車」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦前に登場し、大戦初期におけるソ連軍の主力軽戦車である「T-26M」を再現、新型の砲塔を搭載した「M型」が表現されています
●イギリスの兵器メーカーである「ビッカース」は、第2次大戦前の軍縮ムードの中、収益確保の為に外国に販路を模索し、売り込み用の戦車として「ビッカース戦車」を輸出しました
●この「ビッカース戦車」には、第2次対戦前、戦車王国として君臨したイギリスの戦車技術が詰まっており、諸外国は「ビッカース戦車」を輸入、それぞれの国の戦車開発に多大な影響を与えることになります
●ソ連では、1930年に「ビッカース戦車」を購入、それを参考に「T-26」を開発します
●「T-26」は、「ビッカース戦車」の足周りやレイアウトなどを踏襲し、開発当初は並列式の2連砲塔を搭載していましたが、後に単砲塔型に変更されています
●単砲塔型には「45mm対戦車砲」を装備し、1932年から生産が開始、1937年には装甲が強化された新型の砲塔を装備したタイプが登場し、各型合計12000両と大量に量産されました
●「T-26」は、ノモンハン戦、スペイン動乱に投入、搭載する「45mm対戦車砲」は、当時の列強の戦車が搭載する火砲類よりも遥かに威力が高く、対戦相手に猛威を奮うこととなりました
●しかし、独ソ戦が開始されると、「T-26」の装甲の薄さが露呈、この戦車が持つ装甲は最大で25mmと、ドイツ軍が装備する主力対戦車砲である「37mm対戦車砲Pak36」に簡単に撃破され、緒戦において大量に損失してしまうこととなってしまいます
●このソ連軍の軽戦車「T-26 M」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「T-26M ソビエト軽戦車」は、1/100のスケールに沿った表現で、適度にディテールを省略しながらも実車のポイントを押さえた内容となっています
●また、キットを構成するパーツは5個で、10分程度で組み立てを完了することが可能で、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットです
●キットの素材は、若干軟質のプラスチックとなっており、ペーパーによる整形やプラ用接着剤によるパーツ同士の接着が可能です
●「T-26M」本体は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「左右の足周り」の合計5パーツで構成されています
●砲塔は、砲身が一体成型で、砲塔ハッチ、側面のピストルポートなどがモールドで再現
・ 砲塔は1937年から採用されたスマートな形状の新型砲塔が表現されています
●車体上部は、フェンダー、マフラーなどが一体成型されています
・ 操縦手用ハッチ、側面の視察口がモールドにて再現
●車体下部はバスタブ式に成型されており、これに足周りのパーツを取り付ける構成となっています
●足周りのパーツは、サスペンション、転輪、履帯が一体成型されています
・ 履帯は、スケールに沿ったディテールの省略がされていますが、上部の弛みやセンターガイドも表現しています
●キットには、ウォーゲーム用の能力を示すカードと、旗のパーツが付属しています
●2011年 完全新金型