ソビエト戦車 T-34/76 (Mod.1940)
「ソビエト戦車 T-34/76 (Mod.1940) (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6101 )」です
●「ソビエト戦車 T-34/76 (Mod.1940)」を1/100のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦におけるソ連軍の主力戦車「T-34/76」を再現したキットで、最初の量産型である「1940年型」が表現されています
●同社が展開する「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが想定されており、他のユニットとサイズを合わせるため1/100スケールとなっています
●「T-34」は、「BT戦車」の装甲強化プランにより開発された戦車です
●「BT戦車」シリーズは、「クリスティーサスペンション」による高い機動性と、当時としては強力な「45mm戦車砲」を装備していましたが、装甲は薄く、小口径の対戦車砲でも簡単に撃ち抜かれてしまいました
●そこで装甲を強化した戦車の開発が始まり、「A-20」という試作車が完成、この車輌は「BT戦車」の拡大型でしたが、最大装甲厚が20mmと強化され、全体に渡って傾斜装甲が取り入れられているのが特徴でした
●同車を元に、装甲と武装を強化した「A-32」、更にそれらをより強力した「A-34」が作られ、この「A-34」が1939年12月に「T-34」として制式化されています
●この「T-34」は、当時としては厚い装甲と、傾斜装甲の採用により強固な防御力を誇り、当時の戦車の主砲が「37mm砲」クラスの時代にあって、破格な威力を持つ「76.2mm戦車砲」を装備、また「クリスティーサスペンション」と幅広の履帯により機動力は優秀で、同時代の他国の戦車と比べて1歩、もしくは2歩も進んだ能力を備えていました
●同車は、大戦を通じて生産されたため、数度の改良が行なわれており、「~年型」と呼ばれています
●「1940年型」は、「T-34/76」の最初の生産型で、短砲身タイプである「76.2mm戦車砲L-11」を装備、駐退器を収めるための上部にコブが付いた防盾形状、ペリスコープが張り出した操縦手ハッチなどが特徴となっています
●この「T-34/76 1940年型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、同車を1/100のスケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、実車のディテールやポイントを捉えた内容となっています
●キットを構成するパーツは5個で、5分程度で組み立てを完了することが可能で、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットとなっています
●「T-34/76 (Mod.1940)」の本体は、砲塔、車体上部、車体下部、左右足周りのパーツ構成となっています
●砲塔は、砲身も含め一体成型となっています
・ 砲塔は旋回可能です
●車体上部は、フェンダーを含めて一体成型されています
・ エンジングリルのメッシュなどがモールドで再現
・ フェンダー上には、シャベル、牽引ワイヤー、予備履帯などが彫刻されています
●車体下部は、バスタブ式に一体成型となっています
●足周りのパーツは、転輪、履帯が一体成型されています
・ 履帯は、裏側のセンターガイドが再現
●ウォーゲーム時に使用する「T-34/76 (Mod.1940)」のスペックを表示したカードと、旗のパーツが付属しています
●2011年 完全新金型
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●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう