イギリス MBT チャレンジャー 1
「イギリス MBT チャレンジャー 1 (プラモデル) (レベル 1/72 ミリタリー No.03183 )」です
●イギリス陸軍、戦後第3世代のイギリス主力戦車である「チャレンジャー 1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「チャレンジャー 1」は、「チーフテン」主力戦車の後継車両です
●「チーフテン」戦車は、機動力では同世代戦車である「レオパルド」、「AMX-30」などと比べ機動力では劣りましたが、分厚い装甲と、当時としては強力な「120mm ライフル砲」を装備、東側の脅威から西側を守る強力な盾としての存在感を示していました
●中東地域においては、イスラエルを中心として戦争や紛争が絶えず、砂漠地帯という開けた土地において戦車の強固な装甲と、強力な砲火力は必要不可欠なものとなっていました
●特に「チーフテン」の前身となる「センチュリオン」はイスラエル軍によって最も信頼性の在る戦車として活躍を続けていました
・ イスラエルは、「センチュリオン」の後継車両としてイギリスに「チーフテン」の購入を打診しましたが、政治的な背景により断られています
●一方、当時親米国家で中東地域の警官的存在といわれていたイランでは「チーフテン」を購入、これは、強力な装甲と火力が砂漠地域の用兵に適していたからです
●そして、イランはより強力な戦車をイギリスに発注しました
●その結果、誕生したのが「シール」で、これは「チーフテン」をベースに当時開発された複合装甲を装備、より強固な防御力を持っていました
●しかし、イラン革命により政権が倒れると、「シール」の注文はキャンセルとなり、在庫を抱えるイギリスは、イギリス陸軍向けに改良を施した車両を「チャレンジャー1」として同軍で採用しました
●「チャレンジャー1」は、永らくイギリス陸軍の主力戦車として運用され、湾岸戦争にも参加、予想以上の活躍をしましたが、現在では全車退役し、後継の「チャレンジャー2」にその座を譲っています
●この「チャレンジャー1」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●スケールに沿った省略と、シャープなモールドにより「チャレンジャー 1」を再現、複雑なエンジングリルなど本車の特徴が再現されています
●砲身部は熱変化を防ぐためのキャンバスが一体モールドされています
・ 砲身は上下可動式です
●砲塔は左側面にバスケットが取り付けられている状態が再現されています
・ 砲塔は左右旋回可能となっています
・ 車長キューポラ部には機銃が別パーツ化、キューポラ上部には機銃の弾薬箱が付けられています
●履帯は、プラパーツによる一部連結式となっています
●デカールは2種付属
●パーツ数 : 129個
●完成時の全長 : 16.4cm
●2011年 再販アイテム