中国主力戦車 ZTZ96
「中国主力戦車 ZTZ96 (プラモデル) (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82463 )」です
●「中国主力戦車 ATA96」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●現用の中国人民解放軍の主力戦車である「96式戦車」を再現したキットです
●「T54/55」系列のデザインを踏襲しながらも、近代的な装備を身に纏い、複合装甲の採用により角形のフォルムへと進化した「96式戦車」が表現されています
●「96式戦車」は、ソ連戦車「T54A」をコピーした「59式戦車」の近代改良型の「88式戦車」をベースに開発された戦車で、ロシア製の「125mm滑腔砲」を搭載、現在の人民解放軍新鋭の主力戦車です
●人民解放軍は、ソ連との関係が蜜月だった時期に大量に「T54/55」戦車を輸入、ライセンス生産も図られ、「59式戦車」として10,000両余りが生産されました
●この「59式戦車」は、同軍の主力戦車として永らく運用されていましたが、さすがに旧式化が否めず、近代化の改造が施されるようになります
●また、「59式戦車」をベースとした近代化バージョンの戦車も開発され、「80式戦車」として制式採用、そしてこの「80式戦車」をさらに改良した車輌として「85式戦車」、「88式戦車」が作られます
●「96式戦車」は、この「88式戦車」をベースに開発された西側の第3世代(「レオパルド2」や「M1 エイブラムス」など)に対抗できる能力を持たした新型戦車で、ロシア製の「125mm滑腔砲」を装備、砲塔と車体の前面には複合装甲が使用されています
●そして、レーザー測遠機、環境センサー、弾道計算機が搭載され、従来の人民解放軍の戦車よりも高い射撃能力を誇っています
●この「96式戦車」は、最新鋭の「99式戦車」と並び、人民解放軍の主力戦車として配備されていますが、中国の戦車としては高価なために、第1線級部隊のみの装備となっています
●この「96式戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「96式戦車」のフォルムをシャープに再現、ディテールはパーツの細分化などにより細かく表現されていますが、実車の形状が複雑ではないために、履帯パーツを除くと現用の戦車キットとしてはパーツ数が少なく、比較的組み易い内容となっています
●砲身は左右2分割式となっており、サーマルジャケットが表現されています
・ 砲身は上下可動式です
●砲塔は、上下分割式となっています
・ ペリスコープガードを再現するエッチングパーツが付属
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 排莢ハッチは別パーツです
・ 車長用のペリスコープは別パーツで再現
・ 砲塔側面に装備される機銃用の弾薬箱ケースが再現
・ スモークディスチャージャーは1基ずつが個別にパーツ化されています
・ 対空機関銃架は細分化されたパーツ構成となっています
・ 「12.7mm 重機関銃」は、先端部のフラッシュハイダーが開口されており、スライド式金型により銃口も開口処理済みです
・ 砲塔部は左右旋回可能です
●車体上部は、中央の本体部分と、左右のフェンダー部の分割式となっています
・ 操縦手用のペリスコープは別パーツです
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ エンジングリル部のメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています
・ 補助燃料タンクの配線を再現するラバー製のチューブが付属
・ 牽引ワイヤーは、アイの部分がプラパーツで、ワイヤー本体は金属製ワイヤーとなっています
・ フェンダー部は、フェンダー本体と上面の雑具箱、サイドスカートの3分割式です
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは別パーツとなっています
・ 転輪は、本体部分、ハブキャップ、リム部の3分割式です
・ 履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式となっています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書にカラーの5面図で記載されており、マーキング指示に基づく、国籍マークと車体番号を再現したデカールが付属しています
●2011年 完全新金型(履帯パーツを省く)