M4A3 シャーマン 105mm榴弾砲
「M4A3 シャーマン 105mm榴弾砲 (プラモデル) (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ No.旧020 )」です
●第2次世界大戦末期におけるアメリカ軍の火力支援戦車「M4 105mm榴弾砲」を再現したキットです(キットの表記では「M4A3」となっていますが、「M4」の間違いです)
●「M4」中戦車シリーズは、アメリカ軍及び連合軍の主力戦車で4万両余りが生産、第2次大戦での勝利に貢献しました
●「105mm榴弾砲」搭載型は、「M4」と「M4A3」の車体が存在し、各型合計4600両余りが生産、防盾装甲の分厚さから突撃戦車として用いられ、敵防御拠点の撃破などに活躍しました
・ 「M4」の純粋な後期型車体はこの「105mm榴弾砲」搭載型だけであり、「75mm戦車砲」搭載型は「コンポジットハル」と呼ばれた前面が鋳造となったタイプとなっています
●この「105mm榴弾砲」搭載型は、その生産後期に水平懸架サスペンション(HVSS)へと変更されて機動力が向上、大戦末期に登場し、アメリカ軍、イギリス軍、自由フランス軍などで使用されました
●この「M4 105mm榴弾砲搭載型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「M4 105mm榴弾砲搭載型」をシャープに再現、キット自体は古いものの実車のポイントやディテールが押さえられており、同車の魅力が表現された内容となっています
●「M4 105mm榴弾砲搭載型」の「105mm砲」砲身は一体成型となっています
・ 砲身は上下可動式です
●防盾は3パーツの構成となっており、防盾周りの防塵カバーの取り付け枠がモールドされています
●砲塔は一体成型で、これに車長キューポラ、排莢ハッチ、「M2 重機関銃」、機銃固定具などを取り付ける構成となっています
・ 車長、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ アンテナ、サーチライト、機銃のトラベリングロックなどが別パーツで再現
・ 砲塔は左右旋回が可能です
●車体上部は一体成型となっており、エンジングリルデッキは別パーツです
・ 前方機銃、前照灯、ホーン、尾灯、トラベリングロックなどが別パーツにて再現
・ 操縦手、前方機銃手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 車体後部の車載工具類は車体にモールドで再現、シャベルは別パーツとなっています
●車体下部は各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ HVSSサスペンションは、本体部分とコイルスプリングとで構成されています
・ 各転輪は左右分割式となっています
・ 履帯は、ラバー素材によるベルト式です
●フェンダーはサイドスカートと一体成型となっています
・ 予備履帯が別パーツにて再現
●車長を再現したフィギュアが1体付属しています
●5種類のマーキング例が説明書に記載されています
・ 第20機甲師団 第711戦車大隊 A中隊
・ 第20機甲師団 第763戦車大隊 B中隊
・ 第7機甲師団 A戦闘団 第17戦車大隊 C中隊
・ 第7機甲師団 第31戦車大隊 本部中隊
・ 自由フランス軍
●マーキング例に基づく、国籍マーク、部隊表記、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 品番替えリニューアルアイテム